草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

インドとパキスタンの武力衝突が意味するもの!

2019年02月28日 | 安全保障

どこの国家であろうとも、自国民を守るためには、あらゆる手段を講じるのである。インドが一昨日にパキスタンのイスラム過激派を攻撃し、かなりの損害を与えたとみられている。イスラム過激派の自爆テロでインドの治安部隊が44名死亡したことへの報復であったが、やられたらやり返すのが国際社会の鉄則なのである▼パキスタンもインドの戦闘機を二機撃墜したと発表しており、当面は小競り合いが続くとみられる。しかし、両国とも核を保有していることから、どっかで手を打つのではないだろうか。一方が持っていないならば、それを使う可能性はあるだろうが、お互いが持っていれば、ある種の覚悟が求められるからだ。我が国が危機なのは、他国から核で攻撃されても、泣寝入りするしかないからである。やり返すことができないのだから、国家としての体裁をなしていないのだ▼アメリカが日本のために、核を使用するだろうか。アメリカ本土に届かなければ、北朝鮮の核を認めるのがトランプ大統領なのである。最終的には、アメリカは自国優先で、かつての孤立主義にもどりつつある。核を保有していないことで、むざむざ日本国民が殺されるのを、政治が傍観していいのだろうか。我が国も核をめぐる議論を避けては通れなくなっているのだ。政治が大事な役割を放棄してしまっているのであれば、新しい政治をつくり出すしかないのである。

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コメント (1)
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