北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

リモート会議でやれるお店とやっていけないお店

2020-07-29 23:48:19 | フライフィッシング

 

 今日は都市計画学会の幹事会があって、夜八時過ぎまで意見交換。

 本当はもっと早く終わらせてその後の飲み会に行きたかったのですが、コロナのせいで懸案が重なってなかなか早く終わりませんでした。

 コロナの蔓延状況によってはいろいろな会合のやり方を変えなくてはならず、まったく困ったものです。


 それにしても、お楽しみは会合後の飲み会です。

 これこそがいわば会議よりも大切で楽しい時間ですから。

 今日の飲み会参加は6人と寂しいものでしたが、幹事会へのリモート参加者が6名もいて、なかなか実際に集まってもらえないのが残念です。


     ◆


 コロナがあるなかで、この状態にいち早く対応しているのは大学の先生です。

 仲間の大学教授は「ようやく生徒も先生も慣れてきましたよ」と言って笑います。

「学生も二通りいて、いかに授業で楽をするかという切り口で臨む学生と、提供されるオンデマンドのビデオ授業を何度も見てしっかり学力が付く学生との差が開いているみたいです」とも。


「そもそも出欠のちぇっくはどうしているんですか?」
「Zoomでのリモート授業は、参加者が30人くらいだと顔が映し出されるし、発言で手を上げればわかるんですが、70人にもなるともう顔は見えません。僕の場合は、授業中にランダムに二つの数字を言うから、その合計を後でメールで送るように、と言っています」

「でもそのやり方だと、友達から数字を入手すればよいですよね」
「そうなんです。でもまあそこまで逃げようとするなら、その結果は自業自得かな、と」

 
 そもそもリモートで授業をするのも大変なんじゃないかなあ。

「僕の場合は、スライドを表示する自分のパソコンの横に、それを受信するタブレットを置いて、イヤホンで両方の音を左右の耳で聞いているんです」
「それをやる意味は?」

「まずは自分の声が音としてちゃんと聞こえているかどうかの確認です。そしてそのタブレットで聞こえてからスライドを操作するようにしています。そうしないと、学生がどのように聞こえて理解しているかが分からないので」


 だんだんコロナウィルスに対応した授業風景が見て取れます。

 さて我々自身は、コロナを過度に軽んじずに実態にあった対応をしているでしょうか。

 やらないといけないことは多そうです。

 

 

コメント
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