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北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

たばこの値上げには

2010-09-15 23:15:02 | Weblog
 知人のAさんが、私の顔を見るなり「いや、大変だ、大変だ」と叫び始めました。

「落ち着いて。何が大変なんですか」
「来月からタバコが値上がりするんだよ、まいったな」

 私はタバコを吸わないので実感がないのですが、Aさんは「一箱千円になっても止めない」というヘビースモーカー。大変だ、に実感がこもっています。

「それなら買いだめするしかないのじゃないですか」
「それそれ!それがさ…」

 どうやら値上げに気付いたのはわけがありそうです。

「俺の知人のBがさ、タバコが値上げするというので60万円分買ったっていうんだよ!そんなに買うかー、と思ったけれど、それだけ買っておくと後々得だなあと思うと…なあ」

 なるほど、この再値上げを前にした自己防衛はとりあえず買いだめしかないようです。

「一箱いくらになるんでしたか?」
「マイルドセブンだと300円が410円かな。そうすると60万円分買っておけば、それは後々の82万円相当になるんだ。これ、大きいよー」

 値上げ幅はかなり大きいんですね。

「じゃあ600万円分買えば、後々の820万円になるってわけ?」
「そうなんだけど、一応タバコにも賞味期限が10か月となってるんだ。あまり買いすぎても保管が困るしな。ああ、どうしようかなあ」


 煙草飲みには痛烈な値上げのようですが、10月に近くなると皆さん買いだめに走って品物がなくなるかもしれません。

 ちなみに、タバコには地方税がかかっていて一本当たり3.3円がそれを買った地方自治体に入ります。「タバコは地元で買いましょう」というのはそのため。

 その一方で、健康志向の中で庁舎内を禁煙にする自治体も増えています。過激な禁煙政策をとる自治体もありますが、そこが「うちはタバコ地方税をもらわない!」と宣言したところはありません。

 不思議ですね。
 
 
コメント
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