北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

自粛警察はどこにでも

2020-07-14 23:35:09 | フライフィッシング

 江差方面の挨拶回りを終えて今日は函館泊り。

 かつての職場の先輩に声をかけて函館の繁華街で懇親を深めました。

「いろいろな会議や会合がことごとく中止になって、札幌にも出かける用事がなくなって寂しいんだよ」

「函館エリアではほとんどコロナは出ていないんだから、一番危ないのは札幌から来たあなただからね(笑)」と冗談半分ですが札幌組はまだ警戒されています。

 地元の先輩は「半年ぶりのカラオケだなあ」と言いながら楽しそう。

 こういう楽しみが日常になる日はいつでしょう。


     ◆

 ホテルまでタクシーに乗ったところ、タクシーの運転手さんが「やはりコロナ騒ぎでぱったりと客足が途絶えました」と悲しそう。

「自粛期間が終わって少しは客足が戻っていませんか?」

 そう訊くと「まだ十分じゃあありません」とのこと。

「そもそもお客さんの中には、『自粛モードで家飲みをしているうちに、家飲みが楽しくなってきちゃって、なんだか外へ出ることの意味が分からなくなって』という方がいるくらいです。そんなお客様に戻ってもらうのは簡単じゃあありませんよ」
  
 また、「僕ら運転手は、お客様が乗られるときはマスクをするように会社から指導されているんですが、そえをちょっと忘れただけで『お前の会社の運転手はコロナ対策のマスクをしていないぞ』とチクる人がいてかないません」と困り顔。

 他人の不始末が許せない自粛警察はどこにでもいるんですね。

 寛容の精神をもってもらいたいものです。函館がんばれ!

コメント
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