北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

箱庭のようなミニビアガーデン

2020-07-31 22:09:27 | フライフィッシング

 

 職場の目の前の大通公園西8丁目広場で、「ミニビアガーデン」が始まりました。

 例年の大通ビアガーデンは、7月中旬から8月中旬までの一か月の間開催されて、札幌の夏を彩るイベントのはずでしたが、今年はコロナウィルス感染状況に鑑みて中止。

 今年の札幌は、コロナウィルスのせいで、5月のライラックまつり、6月のよさこいソーラン祭り、北海道神宮例大祭、夏の花火大会などがこぞって中止の憂き目にあい、なんとも楽しみのない日々が続いています。

 札幌ビアガーデンも人が集まって密になるということで一度は中止が決まっていたのですが、「新しい日常」にそぐうような在り方を模索した結果、規模を縮小して開催するということになりました。

 私は前向きな英断だと思います。

 しかし実際の会場はフェンスで囲われた250席ほどの狭いスペースで、今までのような一町角を占める大テントが各ビールメーカーごとに展開していた時と比べるとまるで箱庭かママゴトのようです。

 開催時期もちょうど今日7月31日から8月16日までと例年の半分。

 おまけにこれだけ席が少ないので、事前にセブンイレブンやネットを介して4席単位で予約をするシステムを採用。現地でも現金や電子マネーでビールを追加で購入することもできます。

 座席はコロナ対策がしっかり配慮されていて、これなら大丈夫じゃないかな。

 会場の受付の女性に「おつまみは何があるんですか?」と訊いてみると、「チーズとかナッツとか、袋物であまり種類はないんです」とのことでしたが、これはここで終わらせるのではなく、周囲のお店から買ってくるも良し、ここから次の場所へ移動するも良しの、呼び水的な役割を自覚しているということでしょう。

 そのためか、一席枠の利用時間は2時間程度とされているので、長居はせずにお楽しみをお互いにビアガーデンの雰囲気を分け合って楽しむのが良さそうです。

 例年と違うからといって、粗を探してネガティブな批判をするよりも、頑張って何かをやろうとする試みを温かい目で見守って、できれば共感して参加してあげるというのはいかがでしょうか。

 一見空いているようでしたが5時半時点で「今日は満席」でした。

 今日から約2週間の大通の夏です。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする