くじら図書館 いつかの読書日記

本の中 ふしぎな世界待っている

「ママはテンパリスト」ほかエッセイまんが

2009-04-05 05:24:56 | コミック
今回のテーマは、「エッセイまんがを読む」。
まず、東村アキコ「ママはテンパリスト」(集英社)。爆笑育児まんがとして、「このマンガがすごい」の 部門で一位だったとのこと。
でもそういう理由で読もうと思った訳ではなく……。この方は「性別がない!」の新井祥さんの前のご主人と結婚されているのですよね。ですからほんとにただの興味本位です。
しかし、当のご主人の出番は単行本中たった一話。別居婚だったんだってさ! でも、「『性別がない!』ということ」で、新井祥がマンションを引き払うのは、彼が再婚するためだと言ってなかったっけ?
まあ、それはいいや。新井祥も東村アキコも旦那さんの似顔絵に共通点があってなんだかおかしかったです。いや、同じ人だから似ていて当たり前なのだけど。
もう二歳を過ぎた愛息「ごっちゃん」(悟空っていうらしいよ)のエピソードが描かれます。
二歳八ヶ月なのにまだ卒乳しないので「ゴルゴ13」の顔を書いてみたとか、近所に言い触らして「もう飲まない」と言質をとるとかいろいろ工夫したのに、まったく駄目。いつもかじりついてくるそうです。
墨汁でフェイスペインティングした顔を携帯のカメラ機能で激写したり、アシスタントさんの娘さんと親密になっていたり、ごっちゃんは毎回いろいろやってくれます。
逢坂みえこさんいわく、「男の子かわいいよ~」と。わかりますー。うちのはもうすぐ小学生だけど、ちっちゃいときにどんなことがあったかなーと考えてしまいました。
保育所でガールフレンドができて、「けっこんするんだー」と言ってましたねー。その子の方もお母さんに「けっこんしきにはきていいよ」と言っていたそうです……。違う幼稚園になってしまったけど。
出産育児まんがは一時はまっていたので、そのとき読めばもっとおもしろかったかも。「ネットで中傷されるのが嫌で、育児ハウツー的情報を一切書かない」ということですが、そろそろ三歳の子に振り回され過ぎでは。一人で育児しているのは大変だなーと思うけど。(読み直してみたら「まあパパ忙しくてあんまうちにいませんが」と書いてありましたー)
ちなみにわたしが読んでいた出産育児まんがは、内田春菊「私たちは繁殖している」と堀内三佳「夫すごろく」(集英社)ですか。今はどっちも読んでないです。これもネットの影響かも。
さて、もう一冊「カラスヤサトシ」③(講談社)を読みました。東村アキコほかエッセイまんがを特集したダ・ヴィンチで、一緒に取り上げられていたのですよ。
おもしろいです。だたし、部分的には。裏表紙の四コマを見て買ったんだけど、彼の趣味であるガ○○ポンについていけるかどうかがポイントかと思いました。わたし? いや、だからそれ以外の部分がおもしろかったです。造本とか。 突然③なのは、本屋に売ってなかったからです。①はどうなの? 趣味に走り具合は。
エッセイまんがを続けるのは大変ですよね。とくにギャグは。
わたしが今まで読んだなかで最高におもしろいのは、柏谷コッコ「人生漫才」(集英社)ですが。爆笑しまくりでした。この前「少女」を読んで、柏谷さんのアルバイト先のおもしろい名前の方(赤穂をセキホの甘塩と読んだ人。のびのび太みたいな名前らしいが、本名を紹介すると差し障りがあるので書かれなかったのです。)は「高尾孝夫」みたいな感じ? と思ったほどあれこれ覚えています。ラストもシュールだったなー。
今、その柏谷コッコがかのケータイ小説「赤い糸」をまんが化しているというのが、わたしにとっては最もシュールな出来事かもしれません……。

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1 コメント

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Unknown (ミリオン)
2024-07-24 22:18:21
こんばんは。
嬉しいです。頑張って下さい。今度の土曜日は、1週間分の「虎に翼」を見ます。
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