くじら図書館 いつかの読書日記

本の中 ふしぎな世界待っている

読んだまんが いろいろ 

2016-02-02 05:33:50 | コミック
 「匠三代」からいきましょうか。原作倉科遼、作画佐藤智一。ばらばらに読んだのですが、結構つながりがわかりやすいので大丈夫でした。
 深川の小野寺工務店は、大工の祖父、社長の父、設計士の息子と、三代で素晴らしい家づくりをしています。設計士の拓己は、有名な事務所に所属していたので実力は折り紙付き。事務員の真紀は幼なじみですが、旦那さんを事故で亡くし、息子と暮らしています。
 お客さんのニーズに合わせた家がかっこいい。外国人の方が求めた茶室。お父さんが想いを寄せる茜さんの小料理屋。富士山の見える場所にカフェを開きたいご夫婦。すれ違いから再会した同僚。深川という情緒溢れる町が、また素敵なのです。
 先日帰ったときに、父がハウスメーカーで建てる家は、戸車ひとつとっても専用仕様なので、ちょっと修繕が難しいと言っておりました。
 拓己くんのように、熱いハートの建築士さん、いいですねぇ。

 一関図書館はまんがも充実しているので、よく借りてきます。
 みんな入れ替わり立ち替わりなので、こんな本もあったのかーというまんがも。
 細野不二彦「東京探偵団」。女の子みたいな少年が仲間と活躍します。十二歳だってよ! 対役のバロンがとんでもないキャラで、細野さんらしい感じがします。
 
 十二月に美容院に行ったとき、待ち時間で十五巻あたりまで読んだ「NANA」もあるらしいのですが、これはしょっちゅう借り出されていて続きが読めません。
 あるラジオで、パーソナリティに「傑作です! 読まないともったいない」と勧めていたお便りが読まれたので、手にとったのですが……。
 登場人物に全く共感できない! ダブルヒロインの二人のナナはどっちも変! 特に奈々(ハチ)! 恋愛ジャンキーか? ムカムカしつつ読んだのは、美容師さんが読み終わるなや否や次々に持ってきてくれるのと、ラストが気になったから。
 もしかして、まだ連載中なんでしたっけ?
 昔、りぼんを読んでいた時代、矢沢あいが苦手だったことを克明に思い出しました。

 ということで、今後は「20世紀少年」を借りてくる予定です。今五巻まで読みました。カンナが高校生になってびっくり。ケンヂはどうなっているの?

 ところで、娘はコミックジーンを読んでいるのですが、わたしに読めるのはほぼ「ニーチェ先生」しかない。(ちゃおの方が読める作品多かった……)
 先日、シロクマがアザラシに恋するまんがを横から覗き見して、思わず言ってしまったわたし。
「シロクマのお兄ちゃんで、アザラシは僕で……これ、もしかしてBL?」
 娘にはすごい勢いで怒られました。とりあえず、腐女子ではないようです。