吉村青春ブログ『津屋崎センゲン』

“A Quaint Town(古風な趣のある町)・ Tsuyazaki-sengen”の良かとこ情報を発信します。

2008年10月1日/〈日記〉278・八女市福島・話食茶屋

2008-10-01 14:40:56 | 日記
写真①:話食茶屋「ひるよけ」の外観
     =八女市福島地区で、2008年9月28日午後1時32分撮影

 「津屋崎千軒 海とまちなみの会」(略称・「海とまちなみの会」)の町づくり先進地視察団の一員として、9月28日に訪れた福岡県八女市で昼食に立ち寄った話食茶屋「ひるよけ」の様子を紹介します。

 八女市役所から歩いて5分、市の情報発信施設「横町町家交流館」の向かいの同市本町にある話食茶屋「ひるよけ」は、2階建ての町家=写真①=です。築150年の元「麹屋」を改装し、食事処としてオープン。

 「ひるよけ」とは、八女弁で「昼休み」の意味。昼食のメニューで、一番人気なのが「ひるよけ膳」=写真②=です。鶏ステーキや手作り豆腐などが付いて、1,480円。


写真②:「ひるよけ膳」(1,480円)
     =話食茶屋「ひるよけ」で、9月28日午後0時46分撮影

 「ひるよけ膳」より千円高い「たまがる膳」=写真③=は、鶏ステーキがビーフに替わり、2,480円。「たまがる」とは、八女弁で「びっくりする」の意味です。


写真③:「たまがる膳」(2,480円)
     =話食茶屋「ひるよけ」で、28日午後0時45分撮影

 「ひるよけ膳」、「たまがる膳」とも、デザート(「たまがる膳」の方は、より豪華)とコーヒー付き。両膳より食事量が少なく、デザートは付かない「ひだるか膳」=写真④=は最もお安い980円です。「ひだるか」とは、「腹がすいた」の八女弁。


写真④:「ひだるか膳」(980円)
     =話食茶屋「ひるよけ」で、28日午後0時46分撮影

 話食茶屋「ひるよけ」玄関の上がり口=写真⑤=には下駄箱があり、暖簾を潜って和室に入る雰囲気は、いかにも町家の食事処にぴったりで、落ち着いて食事を楽しめました。わが「津屋崎千軒」の町並みには、こんな町家で食事できる店が1軒もないのが残念です。


写真⑤:下駄箱の横にある暖簾を潜って和室に入る上がり口
     =話食茶屋「ひるよけ」で、28日午後1時32分撮影
コメント
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