イレグイ号クロニクル Ⅱ

魚釣りの記録と読書の記録を綴ります。

「開高健の文学論」読了

2010年08月06日 | Weblog
開高健 「開高健の文学論」読了
こんな本を読んでいると、世の中で名を成す人というのはやっぱり理科系の人なのだとつくづく思う。
たとえ文学といえども論理的に分析をして分類をして体系化する。そして自分が世の中へ出て行く道を切り開く。
そういえば、ビートたけしも明治大学工学部出身だものな。きっと野村監督なんかも理科系の頭を持っているのだろう。

カフカと梶井基次郎のわかる人が理科系ということだろうか。
僕にはまったくわからなかったのでやっぱり100%文系ということだろう。う~ん。これからも適当に生きてゆこう。

掲載されている文章のいくつかは自身の著作についての書評みなっているが、それぞれどんな意味を持って書かれたかが書かれている。こんな解説をしてもらわないと僕にはやっぱりよくわからない。
残念ながら僕には開高健を読む資格はないのかもしれないが、それでも読み続けていきたいものだ。

コメント
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