くじら図書館 いつかの読書日記

本の中 ふしぎな世界待っている

「健康で文化的な最低限度の生活」柏木ハルコ

2016-02-29 05:26:28 | コミック
 書店でお試し小冊子を立ち読みしたのです。
 生活保護を受ける世帯では、高校生のアルバイトまで収入に入れて支給額が決められると聞いたので、シビアだなと思っていたのですが、それが題材になっていた。
 寿司屋でアルバイトをしていた息子の給料を返還しなくてはならないと言われ、衝撃を受けた家族に、なんとか特例が適応するのではないかと話すのですが、そこまでは甘くなくて……。
 ああ、こんないいところで止められると!
 二週間くらい続きはどうなるのか気になっていたのですが、三巻が出たこともあって、買ってしまいましたー。
 そしたら、お試しで紹介されていたストーリーは、一巻には載っていなくて。これで一気に買っていなければ、さらに気になってしまう仕組みでしょうか?

 公務員になって、専門研修も受けないうちに生活保護の世帯を百件以上担当することになった義経えみる。
 彼女の体当たりの仕事ぶりを描きます。柏木ハルコ「健康で文化的な最低限度の生活」。
 タイトルは、生存権から取ったものですよね。
 様々な取材から作られているという話をききました。
 仕事上、社会保証について知識が必要かもしれないと考えて調べているのですが、今まで意識しないできたことを痛感します。どう支援の手を受ければいいかも曖昧になっている。
 もっと知識を深めたいので、次巻にも期待しています!