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気付きの科学 新世界版

ここで言う 「気づく」という意味は、空(くう)の状態から、在る状態に引き出す意識的行為・・すなわち創造のことです。

(31)現実という「夢」

2021-12-17 06:48:00 | 意識の科学(総合編)

あなたがある夢をみた。

次に日には別の夢をみた。

それぞれの夢の内容・物語はなんとなく漠然としているだろう。

漠然としてはいるが、

その夢をみている「わたし」には気付いている。

誰か、他人様がみているわけではない。

 

それがどのような夢の物語であっても、

わたし・・という意識がそこにある。

色々な夢に気付いている‥主体は・・

つねに・・わたし・・ひとつ・・である。

 

観られる対象(夢・世界・肉体)ではなく、

対象を観ている者が・・・変わらない‥普遍のものである。

また観ること・・に永遠に気付いている者が

・・真のわたし・・真我だ。

 

起きては消えるという・・時間軸を超えているため、

永遠というしかない。

 

無数の人生を経験する者を

様ざまな人生を観ている者を・魂という。

仮に1回だけの人生で終わり・・というならば、

それは魂ではない。

それがこの世独特の大きな、真っ赤な嘘であることがわかるだろう。

現に今・・あなたは人生を観つつ経験している。

あなたは様々な事象に既に気づいている、

それは絶対に間違いがないはずだ。

 

夢を観ていようが現実に没入していようが、

ウソと誤魔化しで固められたマインドの迷路にいようが、

 

ウソだろうが・真実だろうが・・騙されていようが、

”意識がある”こと

・・・・気づいているではないか!

 

 

観ている当の者は・・観られている対象そのものではない。

あなたがみかんを見ているとして、

あなたはみかんそのものではないと同じことだ。

 

夢や現実という、観ているその物語は、

それが如何に詳細・意味深いものであっても、

”あなた”そのものではないということである。

 

今生きている現実という、実に広大で複雑な世界も、

あなたが気づいていて、肉体で知覚し、マインドで認識し、

とんでもなく意味深そうでかつ深刻であっても、

それはあなたという意識が観ているものである。

・・

それはあなた自身ではない。

 

あなたは気付きの集合体・・意識であり、

意識によって・・”観られているもの”ではない。

観られている対象としての世界は、

意識の言わば光(波動)によって、

時空というスクリーン上に展開される物語に過ぎない。

 

あなたである神は、

すなわち気付きの集合体としての無限の意識は、

いわゆる神・根源であるがゆえに・・

その物語の中に入り込んでそれを自らのものとして経験できる。

そのさまざまな物語のフレーム、仕組み、基本的あり様のことを

次元の多様性といって良い。

その中でも最も物質的な世界が、地球のような3次元世界である。

物質的であるがゆえに、

マインド、精神・意識という、

高次元的レベルから離隔したあり様となる。

・・・

それが今までのこの地球という、

今では小さくなってしまった、3元的時空認識の世界である。

 

 

 

本日も拙い記事をご覧いただきまして、誠に有難うございました。

 

また、ご感想、疑問、問いかけ、シェアしたいこと等があれば、

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(30)転生と記憶

2021-12-09 06:21:44 | 意識の科学(総合編)

転生するのは「魂」と呼ばれるものだ。

当然ながら、肉体が転生するのではないことは明らかだ。

肉体が消滅しても、魂が残され持続されることを「転生」といっている。

・・

それは例えばパソコン(ハードウエア本体)とプログラム・データ(ソフトウエア)の関係のようでもある。

多分パソコンや端末機器などを使う人ならば、

誰でも経験しているはずだが、

パソコンが壊れたら、また新しいパソコンを購入して使う。

その際に、

以前に使っていた様々なデータファイル(記憶情報)を再びインストールすれば、

新しい別のパソコンでも、以前と同じような動作を再現することが出来る。

 

パソコンや携帯端末などの機器・機種が違っても、

以前と同様の働きを再現・続行することが出来るのである。

人によっては、何度も経験しているのではないだろうか。

 

パソコンや端末の本体とは違い、記憶され移植される”プログラム・データ”は、ほんの小さなUSBメモリなどに記憶できるデータ・信号である。

つまり、記憶・情報ということになる。

これは本体機器・ボディとは本質的に違うことがわかるだろう。

 

片や大きさや重さをもつ「物質ボディ」であり、片や物質的とは言えない・・いくらでも小さく記録可能な「記憶・情報」なのだ。

・・・

「肉体ボディ」は物体としての機能であり、「プログラム」はそれをどのように活動させるかという機能を生み出すものである。

これは肉体とマインドとの関係でもある。

 

通常は、肉体とマインドは混然一体となっているように感じているため、

それを一緒のもの、あるいはすべて肉体の機能であると考えがちである。

しかしながら、

よくよく自己観察が出来るならば

肉体とマインドは違うカテゴリー、あるいは次元に属していると知ることになる。

 

機器本体(ボディ)と、それを動かすプログラム・データは本質的に違うカテゴリーであり、

これが「肉体」と「魂」との関係に似ていることがわかる。

肉体(機体)は1回だけであるが、魂は持続・再現可能なものだ。

また、再現するためには「記憶」が必要である。

したがって、転生は「記憶」の持続が必要なのである。

・・

しかしながら、

「魂」という概念をどういう風に意味づけるかによるが、

魂を、人の存在としての”本質・根幹・原因”としてとらえた場合には、

魂は記憶そのものというわけだはなく、転生・進化する魂の一部には必然的に、様々な「記憶」が二次的に付随しているという事である。

 

あなたが人間として生まれた・・ということは、

既に、人間経験をするべくして生まれた、

持続することを可能とする、つまり経験・記憶があるからなのである。

あなたが、今生きて在る・・ということは、

かつても、生きて在った・・ということを意味するのだ!

今・・在るというは・・・過去も未来も・・在るということだ。

 

つまり、転生する「魂」には、様々ないわゆる過去生の経験や体験の「記憶」も付随しているということだ。

そうであるがゆえに、転生するたびに、魂の記憶が増大しつつ結果的に進化するのである。

例えば、

幼稚園生と小学生はその経験と記憶、それを活かす選択肢や行動・表現も違うのである。

ところが、

転生をするのに、どんな情報も持たず、一回一回記憶を持たず、毎回毎回ゼロからの立上げであれば、それは「転生」とは言わない。

わたし・・人間、いつも初めてです・・みたいなものである。

この世界は、まるでそんな信念が主流になっていたであろう。

あなたもそういう風潮の中で生まれて来たのではないか。

人間は知的な動物であって、偶然生まれ・そして死んだら土に還る。

それは肉体を見てそう言っているだけである。

 

われわれは、まるでパソコンの進化の仕組みにも劣る・・

一回ぽっきりの単なる機械体(肉体)である・・

などというような・・??

一体全体・・どんなに無知で無明な世界だったのか?

なるほど、

そういう観念的閉鎖世界に生きていたということは、

これまた奇跡と言わねばなるまい。

 

 

 

本日も拙い記事をご覧いただきまして、誠に有難うございました。

 


(29)転生の仕組み 自然の理

2021-12-02 07:18:17 | 意識の科学(総合編)

高みから低みへ流れるのがエネルギーだ。

上空から地上へ物が落ちるのは、重力のせいだが、

物は重力エネルギーが高いところから低いところへ移動するということだ。

物質の運動は、高いエネルギーから低みへと展開する「姿」を現している。

物質はエネルギーそのものというのは有名なアインシュタインの発見だ。

 

E(エネルギ)=MC^2(質量kg×光速の2乗)

そしてエネルギーは保存される、保存とは・・消えないで続いてゆくことだ。

それがエネルギーの基本性質である。

でもそれ、エネルギー自体は目には見えない。

目に見える物質は・・物質だが・・エネルギーの顕現したものであり、

エネルギー自体ではない。

 

エネルギーは、物質になり振動になり、温度に変換され音にもなる・・

そういう物理現象の背後にある・それらの元になる・・・普遍的な・・何かとされている、それがエネルギーであり、

そのエネルギーは保存され、様々な運動や振動として連続して伝わる。

エネルギーが保存しながら様々な現象に転化して行き、

空中に放散したならば、その物質、形態、現象は消えてなくなるけれども、

エネルギーは空中に保存されているのである。

エネルギー自体は・・・決して消滅せず、保存されるのだ。

現代科学では・・これは基本中の基本・・常識である。

・・・

さて、人間の転生に関しても同じことなのだ。

転生するとは、「魂」が・・次へ転がって生き続ける・・意味であれば、

「魂」自体は・・目には見えないエネルギーに相当することがわかるだろう。

自然界・宇宙の仕組みはフラクタル(相現象)でシンプルなことを知っている人であれば、

魂を、普遍的なエネルギーと捉えることは十分可能ではなかろうか。

それは消えることなく、保存され次々と展開するものであることが、大自然の理から見て・・当然のことだと気付けるだろう。

 

ここまでは、地球上での一般的な概念で話をしているわけだが、

転生をする主体としての「魂」が、

自然界の物理的諸現象の原因・元にあるエネルギーと、

同じ働きを持つものであると理解することが重要だということだ。

 

 

・・・

 

エネルギー・・諸現象の背後にある、原因としてのエネルギー、

魂・・・人生の諸経験の、背後にある原因としての魂、

簡単に言えば、

転生の主体である・・魂が・・エネルギーと同一の仕組みであり、

それは保存されて、別の形態(人生)に転化する・・・。

つまり生まれかわり、転生が存在する・・という仕組み(法則)だ。

 

「あんたその物的証拠はあるのか?・・・」

そういうことを言いたい人もいるだろう。

たいそうなことを言うが、証拠は・・?なんだ・・・である。

・・

しかしながら、

物的証拠を求める気持ちはわかるが、物を用意しても証拠にならない。

その現象を説明する背後にあるもの(法則)なので、

目に見えない物を、その人の前に提示したりすることはできない。

 

つまり、

自分で経験する以上の・・証拠はないのである!

そして、今あなたが生きて在る・・ことがその証拠である。

だからこそ、自分自身を知ることが大事なのだ。

 

・・・

その転生があるからこそ・・今ここに、この次元世界に、

生まれ、そして存在しているということなのだ。

あなたもわたしも、一回ポッキリ、単発のインパルスのような

偶然起きた・・刹那的な存在ではなく、

 

一連の転生ストリーム、転換し続ける生命表現のサイクル(波)そのものであるという事なのである。

 

従って、その・・人生を送っている・・それそれの・・わたし・・

自己自身を探求する以外に道はないということだ。

 

・・・

このブログをご愛読の方はそうではないだろうが、

たまたまある人は、よぎる想いがあるかもしれない、

「そうは言うけど、証拠が無ければ・・・ねえ、・・(疑笑)」

 

つまり、他者にその証拠を・・求めている、

誰かがその証拠を見せてくれることを待っている・・・。

というよりも、証拠が無ければ嘘に決まっている・・としたいところだ。

例えばそうならば、・・・

それって、おかしいんじゃないの?・・・

ということにもなるのだが、余計なお世話だろうか。

また、もうすでに、

そういう時代ではなくなりつつあることに気付けるだろうか。

 

 

(つづく)

例えば、映画を見る場合には、

親に連れられ、嫌々嫌いな映画を観ることもあるかもしれないが、

大人になれば誰も皆、自分で決めているはずである。

同じように、

どのような人生かも、最終的には自分で決めているのである。

ここで言う 自分とは、人生の因である魂のことだ。

 

 

本日も拙い記事をご覧いただきまして、誠に有難うございました。

 

 

 

 


(27)意識の顕現=世界

2021-11-10 07:03:14 | 意識の科学(総合編)

わたしが眠っている間には、

わたしにとって外的世界があるという確証はない。

 

一体それがどういう意味なのか?

 

・・・

言い換えれば、

意識が目覚めていない間は、世界は知覚されない。

知覚されないということは、存在自体を証明できない。

あなたの意識が目覚めていないことを「無意識」とすれば、

あなたが「無意識」の間は、世界は・・あるのか無いのか・・不定という言い方もできる。

 

すくなくとも、世界が先にあるのでなく、意識が先行するということだ。

世界があってその結果・・意識があるのではなく、

意識があって、その結果・・世界があるということだ。

 

世界とは現象世界とも言われるように、出来事・結果の集合したもの。

それらは結果に過ぎないということはこれからもわかる。

 

3(4)次元的認識世界では、

人間は宇宙に生まれる、小さな物質・形であると認識する。

もちろん複雑な人体構造や思考があると知ってはいるが、

あくまでも、膨大な空間の中に存在する・・小さな肉体であると思っているのだ。

 

例えば、自分自身のことを思考する肉体とでも思っているのである。

しかしながら、自分の肉体さえも・・意識の観察対象なのである。

鏡に映るあなたの姿を観て・・・あー自分はこの体だ・・

などと言う(付加された)想いが起きるが、

実際には、肉体の姿を見ている、観ていることが・・・起きているのである。

体が存在していると・・・知るのは・・誰か?

わたしの体の視神経、神経組織、頭脳であると・・思っているが、

それに気づいている・・ことが、起きているのである。

気付いていることが起きていることは・・「意識」‥の働きだ。

 

 

 

これはちっぽけなことではなく、

全世界・宇宙をも気づいている宇宙意識の働きの一部なのである。

宇宙すべてが意識の顕現であり、

あなたが宇宙に気づいている・・その宇宙も無限大に拡散している。

意識とは・・実に膨大極まりない・・広大無辺、無限そのものである。

・・・

ここまで何度も説明したように、

あなたがいなければ・・・あなたの世界は存在し得ない。

あなたがいるからこそ・・あなたの世界・宇宙が存在している。

あなたの世界の・・根本原因(根源)であるという事なのである。

 

それを知らない・・気づかないということは、

自分・・つまり、意識的主体としての‥自己が・・

わたしの世界の創造者であることに気付かないのと同義なのである。

神であるあなたが。。自らがそうであることを忘れている・・のである。

 

あ、そうなの?・・神であれば、

明日の生活を何とか良くしたいが・・すぐに役に立つだろうか?・(笑)・

しかしながら、

単なる知識を読んで覚えたところで、何かに役立たせようとするプラグマティズムレベルで留まっていよう。

 

「わたしが在る・・」という事実にまともに向き合う・・

毎日毎日の存在している、そのありさまを真面に見ること、

自分自身の・・今在る・・生きざま・・を観察して確証を得るまでは、

創造者としての自覚は単なる概念の重みでしかないかもしれない。

・・・

肉体ではなく、意識である自己に気づくこと、

これは今までの地球上の唯物論的世界という常識観念の中で、

漠然と通り過ぎていたことであり、

ここは、深く深く自己認識すべき重要なところなのだ。

 

意識が無ければ、どんな世界も無い。

 

あなたの意識が無ければ、あなたの膨大な知覚世界は無い。

あなたがいなければ、あなたを含め「他の人」もいない。

他の人がいなければ、その人たちの知覚世界を共有することもできない。

つまり人類集合意識さえも存在できない・・・。

さらに、宇宙全域の様々な生命たちも存在できない・・だろう。

 

そんな馬鹿な!・・

わたし・・意識が無ければ・・宇宙全体が存在できないなんて、

あるわけないじゃないか!・・

と思うものである。

 

わたし(意識)がいなくても、人類は存続しているし、地球や宇宙もあるんだと、そういう風に思って当たり前なのだが、

やはり、

わたし意識が無くて・・どうして他の人、集合意識などがあると証明できようか?

 

繰り返しになるけれど、

あなたが熟睡している間、いわゆる無意識のあいだ

世界が存在していると、・・その時・・

”あなたは”どうやって証明できるのだろうか??

・・・

 

さらに、

”意識”が世界や物質・形に先行すると理解できるならば、

その認識レベルでは、どんな世界が顕現されるのだろうか?

またその場合、我々が小さな時間空間に幽閉されているという、その現実そのものも、

まるで子供のお遊びゲームのようなものだったということを悟るにちがいない。

 

 

 

本日も拙い記事をご覧いただきまして、誠に有難うございました。


(26)眠りに気づく

2021-11-07 07:55:55 | 意識の科学(総合編)

私たちは皆、

毎日、睡眠と夢、そして毎朝起き出しての実生活の経験を繰り返している。

これは生きていること、存在様式の基本中の基本である。

存在様式のすべて、24時間を大きく分ければ、

熟睡、夢、そして目覚めてからの生活である。

そして主に、毎朝目覚めてからの”実生活”が重要な全てだと考えている。

 

しかしながら、眠り、夢、覚醒時(生活)の3つの

この一連の流れは実はすべて「意識」の状態遷移のことである。

 

自分への自己認識、自己覚知が肉体レベルで固定されていれば、

つまり、わたしは肉体存在である・・という潜在的信念であれば、

肉体が活動している状態だけが、存在のすべてであると考える。

眠りなど単なる肉体の休息、夢は単なる妄想などと考えるのである。

 

何の意味も無い、どんな生産性も無い、何の役にも立たない・・

そう想って無視しているということだ。

また、特定の修行者だけが行うと考えている「瞑想」も、

はなから眼中にない。

そんなのなんの役に立つ?・・である。

・・・

肉体レベルの世界知覚が存在のすべてと信じていることは、すなわち4(3)次元的時空間認識レベルであることを意味している。

目を覚ませば、ただただ、物理的に説明できる世界があって、そこで様々な事物・人物が動き回っていると「知覚」しているだけのことだ。

また、自分はその中の動き・考える単なる肉体であると考えている。

つまり、自分さえも4(3)次元的時空枠の1つの肉体に過ぎないとしているのである。

・・・

人間は、この4次元的時空での活動のすべてを観察しているわけだが、

そこに「意識」の存在認識がどこにもない・・。

 

世界があると知覚、認識しているのは「意識」が故であるという、

重大な気付きが・・無いあるいは希薄であるという事である。

 

しかしながら、読者はすでに ”意識” に気づいているだろう。

一連の眠りも、夢も、現実も・・すべて・・私自身の状態であるということ。

そこに共通するのは、肉体ではなく「意識」であるということだ。

 

無意識・・夢、現実・・すべて共通するのは・・意識だ。

なお、ここで「無意識」は・・顕在化していない意識の意味である。

 

もうすでに十分経験していることを、ことさら確認すると・・・、

熟睡中は・・肉体の感覚もマインドも生じない。

自分が存在しているという意識的自覚すらない。

 

つまり、

何時間かの熟睡中・・あなたは、存在していることを知らない。

このまま続くと・・・あなたはいつまでたっても自分の存在はおろか、

毎朝訪れるこの世界での経験も永遠に訪れないだろう。

それは一種の「死んでいる」状態といって良い。

英語で言う・・He is dead・・なぜか(is)である。

 

永遠に眠る・・ならば、

あなたの意識・・気づくことが起きる、あるいは目覚めない限り・・・世界等永遠に存在しないだろう。

 

あなたの意識・気づきが起きない限り・・世界や宇宙も存在しない。

そんな馬鹿な・・とは思うが、

実際に毎日毎日それを経験しているのであるから、

お前は嘘を言っているとか、本当とかの話ではないのである。

 

あなたが熟睡しているときに・・世界があるとどうして・・気づけるのだ?

ましてや、その時に・・・世界が存在していると・・誰かに証明できるのだろうか?

いいや・・出来はしない。

 

これをご覧の方は・・余計なお世話だが、

自分自身が毎日遭遇経験していることを、再度良く理解すべきではなかろうか?

 

眠っているとき・・世界はあるか?

 

世界とは・・わたし・・の”知覚する”対象世界であるという理解があれば、

これは「悟る」ことが出来るはずである。

 

多くの人は・・わたしが眠っていても、他の人が起きていて、わたしを揺り動かして・目覚めさせてくれるので、

わたしが眠っていても、その間も、前と同じ世界がずっとあるのだと・・判断する。

・・・

しかしながら・・・あなたが眠っているときに・・・、

あなた(である意識)は ”世界を知覚していない”・・のである。

世界を知覚していないだけ・・ではなく、

あなた(である意識)にとっては、世界は存在していない・・のである。

 

言葉、定義の仕方の遊び、トリックのように感じるかもしれないが、

再度言えば、

あなたが眠っているときに・・・意識が目覚めず、

マインドも肉体も世界も・・知覚していない。

そして、

あなたが眠っているとき・・が ”永遠に?” 続いたならば・・

いつ・・・世界や宇宙が存在するのだろうか?

 

 

本日も拙い記事をご覧いただきまして、誠にありがとうございました。