リベルテールの社会学

生きている人間の自由とは、私の自由と、あなたの自由のことだ。そして社会科学とは、この人間の自由を実現する道具だ。

守るべきものがいる

2015-03-08 15:43:31 | その他
 というわけで、本日の続きです。

 本日の『「注」になれない本』、いつのまにかそんなコーナーが、、、じゃないけど、は、K子良事氏、「日本の賃金を歴史から考える」。この手の類書はどうも最近出版がなく、よい本ですので若い人は入門書としてお読みください。
 で、わたし、ほめたよね? せっかくいい人の悪口はいいたかないからさ。じゃ、安心して。

 
 で、別の話、読書中なんかすげえ違和感でさ。
 この著者、いい人なんですけど、「むずかしい現実にお座なりの説教をくり返す」だけの社会政策の先輩方のようにはなりたくなくて、ただ研究をやりたかった人、とのこと。
 そうだよねえ、ほんと社会政策関係者って口先だけで多少しか科学性もない(多少はあるのさ。データさわってる、という意味でね)、とんでもねえさ。ぼくも修士んときそう思ったもん、うん、よくわかる、、、
 と思ったら違うのさ。
 ご本人、ご自身の価値観だらけ。
 ようするに価値観が違うようで。
 
 なに、価値観だらけだっていいのさ。たとえばまだ生きてる人だと熊沢誠ね。わたし的には科学上は価値をあまり認めないけど、それを越えてがんばってるなあ、っておもほゆ。
 しかし、この若い衆には違和感。
 なんでかなあ、と思うに、ようするに貧乏を知らないんだよね。36歳。
 昔シカゴ大学教授某が、フリードマンは大恐慌など知りはしない、といって怒ってたけれど、(この点、ウィキペディア情報は「ひいき」が作ってるから。仮に知っててああゆう論をつくったというのなら、友達のいない人間か、人でなしだ。)、要するに、満足なお坊ちゃん生活をしてきた人間は、だれも守るべき人間をもっていないんだよね。そりゃ、だれの役にも立たないことを必死になって表明するなど、ただのばか、す。

 
 50年代生まれの左翼の1員である僕なんかは、守るべき何千人もの具体的な人間の名前をあげることができる。
 うそをつけって、そこがちがうんだよね、おそらく。
 この人には、自分しかいない。
 そんななら賃金論なんかやめたほうがいい。なぜって、賃金は日本人の問題ではないから。今日も自分の意に反して死んでいく全低開発国人民の問題なのだから。彼らを踏み台にして日本の賃金があるのだから。
 というわけで、苗字を頭文字にしました。そんなのみんな一緒じゃないか、なんでおれなんだよお、と怒られますからね。
 
 あ、ほんと個人攻撃じゃなくて。いい人だよこのひと、ほんと。わたしや昔の社会政策研究者と価値観が違うというだけ。いまの若い衆の大半はそんなもんだよね。でももちろん、40年前にも僕のような人間が多かったわけではないんだけどね。
 「豊か」なのはいいことだけれど、くいっぱぐれないのがプラスに出る旬の職業選択は、美大くらいかねえ、、、
 と、おもうと、ここに来るのは稀有のひとたちなんだよね。

 (注)なお、名前は挙げられますが、それには医学の手を借りないとね。私が見知ってきた人間の名前の全部など思い出せませんぜ。中学校の同級生で卒業してラーメン屋さんに入った人の名も忘れてしまった。小、なんとかだっけ、、、すぐ辞めちゃったって。
 要は、だからって抽象的な人間の話じゃあないんだよね、ということを主張しています。
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はねないイカゲソ揚げ、クリア

2015-03-08 15:39:20 | その他

 こんにちは、寒さと花粉をともかく桜が咲くまでとひたすら耐えるきょうこのごろ。
 しかし本日はよい知らせ。
 イカゲソに限っては揚げ物が食べられます。

 
 半年前に、もうあきらめた、とここで書いたイカ揚げ。
 でも先日、ネギと掻き揚げで食べたいな、と、イカの足を寸刻みというよりは「分」刻みにして冷凍。その後ネギと合わせててんぷらにしたら、ハネない。
 おお、これはよい。
 半年前には、疑って試さなかったので書きませんでしたが「皮に切り目を入れる」という方法も自賛されているので、その影響もあるかも。

 
 ま、ともかくも、ゲソに限っては冷凍で揚げられるかもしれないと、1パック150円のイカゲソを冷凍。
 これを解凍して、しかし、やはり本体(リングフライ)は冷凍でも爆発したわけで、ダメ押しに熱湯に浸けてから、バッター液で(=衣を厚くして)、さあこれでもか、と揚げましたら、
 ハネない!
 おおお!

 
 すばらしい! 
 ピチパチとしたハネはあるのでお座敷ではできませんが、あの命の縮まる爆発は起こりませんでした。

 
 というわけで、まとめます。
 1 イカゲソは
 2 冷凍し
 3 解凍後、いったん熱湯に浸けてから
 4 バッター液で衣をつけて揚げれば
 はねません。

 
 よかったよかった。
 でもイカの本体フライは、やはり、もうしません。

 
 というわけでためになるブログ、本日は終了。いつものお客様へは項を変えます。
 
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