イレグイ号クロニクル Ⅱ

魚釣りの記録と読書の記録を綴ります。

体の点検

2011年08月19日 | Weblog
今日もがんばって陸上からの白兵戦を試みようと早起きしたら雨が降っていた。

仕方がないので再度布団へ逆戻り。
ここ1ヶ月ほど腰の左辺りが痛いので近くの内科へ体の点検に行ってきた。
肝臓は体の右辺り、すい臓や腎臓は左辺りが痛くなるらしい。

僕が入社した頃から一緒に魚釣りによく行っていた上司は50歳を手前にして他界した。もう13,4年も前のことだ。公私共にいろいろ教えてもらってお世話になった。仕事の仕方も基本のことはすべてこの人から教わった。
棚卸の数値の一覧表や毎月月末に出す利益予想の計算シートはこの人から教えてもっらたやりかたを引き継いで仕事を続けていたが、久々に現場に戻ってみるとその書式はそのまま使われていた。こいつらは全然進歩がないなとあきれるとともに、あの人の残したものがそのまま息づいていると思うと少しうれしくなった。そんなことを知っているのは僕だけなのが悔しいが・・・。

磯のフカセ釣りの師匠も50歳を待たずに他界した。10年近く前のことだ。
近しい人、それも趣味を同じくする人が50歳までに二人も逝ってしまったものだから漠然と人生の境目は50歳くらいにあるのではないかと考えるようになった。ここを乗り切れたらあとは父親が他界した70歳まではなんとか生きられると勝手に解釈している。
この二人とも最後の釣行に同行していたというのも不思議な縁であると思う。

僕もすでにその境目に足を踏み入れてしまった。最近は少し体が痛いとこれはまずいのではないかと思うようになった。
特に背中が痛いとひどく心配してしまう。父親も元上司もすい臓を悪くして逝ってしまったが二人とも「腰が痛い」というのが発端であった。
かといって病院に行くわけでもなく放りっぱなしだったが気休めでも診てもらっておこうと、やっとその気になった。

血液検査と、エコーの検査。
エコーといえばこれはまったくそのまま魚群探知機ではないか!!。先生はよくしゃべる人で実況中継をしながら診察を続けてくれる。僕には体のどこの部分の映像かなどというのはまったく解らないがなかなか詳しく話をしてくれる。僕も魚探を見ながらこれほど詳しく海底の様子を解説できたらもっと魚が釣れるのに、と自分の体のことはどうでもよくそんなことばかりを考えていた。

今日の雨は秋雨前線がもたらしたものらしい。短パンで原チャリを転がしていると肌寒さを感じるほどだ。今年は思いのほか秋の訪れは早いのかもしれない。
僕も早く秋の釣りの支度をしなければならない。
コメント
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