日本共産党は未だに共産主義の亡霊を信奉しているのである。天皇陛下の御在位30年をお祝い申し上げる式典が24日に行われるが、それに欠席することが明らかになった。日本共産党は天皇陛下が「日本国民統合の象徴」であることを認めず、日本国憲法第一条を破棄すべきとの立場なのである▼大正11年に7月15日に創立された日本共産党は、コミンテルン(国際共産党)の日本支部としてスタートした。党綱領草案では、政治的な分野における要求として「天皇制の廃止」を掲げた。彼らが主張する二段階革命論とは、ブルジョア民主主義革命を経てプロレタリア革命を実現するというものであり、「天皇制の廃止」こそが当面の目標なのである。その方針は未だに一貫しており、御在位10年、御在位20年の記念式典にも欠席している。しかし、最近になって柔軟路線に転じていることもあり、どのような決定をするかが注目されていたのだ▼今回もまた日本共産党の上意下達は変わらず、代々木官僚の一部だけで密室で決められた。民主主義とは無縁な組織なのである。古代から日本国民は天皇陛下を仰ぎ見ることで、民族としての一体感を確保してきた。立憲民主党や国民民主党が日本共産党と国政選挙で組もうとしているが、それは日本の国柄を否定し、全体主義政党に膝を屈することにほかならないのである。
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