河童メソッド。極度の美化は滅亡をまねく。心にばい菌を。

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OCNから2014/12引越。タイトルや本文が途中で切れているものがあります。

ザ・定盤 やまの

2007-05-26 22:20:41 | 音楽

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「ザ・定盤」は山野楽器が自信をもっておすすめする名盤セレクション。

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というだけあって、山野楽器らしいマガジンだ。

「定盤」という日本語熟語はない。定番、という日本語と発音だけ同じ。

ここ何年か、同じような表現、キャッチコピーを亡国では猫も杓子もよく使う。

乱れ切った日本語に輪をかける。

河童が山野楽器の社長なら、この日本語は使わせない。

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山野楽器の銀座本店は3月に改装を行ない、3階にあったクラッシック兼ジャズは、クラシックが2階に栄転し、同フロア全部がクラシックとなった。

その割には、量質ともにいま一つ変わり映えしない。歩く空間が広くなったような感じだ。

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銀座本店でCDを買う人間と渋谷あたりのHMVやタワレコで買う人間となんとなく雰囲気違うんだなぁ。

早い話、プライスと相談して買うかどうかということ。銀座の方の購入者は値段に関心があまりないなぁ。欲しいCDを買う。買った後これこれの金額だった、ということだけ。

渋谷系とは異なる。

それに、たしかにタワレコの品数はすごいが、そこまで血眼でCDを捜す連中は銀座ではあまりいないし。。

だから銀座にはあれぐらいの品数かちょうどいい。そのかわり、新譜だけはきっちり出していかなければならない。新譜と「定盤」のバランスがちょうどいい感じだ。コアなものはないし、あすこでは不要。コアなものを買いに銀座に来る人はいない。銀座はCDのようなものを買いにわざわざ買いに来るところではないなぁ。CDって、ブランド品とかってないものね。

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それでも、たまに変なものがあったりする。

ブルックナー/交響曲第4番ロマンティック

クルト・マズア指揮

ニューヨーク・フィルハーモニック

国内盤 価格750

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このCDの国内盤は見かけることはほとんとないが、何かの間違いで置いてあるときがあった。値段も変だ。正価格をディスカウントしているのだろうか。

考えることは後回しにして、キャッシャーにもっていった。

売る方も、変な価格、といった顔で売ってくれたが、まぁ、なじみ客だし、売る方も考えるのは後回しにした感じ。

まめに見て歩けばこのようなことがたまにあったりするが、そうそう毎晩、夜の銀ブラをするわけにもいかない。750円のCDで終わればいいが、1020倍の銀ブラ食事でもすれば、何しに来たのかわけがわからない。それも一つの楽しみではある。

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どっちにしろ、山野楽器でCDをふらふら見て歩き、まっすぐ河童の洞窟に帰るのはかなり難しいね。

おわり

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