写真①:「新穂高ロープウェイ」の上り口になる「新穂高温泉駅」
=岐阜県高山市奥飛騨温泉郷新穂高温泉で、2012年10月7日午後1時10分撮影
〈尾張・美濃・飛騨・町歩きスポット〉6
:新穂高ロープウェイ
思いがけずに世界文化遺産・飛騨白川郷(岐阜県白川村)を見物できて気を良くした10月6日夜は、奥飛騨・新平湯温泉の「古宝館」に泊まり、温泉でくつろぎました。翌7日朝、中部山岳国立公園の「新穂高ロープウェイ」観光に出かけました。
北アルプスを一望できる展望台へ通じる「新穂高ロープウェイ」は、まず第1ロープウェイ(高低差188㍍)に「新穂高温泉駅」から「鍋平高原駅」まで4分間乗ります=写真②=。
写真②:「新穂高温泉駅」へ下る第1ロープウェイのゴンドラ(向こう)到着を待つ観光客
=7日午前10時25分撮影
第1ロープウェイのゴンドラ(定員45人)のガラス越しに、急斜面の山肌を染める広葉樹の紅葉(黄葉)=写真③=が観賞できました。
写真③:第1ロープウェイのゴンドラのガラス越しに見る広葉樹の紅葉(黄葉)
=7日午前11時15分撮影
第1ロープウェイの次は、第2ロープウェイ(高低差845㍍)上り口の「しらかば平駅」まで2分歩き、同駅から日本唯一という2階建てのゴンドラ(定員121人)に乗って7分後に標高2,156㍍の「西穂高口駅」へ到着。第1、第2ロープウェイの往復乗車料は、2,800円でした。駅付近の気温は10度で、さすがに高山に来たな、と寒さを感じます。
「西穂高口駅」でゴンドラを降り、同駅舎屋上にある展望台に立ちましたが、あいにく霧がたちこめていて、展望はできませんでした。北アルプスの峰々を描いた方位地図=写真④=を見て、霧の向こうにそびえる西穂高岳(標高2,909㍍)や槍ケ岳(同3,180㍍)などの連峰を想像しました。
写真④:「西穂高口駅」屋上の展望台にある北アルプスの方位地図
=7日午後0時5分撮影
展望台そばには遊歩道が整備されており、沿道にクマザサや水芭蕉が生えた高山の自然を歩いて楽しみました=写真⑤=。
写真⑤:遊歩道を散策するリュック姿の観光客たち
=7日午前11時45分撮影
7日夜の宿も、6日と同じく高山市奥飛騨温泉郷・新平湯温泉の旅館「古宝館」。6日の夕食=写真⑥=は、飛騨牛のとろける様な「しゃぶしゃぶ」や岩魚の塩焼きでしたが、7日の夕食は飛騨牛の朴葉ステーキでした。
写真⑥:飛騨牛の「しゃぶしゃぶ」の「古宝館・」夕食
=6日午後6時30分撮影
8日の朝食=写真⑦=には、温泉卵や朴葉味噌を焼いてご飯に付けていただきました。「古宝館」の水源は、奥飛騨の3億年前の化石の地層から湧き出るミネラル豊富な『奥飛騨・古代宝水』といい、ミネラル豊富で美肌効果が高く、『延命の水』として料理にも使い、宿泊客のお風呂上がりや朝起きた時の飲料水にペットボトルに入れて持ち帰っていただいているという。確かに美味しい水で、ボトルに入れて宿を出ました。
写真⑦:「古宝館」の朴葉味噌焼の朝食
=8日午前7時30分撮影