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ストレスフリーの資産運用 by 林敬一(債券投資の専門家)

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世界で一番危険な銀行はどこだ?

2023年03月14日 | 日本の金融政策

  アメリカのシリコンバレー・バンク(SVB)の破綻に際し、バイデン大統領は見事に対処していますね。預金者の自己責任を問わず、金融システムを守ることを主眼に預金保護の限度額、「25万ドルを超える預金もすべて保護する」と宣言し、収束を計りました。そして月曜日のNY市場でダウ平均は前週比わずかの下落でスタートし、場中は一貫して上昇に転じ、引け値も寄り付きと同じレベルで終わっています。ところがそれを受けた本日の東京市場は前日比400円ほどの下げで始まり、前場で600円を超える下げになっています。相変わらずのパニックぶりです。

 

  銀行の破綻はいとも簡単に起こりえます。ある日突然噂だけでも破綻します。むかしむかし1973年、女子高生が電車内で「信用金庫は危ない」と話したことから尾ひれがついて預金引き出しに結びつき、豊川信金が破綻寸前に至ったことがあります。特に日本人の場合、オイルショックはまだしも、コロナでもトイレットペーパー買い占めに走る国民性ですからね(笑)。それが相場のプロでも同じで、本日の日経平均暴落につながったというのは実に情けない話です。

  

  そもそもSVBの破綻原因は、低い預金金利で集めたオカネを高い利回りの債券に投資して収益を上げる構造にありました。このこと自体はどの銀行でもある程度は行っているのですが、SVBはやり過ぎたのです。そもそも低金利がいつまでも続くとの見通しも甘かったということです。

  銀行は資産の価値を毎日値洗いし、期末にはそれが決算に反映されます。アメリカでは長短金利ともに大きく上昇しています。ということは、銀行にとってのコストである預金金利も上昇している中、保有債券の価格は大きく下落しているということで、最悪のパターンになっていました。SVBは損失への対処として増資を発表しましたが、それがかえって疑心暗鬼を招き、取りつけ騒ぎを招いたのです。以上が一般のニュース内容です。

 

  しかし私の解説はもう一歩踏み込みます。この金利上昇の事態に、お利口さんな銀行は債券先物のヘッジ売りをして損失を避ける行動をとりますが、SVBはきっとそれをうまくマネージできなかったのでしょう。

 

  では、世界で一番債券を保有し、ヘッジ売りもやりようがないという巨大銀行はどこか。もちろんそれは日本銀行です。その債券保有残高は22年末で555兆円。昨年12月に自らの政策変更により10年物金利がわずか0.25%上昇しましたが、それによる評価損は8,800億円です。黒田氏は2月の予算委員会答弁で「日銀は国債を途中売却はせず、満期まで保有するので途中の評価損は問題なし」と豪語しています。

 

  しかしそう簡単には行きません。555兆円の国債を保有するためのオカネの多くを市中銀行が日銀に預けている当座預金に頼っています。その当座預金の金利がインフレに伴い上昇すると、保有国債の平均利回りはわずか0.22%しかないので、すぐ逆ザヤになります。それが続けば、決算に損失は反映されますので、「満期まで持つからいいんだ」などと言っているヒマはなくなります。みずから国債金利を低下させたツケをみずからが払うことになる。

 

天にツバすればそれはしょせん自分に返ってくるのです。

 

以上、「世界で一番危険な銀行は日銀だ」でした。

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よくぞ引いた貧乏クジ

2023年02月15日 | 日本の金融政策

  日銀総裁がほぼ決まりましたね。生粋のセントラルバンカーである雨宮氏でもなく中曾氏でもない、誰もが予想外の経済学者、植田和男氏でした。マスコミの噂話としては日銀出身の二人に固辞され、初めて学者先生に決まったようです。すでに関心は植田氏の過去の言動に移っていますが、私は固辞したと言われるお二人さんにもクレームを言いたいと思います。

  その理由はもちろん、お二人ともこれまで黒田氏を支える2本柱であったのに、今後予想される非常に困難な撤退作戦の指揮官を避け、敵前逃亡したからです。自分では落とし前もつけられない政策を、よくぞ何年も支持しつづけたものです。

  逆に植田先生はよくぞ貧乏くじを自ら引いたものだと感心せざるを得ません。スキャンダラスな過去もまたぞろ出てくるでしょうに。

  ではいったい今後植田氏によってどのような政策が行われるのでしょうか。彼は先週10日、記者からの問いに対してフライイングを犯し以下のように言っていました。

「金融政策は景気と物価の現状と見通しにもとづいて運営しなければいけない。そうした観点から現在の日本銀行の政策は適切であると思います。現状では金融緩和の継続が必要であると考えています」。

  この言葉、彼の信念から出た本音なのか、はたまたすでに後継候補を承諾してしまった次期総裁として市場に投げかけた牽制球なのか、ちょっと探ってみましょう。

  今朝の金融ニュース番組モーニングサテライトで、私が折に触れて注目するコメンテーターである北野一氏が面白い指摘をしていました。それは植田氏の日銀審議委員時代の言動です。日銀審議委員とは、日銀が政策を決定する最重要会議のメンバーで、民間人も登用します。彼は1998年から2005年までメンバーの一人でした。北野氏は2001年の決定会合での植田氏の発言を引用していました。期待インフレ率を上げるための緩和策を継続する政策に対する発言です。

「その後予想される道筋は、景気もよくならず場合によっては物価も下がり続ける。期待インフレ率が上がり景気が良くなればいいが、ならないと地獄になる」。

さらにその緩和政策には「出口となるストラテジーがない」とまで言い切っていたというのです。誠にお見事な分析です。

  つまり先週記者に言った言葉、「現在の日本銀行の政策は適切である」が本音かどうかへの回答は、「本音などではない」なのです。

  もちろんこの2005年時点では、自分が将来地獄で骨を拾う役割を担うなどとは思ってもみなかったことでしょう。だからこそ、本音を言えたのだと思います。

  日本最高峰の頭脳を持つ人々の集まりでも、10年にわたる一人の独走を止めることはできなかったし、それどころか提灯を持ってクロちゃんの先を走ることしかできなかったツケを今後どう払っていくのか、注目していきましょう。

 

  ちなみにこうした日本政府・日銀の行動に対して、ノーベル賞受賞者である海外の学者先生達がどう見ていたか、参考までに見ておきます。日経ニュース、2月13日の引用です。

引用

2000年前後の日銀は、バーナンキ氏やポール・クルーグマン氏ら主流派経済学者から「日本がデフレから脱却できないのは、日銀がインフレ目標も設定せず、大量の資金供給もしないからだ」などと手厳しい批判を浴びた。その主張は日本の政界の日銀批判に発展して、雨宮氏ら日銀執行部は深く苦悩することになる。

黒田体制での異次元緩和は、米国の主流派経済学者の主張をそっくり採り入れて始まった。もっとも「大量の資金供給でインフレ期待に働きかける」という異次元緩和の理論はうまく機能せず、バーナンキ氏もクルーグマン氏も今ではかつての日銀批判を修正している。現在のパウエルFRB議長とラガルドECB総裁は、ともに法律専門家でありエコノミストではない。08年の金融危機を予見できなかった主流派経済学者は力を落としており、米欧中銀にはエコノミスト偏重の組織運営に見直し機運がある。

引用終わり

  学者先生も政策にコメントするとあとで痛い目に遭うことがあるし、ましてや政策決定に携わると、もっと痛い目に遭うかもしれません。

  今の日本の地獄のような戦場からの撤退を、果たして植田氏が完遂できるのか、今後もしっかりと見ていきましょう。

 そしてその危うさに気づいた方は、10年もの金利がまた3.75%にも達している米国債でも買って、寝て暮らしましょう(笑)。

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どうするクロちゃん?

2023年02月01日 | 日本の金融政策

  1月、2月と寒い季節らしい気候が続きますね。どんなに寒くても毎日のようにウォーキングしている世田谷の砧公園では、いつものように1月中旬に早咲きの白梅が咲き始め、今は紅梅も咲き、春の訪れを告げてくれています。今年の冬は梅園の土に霜柱がしっかりと立っていて、子供のころ毎朝霜柱を踏んで学校に通ったことを思い出しました。東京でも土の広場がたくさんあったんですよ。小学校の校庭も細かい砂が撒いてある中心部分以外は霜柱のできる土でした。

  

  さて今回の内容は珍しく批判ではなく賛辞です。財界人と学者が中心となって運営されている「令和臨調」が1月30日にまとめた提言に、おほめの言葉を差し上げたいと思います。およそ産業界と学会が集って発表する声明は、時の政権への政策礼賛が多いのですが、今回は正反対の苦言を呈しています。

 

 声明の一番のポイントは、「10年前の政府と日銀の共同声明を見直せ」というものです。内容は「アベノミクスと黒田バズーカは不発に終わり、巨額の政府債務という負の遺産を残した。日銀は日銀法で定められている本来の役割を逸脱し、財政ファイナンスを行っている。その責任は重大で、直ちに古い共同声明を撤回せよ」というものです。

 もちろん財界が中心にいますので、これほどの強い言葉にはなっていませんが、珍しく政府・日銀に強烈な批判をしたのです。このニュースはあまり大きく扱われていませんが、今後の日本の金融財政政策に重要な変更を迫っていますので、この先も注目したいと思います。

  きっとこの臨調に参加している財界人と学者先生方が先週1月24日の私のブログを読んで、反省した人がいたのでしょう(笑)。ブログの内容をいまいちど簡単に繰り返します。

 

1月24日、「クロちゃんの卒業スピーチ」から引用

  オレ様なら2年で達成可能と豪語して登場したはずのクロちゃん。10年かかっても達成できないってどういうこと。日本国債をGDP総額と同じ額まで爆買いしても達成できなくて、この後始末をどうするの? このところの物価上昇は、コロナとプーチンのせいで、バズーカによるものではない。

  そもそも一国の経済成長が金融政策で達成可能だなんてことはどの教科書にも書いてありませんよね。それができるなら、どの国も経済成長なんて簡単でしょう。

  2年やってダメなものを10年やってもだめはダメ。ひたすら国債を買い上げて金利を下げ、それをいいことに国は赤字を垂れ流し放題にして、「じゃ、さいなら、さいなら、さいなら」ですか。あなたは間違いなく「戦後の日本をダメにした10人」に選定されることでしょう。

  国民はしらけかえっていて、いくら岸田首相が「新しい資本主義」だの「NISAの拡大」だの言っても、騙されるのはほんの一部でしょう。

引用終わり

 

  日本という国では、これまで常に「政・財・官=鉄のトライアングル」などと言われ、学者などがどう言おうが受けつけないのが習わしでした。それが今回、財界が黒田バズーカを心配し、政府・日銀に向かって反旗を翻したのです。

繰り返しますが、「一国の経済成長が金融政策で達成可能」という日銀の言い分を財界も信じて一緒に歩んできたものの、ここへきてそれが巨大なリスクとなっていることにやっと気づいた。大変いいことだと思います。

  首相も「反省すべきは反省し」と毎日のように反省していますが、「反省くらいサルでもできる!」。

  反省しないクロちゃん、令和臨調の声明「10年前の政府と日銀の共同声明を見直せ」、どう対処しますか?

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ダボス会議でのクロちゃん卒業スピーチ

2023年01月24日 | 日本の金融政策

ダボス会議の前に、最新スキー事情をお知らせします。

  一昨日まで3日間、息子と二人で白馬八方尾根スキー場に行っていました。3日間とも晴天に恵まれ、とても楽しく初滑りを楽しむことができました。

  驚いたのは、海外からのスキーヤーの多さです。すでに海外旅行者全開と思われるほどでした。ランチ時のレストランで比率を見ると、約4割が海外からのスキーヤーと思われます。スキー場ではリフトやゴンドラに乗ると、乗り合わせた人同士が会話を交わすことが多いのですが、私は日本人・外人を問わず、積極的に話しかけるのが楽しみの一つです。海外スキーヤーの8割方がオーストラリアからで、多くは1週間~2週間ほどの滞在で、子連れのファミリーが多数を占めています。

  八方尾根は本州では志賀高原に次いで大きなスキー場ですが、その一角にオーストラリア植民地と呼ばれるエリアがあります。そこはスキーヤーのほぼ全員がオーストラリア人で、レストランは英語しか通じないし、スキースクールも幼児用から大人用まで英語のみ。このエリア名、スクールの名前である「エバーグリーン」の方が、咲花(さっか)ゲレンデより通用します。

  ニセコも広大ですが4つエリアのうちの一つ「花園」は、やはりオーストラリア植民地と言われ英語しか通用しない場所です。

  今回は滅多にない快晴無風が2日間、最後の一日も晴れたりくもったりでやはり無風の天候に恵まれ、北アルプスの絶景を眺めながらの滑走をエンジョイできました。

 

  さて、同じ真冬の風物詩となったスイスのダボス会議ですが、今年は大きなニュースだねにはなっていませんでした。日銀の黒田総裁最後の晴れ舞台でしたが、自画自賛に終わったので周りはしらけていたようです。

まず日経ニュースを引用します。

引用

黒田総裁の任期は4月8日に満了する。黒田氏は「この10年間でデフレを根絶することに成功した」と10年間の任期を振り返った。金融緩和で女性の労働参加が広がり、雇用者数の増加につながったとの分析も披露した。(←ホントか?)

  もっとも消費者物価指数の伸びは足元で4%に達しているものの、輸入物価の上昇に大きく起因しており「2%の物価目標が持続的・安定的に達成されているとはいえない」と指摘した。

引用終わり

  ちょっと待てよ。

>「この10年間でデフレを根絶することに成功した」

と言いながら、

>「2%の物価目標が持続的・安定的に達成されているとはいえない」

だって?矛盾してないかい?

じゃ、「デフレの根絶に成功した」ってなんのこと?

 このところのインフレの発端はコロナだし、それをグンと押し上げたのはロシアでしょ。クロちゃんがコロナの原因でもなければ、プーチンをけしかけたのでもない。

 

  もうみなさんもうんざりだと思いますが、今後のためにアベノミクスと黒田バズーカをレビューしておきましょう。

  そもそも、オレ様なら2年で達成可能と豪語して登場したはずのクロちゃん。10年かかっても達成できないってどういうこと。日本国債をGDP総額と同じ額まで爆買いして達成できなくて、この後始末をどうするの? 

  後任とおぼしき副総裁の中曾君、どうも引き受ける以外なさそうだけど、気の毒だね。

 

  そもそも一国の経済成長が金融政策で達成可能だなんてことはどの教科書にも書いてありませんよね。それができるなら、どの国も経済成長なんて簡単でしょう。

  2年やってダメなものを10年やってもだめはダメ。ひたすら国債を買い上げて金利を下げ、それをいいことに国は赤字を垂れ流し放題にして、「じゃ、さいなら、さいなら、さいなら」ですか。間違いなく「戦後の日本をダメにした10人」には選定されることでしょう。

  国民はしらけかえっていて、いくら岸田首相が「新しい資本主義」だの「NISAの拡大」だの言っても、騙されるのはほんの一部でしょう。NISAも予想通り、「5年でなんかやめられないし、枠も拡大間違いなし」でした。

  今後も我々国民は1,000兆円の預貯金を、株式投資しかないNISAに注ぎ込むなんてこと、しやしませんよ。相変わらず債券への投資はNISAの対象外だしね。まあ、分散型投信で債券が含まれるものは、しかたないから入れておいてあげよう、だってさ。

 

  それよりも、信託報酬を払う必要のない米国債投資だね。

チャンスは続くよ、米国債投資でいこう!

  3%台の10年債を1ドル130円で買えるんですからね。

なぐり書きにて失礼。ペコリ

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黒田君への手紙、速達便にて

2022年12月21日 | 日本の金融政策

  黒田君、5円も円高に振れて嬉しいですか?「為替市場の大きな変動は好ましくない」とさんざん言っていたのはあなたですよ、忘れましたか?

  そして何が何でも物価を上昇させたいと言っていたのに、なんで円高を助長し物価を低下させる金利上昇を選択したんでしょう。説明がありませんね。いや、できないのでしょうね、お気の毒に。あなたのやっていることはマスク君並みに支離滅裂ですね。

  半年前に今回のような金利政策の変更はしないと明言していましたよね。首相は解散についてはウソをついてもよいと言われますが、いつから日銀総裁も金融政策についてウソをついてもよいことになったのでしょうか?

  あなたのおかげで指標銘柄である10年物国債の取引がたびたび成立しないため困っている市場関係者が多いのに、それを意に介しませんでしたよね。債券を笑う者は債券に泣くことになりますよ。今回は遂に市場の反乱に負けましたね。でも、これで済むと思ったら大間違いですよ。オレ様はオールマイティーだと思っている中央銀行総裁など、世界であなただけです。他のみなさんは市場を無理やり捻じ曲げるのではなく、市場との良好なコミュニケーションこそすべてだとして、懸命に対話を続けています。あなたの根拠なきツッパリが日銀の信頼を失うことになるのが、どうして理解できないのでしょう?

 

  もう一つ、大事なコミュニケーションの欠如がありましたね。それは大事な大事な政府とのすり合わせです。今回の変更は2013年の政府と日銀の政策連携の一大変更です。政府関係者は「今回事前に変更の話は一切なかった」と言っていました。何故そんなひどいことをするんでしょう。為替の介入じゃあるまいし、サプライズが効果をもたらすことはありません。ひたすら独走に対する反発と、政府日銀の連携を壊した負の実績が残るだけだけです。

  来年の3月に交代する後任の総裁は利上げせざるを得なくなりますが、その痛みを少しでも和らげるため、あなたが多少の痛みを受け持ったのでしょうか。ならば「今回の変更は超緩和政策の変更などではない」などとウソブクのを止めたらどうでしょう。市場関係者の誰もがあなたの苦しい言い訳を冷ややかな目で見ています。

 

  その昔、日本は毎日の大本営発表により国民は騙され続け、道を大きく間違えました。今回の発表は、まさにウソで固めた大本営発表そのものでしたね。しかし言論統制の効いていた戦中とは違い、「王様あんたは裸だ」とおおっぴらに言うことができます。マスクは自分に批判的な報道関係者をツイッターから追放という形で言論封殺を行いましたが、日本では封殺はできません。昨日の政策変更の記者会見で記者たちは自由に発言し、あなたの過去の言動と正反対の政策変更を責めました。それに対しあなたはミエミエのウソをつきながら、実際にはしどろもどろでしたね。

  2年ですべてを解決して見せるという大ミエはどこにいったのでしょう。あなたはその後も政策の失敗を重ね10年もねばり、日本財政を借金まみれにしました。あなたの目論見と違い、破綻へのマグニチュードは大きくなるばかりです。

 

  アメリカのFRBを長く率いたグリーンスパン氏は退任直後「回顧録」を書き、マエストロとまで呼ばれた指揮ぶりを自画自賛しました。ところがその直後に起こったリーマンショックで彼の名声は一転。すると数百ページの回顧録に対して数十ページの追補を発行し、「ごめんなさい、私の政策の大失敗が招いた金融危機です」と謝罪しました。

 

あなたは正々堂々、回顧録を書けますか?

楽しみにしていますよ!

コメント (3)
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