ストレスフリーの資産運用 by 林敬一(債券投資の専門家)

新刊「投資は米国債が一番」幻冬舎刊
「証券会社が売りたがらない米国債を買え」ダイヤモンド社刊
電子版も販売中

投資の専門家は、今後2年をどう考えているか

2012年01月30日 | 資産運用 
ブルムバーグという金融専門の情報会社があります。
ご存知の方も多いと思います。
この会社の情報サイトのうち、一般に無料で公開されているサイトにも、大変有効な情報が多く含まれ、私の本でも何度も引用されています。

何故私が特にこの会社の情報を引用しているかと言いますと、「債券」の情報が載っているからです。日経マネーなど日系のサイトは債券を無視していますので、私には参考になりません。何度か申し上げているように、日本では「投資は株」だから、参考にならないのです。全世界、そして日本でも、証券の総額で言うと株は債券の半分しかないマイナーリーグです。勘違いしているのは日本、そしてその代表選手「日経」だけです。

今日はブルムバーグの非常に面白い記事を紹介します。ブルムバーグの有料端末(毎月何10万円かします)は世界で30万人のプロが見ています。そのうちの1200人から、今後2年のスパンで市場をどう見るか、アンケートを取った結果です。とてもたくさんの項目があり、ネットでやる「ポチッ」、程度のアンケートではなく、深堀しています。


http://www.bloomberg.com/data-visualization/bloomberg-global-poll/

投資環境をどうみているか、株・商品・債券など投資対象をにどうみているか。グローバルな視点から市場を俯瞰しているので、とても参考になります。

例えば、

投資機会;アメリカ ○、欧州 ×、日本 ×(無視に近い)、中国 △

その他、地域別の株・債券や、各国政府・中央銀行の政策への賛否など、興味はつきません。

「世界の投資関係者は世界をどう見ているか」


私たちもそうした視点を持つことが、投資の道を誤らないことにつながると思います。

英語のサイトで恐縮ですが、アンケートなので難しくはないと思います。

是非、参考にしてみてください。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする