北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

釧路の夜は霧でした

2020-07-08 22:25:27 | フライフィッシング

 

 今日から二泊三日で釧路出張です。

 釧路管内の関係企業や関係団体に営業の挨拶回りをしてきます。

 今日は午後に札幌を出たので今日は釧路へ入るだけの旅。

 釧路の夜はまさに釧路らしい霧が出迎えてくれて、まずは地元の関係者と末広繁華街で地元情報の収集に努めました。

 新型コロナウィルスのせいで観光客が激減した釧路、JRは間引き運転が続きその記者にも人があまり乗っていないという悲しい現状です。

 どれくらいお店が開店しているのかと思いましたが案外お店は開いていました。


 まずはお店を定めて入ってみましたが、「生ビール!」と注文したところ、「すみません、生ビールはやってなくて瓶ビールになりますが…」という返事が。

 天井には「生ビールの美味しいお店」というバナーがあるにも関わらずです。

「仕方がないね、じゃあラーメンサラダひとつ!」
「すみません、ラーメンサラダもやってないんです」


             【これもだめかー】

「なんでラーサラをやらないの?」
「ラーメンサラダって、地元の方よりも観光客の方が珍しがって注文されるんですが、ご覧のように観光客はいませんので、やっていないんです」

 地元の人間だって食べたいのに実に残念です。

 
 8時半には会合を終えましたがその時点ですでに店内の客は我々だけ。

 お店の前を歩く人影も決して多いとは言えません。

「札幌から来ましたが、一時は『札幌客お断り』の張り紙とか、札幌ナンバー狩りがあると言われて怖くなりましたよ」というと、「いやですねえ、転勤でナンバーを変えていないという方だっているでしょうにね」

 するとマスターが「半分冗談ですが、今は『札幌客と小樽の年寄りに気をつけろ』という人もいますね(笑)」

 それは笑えないジョークです。

 今日は霧の釧路ですが、観光を楽しむ気持ちだけはスカッと晴れてほしいですね。

 明日は釧路管内全域をひた走る営業です。

コメント
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