リベルテールの社会学

生きている人間の自由とは、私の自由と、あなたの自由のことだ。そして社会科学とは、この人間の自由を実現する道具だ。

自費出版の2

2010-08-07 16:36:56 | 「行為の集成」
 さて、の2で。
 
 この間集めたけど使わなかった自費出版の情報です。何かのご参考に。


F社:ここは悪名高い共同出版方式を取るところなので、注意。
   1年契約で、2年目の費用の高さも、注意。
   高い費用を出させて、印税の安さにも、注意。
       (上記はHPに載っていることなので、悪質というわけではない。
        読んだ人が契約する前に気づけばね。)
        
V社:印刷するだけならいいけれど、流通させるつもりなら、見積もりには反映していないので注意。プラスアルファがすごく高いですぞ。こうゆう宣伝の仕方は嫌いだ。
  他社と見積り合わせして比較したほうがよろしい。
 
P社:シンプルに費用がかかることがわかる。品格を感ずる。が、なにしろ高い。
  デザインが得意なようなので、そういう人はよいかも。2年契約だし。

R社:普通の人感覚で気持ちのよい宣伝。流通の場合、一般にここが一番安いことになるが、本当か?
  1年契約なので、2年目も含めて見積りを取ってください。

近代文藝社:これは名前を出しますよ。そのかわり何も言いません、ヒマがあればアクションしてみてください。おもしろいから。
  お金の使い道のない人で一般書を出すなら、こういう大樹もよいかもね。とにかく書店には届くようだから。

 と、さっきから1年、2年とこだわっていますが、1年なんてすぐに経ってしまいます。その間、著者のアクションなんて知れてるからね。アトは待つだけ。それじゃ時も飛んでゆくさ。
 じゃあどうしろ、って、悪いことは言わないから自費出版なんて止めて、
 (1)売れる本志望の人は、出版社に企画を売り込む。
 (2)小説系の人は雑誌賞佳作以上を狙う。見込みがあるとそれなりに取り扱ってくれるようです。そんなのも取れないようじゃ物書きはやめたほうがよい。

 本の内容に自信のある人は、私のように何年も時を待つのがよろし。
 出版社なら毎年(なり毎出版時、目録や巻末やで)こんなのありますよ、と宣伝を続けて、やっと10年で初版2000部売れる、こんなに時間かけちゃ損しなかったくらい、良心の満足だけが儲け、みたいなことができるようですが、結局、自費出版では継続的に諸書店に働きかけるなんてことはできないのです。

 なら、その辺の印刷屋さんに依頼して、自分で掃ける分だけとにかく安く作ってみんなに配るだけでもおんなじかも。


  てなわけで、今回も万能書店さん。今回は流通付き無期限(!)とのことですが、さてどうでしょう。

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自費出版

2010-08-07 16:29:32 | 「行為の集成」
 こんにちは。連週の暑さに出勤意欲も萎えるきょうこのごろ。
 うそつけ、いつもだろうといわれますが、過ぎたことは覚えていません。 おとしよりをいじめないように。

 次回出版作品原稿が出版会社さんへ持ち込まれましたので、そろそろこのブログも宣伝体制をとろうかと思いまして、新しいカテゴリーを作りました。
「行為の集成」です。

    行為の集成                
       (副題)行為論的社会学基礎理論

 とゆうのが本の名前。
 今回はこれまでとは違って内容に物語が組んでませんので、くろうとさん用ではありますが、その分わかりやすいという、これじゃなんで今まで物語を入れてきたかよく分からないという矛盾が、、、
 
 ま、そういうことで「行為の集成」 第一回目は『自費出版』。
 
 前回『パリの爆薬』刊行後、わたしのお得意先の万能書店が方針転換で跳びあがるほどの値上げをしたので、シンプルにここはやめて商業出版を画策したのですが、これも不首尾に終わり、(すぐあきらめる潔さ。ってゆうか、われわれのようなサラリーマンでつまんないテーマで長くて(厚くて=売値が高くて)、かつ、売れろ、なんてたしかに無理) 自費出版をあたってみました。もうおじさんで多少の貯えもできましたんで。
 しかしなんだかわかりゃしないね。どこが良いやら悪いやら。分かるのは高いということだけ。
 どうしようかなあ、と思って万能書店も見てみると、おやおや、つい最近また方針が戻って、そこそこの値段で出版するとのこと。
 ま、それも縁かな、とまたここにしました。
 
 万能書店は、もともとの縁は、昼休み、会社に落ちていた日経新聞の情報欄(2001年2月)。そこに「オンデマンド出版、10万円で発売」とあるのを見つけたんですね。ちょうど『変革の機制』の原稿を抱えてどうしようかと思っていたところで、これはこれは私のためにすいませんと、即断即決。結局12万円で出来上がりでした。
 今回はそこまで安くはないですが、縁というのは大事にしないといけません。わたしは自分の夢というものを持ったことはないですが、世間で「夢は実現しようという意志さえあれば実現する」というのは、目の前を通る縁を逃がさないからだと思うんですよね。100点満点で30点の大したことない縁でも、3回つかめば90点ですからね。
 
 とゆうのは前段。
 長くなりましたので、次へ。
 
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