弁護士湯原伸一(大阪弁護士会)の右往左往日記

弁護士になって感じたことを綴っていきます(注意!!本ブログは弁護士湯原の個人的見解に過ぎません)

めぐり巡って、こんなところで再会するとは。。。

2015年10月09日 | 経験談・感じたこと
契約書をチェックしてほしいとのご依頼を受け、対象となる契約書を見せてもらいました。



最初から一条ずつ読んでいったのですが、何と言いますか、非常に親和性のある文体などで、「なんだろう、この感覚は…」


と思っていたのですが、途中の特徴ある表現でピン!ときました。




◆これ、俺が作った契約書を少し変えただけじゃないのか…





契約書を作成し提出した先、今回ご相談に訪れた方、ご相談者が持参した契約書に記名されていた取引先はすべて異なります。


といいますか、ご相談者と記名先とは、面識もありません。





契約書を作成し提出した先のご担当者様とは仲がいいので、記名先のことを聞いてみたところ、どうやら作成・提出先の元従業員のようでした。




さすがに契約書の文言で著作権が…なんて言えないでしょうし(私が作った条項ごときでは、創作性があるとは到底言えません)、


仮に元従業員が契約書のひな形を持ち出していたとしても、何らかの違反を問えるかというと微妙なところがあります。




とはいえ、自分が作った契約書を思わぬところで巡り合ったのは、何か嬉しいような、気持ち悪いような、複雑な気分です。








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