リベルテールの社会学

生きている人間の自由とは、私の自由と、あなたの自由のことだ。そして社会科学とは、この人間の自由を実現する道具だ。

民主国家勝利的分裂

2010-04-04 21:39:22 | 断片
 いや、お寒い中、お花見の人は?
 さすがに今日は、めった、いませんでしたね。
 あたしゃ、来週のボタン桜見物かな。ボタン桜って、いかにもサラリーマンの憩い的悲哀がありますよね。東京じゃあわざわざ見に行きませんもの。勤務中わき見桜、てなもんですね。


 さて、なんでも与謝野という右翼が自民党を割って出たそうな。
 日本て、分裂が多くてよいですよね。

 イギリスやアメリカで、2大政党を割るやつなんていませんな。
 みんな根性なしで。
 割ったら永遠に国家権力が手に入りませんものね。

 欧米のようなエリートや金持ち(貴族)しか政治をしないところというのはそうなるんですよ。
 小学校の社会科がやっとな人民は、口出しできないんですよね。
 何が欧米個人主義か。
 個人権力配下主義ですな。
 権力さえ握れば、個人の主義主張などどうでもいい、とゆうより、始めっからそんなものはないんです。

 かたや、さすが民主日本ですね。
 権力から離れたとなれば、よし、チャンス、おらがやったる。老いたりとはいえ、坂本竜馬ですな。理想的個人主義者がなんだ、と思いませんか?

 自由な日本。
 かたや、優秀とはいわないが、会社員と同じくそれなりに職務を全うしている官僚が、機械的なところは全部引き受けている。あんたが大臣になった? ほう、なんでもいってごらんよ、言われたとおりこなしてみせるぜ。
 こりゃどんな口先政治家だって、ガッツさえあれば日本国頭領。

 あたしゃ、ほんとよい国だと思うんですけどね。

 そういう人民性がそういうシステムを作ったんですな。
 そう、いくら左翼が分裂しても、国家は困りゃあしない。国民も困りゃあしないですしね。
 困るようになるときが来るまではね。
 それまでは偉そうな顔をして理論家ぶっても、与謝野と一緒さ。
コメント
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