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草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

新元号事前公表は「代始改元」の伝統を無視した暴挙だ!

2019年02月03日 | 祖国日本を救う運動

言うべきことは言わねばならない。日本会議が新元号の公表を4月1日にすることに遺憾の意を示したのは当然である。これまでは即位後に改元されてきたのである。それを破る必要があったのだろうか。なぜ「代始改元」にしなかったのだろうか。安倍首相の責任は重大である。基本的な原則が崩れれば、皇室の存在自体が危うくなるのは明らかである▼和辻哲郎は『日本精神史』の「飛鳥寧楽時代の政治的理想」において、祭司としての天皇の役割について言及している。「力強い祭司の出現は集団の生活を安全にしたのみならず、さらにその集団の生活を内より力づけ活発ならしめた。祭司の権威の高まるとともに集団は大となり、その大集団の威力が神秘的な権威として感ぜられる。ここに『祭事の総攬』という機運が起こってくる」▼古代に日本人が手にした「神聖な権威の結紐」が我が国では今の世にまで受継がれてきたのだ。それがあったからこそ、日本は日本であり得たのである。打算と功利にもとづく世の風潮に引きずられれば、大切なものが失われることになる。日本の国柄を貶めることを許してはならない。戦後の教育を受けた官僚に、わけも分からず振り回されたのではないか。昭和54年5月25日、民族派の影山正治は元号法制化を訴えて自刃した。その志を無視して安倍首相が今回の決定をしたことは、断じて容認することはできない。

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朝鮮日報が日本の核武装を前提に韓国の核保有を主張!

2019年02月03日 | 安全保障

朝鮮日報のChosunonlineに昨日アップされた「韓国も核を持とう」というコラムは、意味深なものがある。金大中顧問が執筆したもので、書き出しは「米国が北朝鮮の非核化に失敗し、北朝鮮が事実上の核保有国になったら、日本とて黙っているはずがない」であり、的確な分析をしている▼日本が必ず核武装をするという前提から出発しており、それは的を射ているからだ。「依然として北朝鮮の中・短距離核兵器の射程に収められている日本としては、そのままでいるべき理由は万に一つもない」と書いている。そして、トランプが日本の核を容認する可能性にも触れている。日本が核を手にするのを見越して、韓国も核を持つことを検討すべきだというのだ。安全保障にまったく無頓着で、北朝鮮の核を批判できない文在寅への挑戦状であるとともに、日本を引き合いに出すことで、危機感を煽り立てているのだ▼東アジアをめぐる情勢は流動的である。このまま推移すれば、北朝鮮の非核化は困難だ。日本国民の命が危険にさらされる状況が続くことになる。いかに核ミサイルの攻撃に備えようとしても、全てを撃ち落すのは難しい。コストの点でも問題がある。手っ取り早いのは我が国が核武装することである。巡航ミサイルを装備した潜水艦を配備し、やられたらやりかえすという抑止力を持つのだ。それ以外にもう手はない。朝鮮日報のコラムに指摘されるまでもなく、私たちは決断すべきときなのである。

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