リベルテールの社会学

生きている人間の自由とは、私の自由と、あなたの自由のことだ。そして社会科学とは、この人間の自由を実現する道具だ。

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2008-12-15 21:20:52 | 歴史への視角
さきほど、NHKで派遣労働者の特集をやってまして、番組冒頭、すごくシンプルに問題の原因を解説してました。
「ごらんください、このグラフを。派遣労働者数のグラフです。1980年からずっと伸びているのが分かります。つまり、低賃金の労働者数がこれだけ伸びてきた、ということです」

おおお、シンプル。
誰に反論ができるんだ。(ちょっと意訳。でも1分半の説明で見事でした。短か過ぎてほとんどの人にはわかんなかったでしょうけど)
派遣が増えれば低賃金労働者が増える。貧乏人が増える。首になれば正月を越せない人間が増える。そういうことですよ。当たり前。

で、何で増えたか。
1986年、労働者派遣法ができたからだ。
法律を甘く見たらあかんぜよ。法律は武力権力が認めた制度なんだから。子供が100万集まったくらいじゃ変えられんのよ。

でよ、誰だ、賛成したやつ。改定(更なる改悪)も何度かあったってよ。賛成したのだあれ??
責任者でてこい。(自民党以外にいるんだから話になんねえ。今だって同じ事が起きれば賛成するに違いない元左翼たち)

いえ、本題は、「へえ。ここんとこNHKやるな」、ってことで。
他チャンネルはお笑いばかり。視聴料払ってやろうか、という気になります。
昔は違ったんだよ。われわれ、レールから外れた中学生の見るものは、まずはTBS、ついで朝日放送。NHKなんざ、なにもわれわれ的なものは放送してくれなかった。

とゆうことは、私も、もうレールの上まっしぐらなのかな。
ほんとは落ちても痛くない年なのにね。扶養家族もいないも同然だし。




コメント
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