北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

早め早めがいいんです

2020-07-16 21:53:42 | フライフィッシング

 

 某コンビニから声がかかって「うちのフランチャイズのお店の敷地で、前田さんのマイルドパッチで駐車場の穴を補修する実演をやっていただけませんか」とのこと。

 社として「いいですよ」とお申し出を受けることにして、今日の午前中に指定されたお店に向かいました。

 先方からのオファーは「とりあえず自分たちでも補修ができるかどうかを見極めたいので小さな穴で実演していただければいいのですが」とのこと。

「はあ、ではまあ小さな穴でやってみますか」と直径40センチほどの穴をマイルドパッチで補修しました。

「水で固まるなんて不思議ですね」と言われながら合材を穴に投入。

 しかし思いのほか穴は深く、「こういうときは本来はホームセンターで"切り込み砕石"を買ってきてこれで穴をおおまかに埋めると良いでしょう。舗装の合材は3センチ程度あれば良いので、合材をたくさん投入すると高いものについてしまいますから」と説明しました。

 先方は「こんな風に舗装が補修できるなんて感動すら覚えますね」とちょっと興奮しています。

 聞けば、フランチャイズ傘下の各店舗を回っていると結構駐車場の舗装が痛んでいて補修修繕が必要な個所が目に付くのだそう。

「しかしある程度まとまったお金のかかる補修工事は本社の決済が必要で、しかもそれも渋く簡単には予算を認めてくれないんです」

 それではお店の駐車場は痛みっぱなしで困ってしまうということで、自分たちのメンテナンス担当が自分たちで補修できないか、と相談を持ち掛けてきたのが当社だったというわけ。

 一応40センチほどの穴でも補修できるところを見せてはおきましたが、「お店として本当にやってほしいのは道路の真ん中の大穴なんじゃないですか?」と訊ねると「本当はそうです」とのこと。

「いいですよ、じゃあやってしまいましょう」ということで、かなり大きなあなでしたが、合材を投入して補修をしてきました。

 ただ「自前で毎年補修をするのだったら周囲の悪くなった舗装を切り取って地盤も改良したうえで舗装しなおすが一番です。もし自前でやれるところまでやる、というのであれば、それにしても穴が小さいなど傷みの程度が軽微なうちに早め早めに補修してしまうことをお勧めします」と心構えはご指導申し上げました。

 まあこういうデモンストレーションの先に仕事の種が落ちていることでしょう。

 作業にかまけてしまって写真を満足に撮るのを忘れたのは失態です(笑)。

 

 

コメント
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