リベルテールの社会学

生きている人間の自由とは、私の自由と、あなたの自由のことだ。そして社会科学とは、この人間の自由を実現する道具だ。

コーヒーブレイク・その3

2008-01-09 22:46:17 | コーヒーブレイク
マイ・フェイボリット・シングその3


ぼくの中に
ぼくの中にどこまでも突き出た堤防
朝焼けの大淀川
…………(中略)

そのすべてを 今静かに消そう
…………(後略)

        嵯峨信之

詩どす。
全部載せられたらいいんですけどねえ、、、
覚えとらんとですよ。覚えてないけどその文言が持つイメージだけが残っている。

そんなフェイボリットシング。

近しすぎる知人は、なんだ、おまえが詩といえば中原中也だろう、って。
はあ、そおなんですけどお。
中原中也は"趣味"じゃないす。私の1/3。今私がこうしているのは彼のせい。
私が愛唱した昔って、評論家が「なかはらなかや」って読んだ時代どすえい。
今じゃ大書店の詩コーナーの平積みの1/4は、なかはらちゅうや。今日見てきたからね。
  自由が蔓延してきたんだねえ、リベルテールの中也、、、おっと、ほんとに自由が蔓延してたら憧れもなく売れないか。

ま、今日の主題はそうじゃなくて、
詩でこのコーナーを埋めようかな、と思ったときに浮かんだのは、「汚れちまった悲しみに」じゃなくて「大淀川」でした。
その間には詩人なんていくらでもあるはずなんですけどねえ。
歌うたいでは田村隆一。個人的な趣味の小野十三郎。私の愛唱歌の吉本隆明。
でも、そんな人たちは思い返して出た名前。
私の中で瞬間に出るべき詩は、中也でなければ「大淀川」
というわけでフェイボリットソング。
嵯峨という詩人は、私のように自信満々で、なんもかわいげのない詩しか作らんので、詩集は買ってないのです。そんな詩は、私の、必ずしも運命が微笑んでいない青春の慰めになりませんで。だいたい、昔見たときは、この詩は彼の詩集に載っとらんかったとです。
他に好きな彼の詩はない。
とにかくそういうわけで、今、ここに転記しようとしたらぜんぜん入手できない。
ので、覚えているところだけをアップしたという次第。
覚えてないのに第1推薦というのも不思議なものですね。
どなたさまか、知ってる人は空欄を教えてくださいませ。

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  ここのトラックバックは本物です。
  へえ、トラックバックとはこういうものか、という感じで。
    なにしろ初心者でして。あと2,3個いただけたらイメージがつかめそうな、、、

その2:と、書きまして、その後、次のトラックバックも本物です。
    いいなあ、詩関係者は。

    おかげさまで、なんとなくトラックバックというものが分かってきました。
    おかげさまついでに、2個、飼っていた商業コメントを消します。
      だけど、なんで『虚偽意識』にばっかりエロコメントがつくんだろうなあ。
      すげえつまんない評論なのに。


コメント
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