北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

マスクで1時間半話すのは辛いわ

2020-07-01 22:33:08 | フライフィッシング

 

 今日は古巣北海道開発局で研修の講師を務めてきました。

 タイトルは「地方自治体から見た北海道開発局と私」というもの。

 最後の「私」がミソで、教の講義を聞いた後の聴講生一人一人に「自分のこと」として行動変容が起きることを期待してのタイトルです。

 なかみは社会の変化がもたらす地方自治体の現状と課題、地方自治体と国(開発局)との関係性そして地方自治体の人たちに好かれる職員像といったもので、毎回割と高評価の講義の一つです。

 今日の講義を聞いた後に何か自分に変化があったのかどうかは、地方への営業回りの際に受講生を訪ねて感想を聞くこともあります。

 自分では「勝手にフォローアップ」と呼んでいますが、結局は受講生一人一人のレベルアップのために行っている研修ですから、その効果を追跡して開発局がよりよい組織になってもらえるよう陰ながら努力しているつもりです。

 
 さてこのコロナ騒動では、予定していた6月の研修が延期になっていて、今年になって初めての登場。

 先方からは「コロナウィルス感染防止の観点からのお願い」として、発熱や咳など風邪の症状がある場合は事前に連絡してほしいことや、手指の手洗い・消毒の励行などが求められましたが、(厳しいな)と思ったのは、『講義中はマスク着用でお願いします』と言われたことでした。

 手洗いなどは良いとして、腹の底から声を出して1時間半にわたって話をする仕事なのに、マスクをしてやりきれるのかどうか始まる前はやや不安でした。

 ユニクロで販売開始したエアリズムのマスクが口元に余裕がありそうだ、と思ったのですが電話で聞いてみたところ、どのお店も完売で在庫なしとのこと。

 結果的には今日の講義は1時間半、途中で何度か深呼吸はしましたが、市販の紙製マスクでやり通しました。

 会場も広い会場を用意して、二人掛けの机に一人ずつの配置。

 研修室のご担当者の話では、「本来は研修受講資格のある者がもう30人ほどいるのですが、会場の関係で入りきらなくて来年に回しました」とも。

「広い体育館でやりましょうか?」と冗談を言いましたが、コロナに対応するためにはネット環境だけでなく、三密を避けるための広いスペースなど必要なインフラのありようもかわるのか、と思った次第。

 普段大声で話す機会が少なくなってきたので、たまにこういう時間があると健康に良さそうです(笑)。 

コメント
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