草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

ラジオ番組で大本営発表をたれ流そうとする民主党政権を嗤う

2011年03月28日 | 災害

 被災地に情報提供を行うという大義名分で、民主党政権は「被災情報官邸発」というラジオ番組をつくり、東京FM系列で流すのだという。そして、役人答弁そのもので、わけのわからないことを喋り散らしている枝野幸男官房長官を出演させるのだそうだ。真実を国民に伝えることなく、この場に及んでも、大本営発表をしたいらしい。福島県では、あの3月11日の大震災発生時から、休むことなくラジオ福島が放送を続けており、それが多くの福島県民の支えになっている。そこに情報を流せばいいのだ。何か不満でもあるのだろうか。千谷由人官房副長官あたりが言いだしっぺのようだが、田舎者の東北人には、調子の良いことを言っておけば、それでお茶を濁せると思っているのだろうか。表向きは「国民にわかりやすい広報」ということらしいが、実際は自分たちが批判されるのを封じたいのだろう。わざわざラジオ番組を製作しなくても、国民に向かって誠実に語ればいいだけだ。国民が知りたいことを頬かむりしておきながら、媒体を利用することで、国民を手なずけたいのだろう。スターリニストらしい手口だ。しかし、いくら金をかけて大本営発表をやらかしても、国民は一人として聞く耳を持たないはずだ。国民と真摯に向かい合わないことが問題なのだから。  

人気ブログランキングへ←会津っぽに応援のクリックをお願いします

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

原発事故の対応が遅れたのは菅首相の視察のせいだ!

2011年03月28日 | 災害

 ネット上では菅直人首相が福島第一原発を視察したから、対策が後手に回ったといわれてきたが、そのことが今日の福島民友新聞にもデカデカと出ていた。共同通信が配信したよ記事で、ようやく一般の国民にも真相が伝わることになった。大震災当日の3月11日の夜には、経済産業省の原子力安全・保安院が炉心溶融を予測していたのだという。しかし、それへの対策を講じるのに、半日も遅れてしまったために、取り返しが付かなくなったのだそうだ。12日に菅首相が現場を訪れたせいで、そこまで混乱してしまったのだった。しかも、原子力安全・保安院は炉心溶融3時間以内という見通しを持っていた。炉心損傷を示すヨウ素が検出されていたこともあり、切羽詰った情勢になっていたからだ。マスコミのなかにも、反骨精神の旺盛な記者はいくらかはいるはずだから、今後、菅政権への責任追及は厳しくなるに違いない。痛快であったのは、ネットの情報が間違っていなかったのが、今日の段階で証明されたことだ。菅首相が足を引っ張ったというのは、まさしく噂通りであった。いくら隠そうとしても、それは土台無理なのである。それが暴露されてよほど慌てたのだろうか。枝野幸男官房長官が今日午前中の記者会見で、東電に責任を転嫁しようとしている。まったく懲りない面々である。

 人気ブログランキングへ ←会津っぽに応援のクリックをお願いします 

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

その場しのぎの発言で福島県民を惑わす民主党政権

2011年03月28日 | 災害

 何度でも書くが、民主党政権は情報公開をきちんとしないと、国民は混乱するだけである。一時は福島第一原発のある浜通りから離れながらも、時間が経つにつれて、自分の家に帰る人が増えているという。もちろん、避難指示が出ている20キロ圏内ではないが、屋内退避の20キロから30キロ圏内に隣接する住民である。国の線引きは風向きに関係なく行われているので、健康被害が出ないように、一週間以上にわたって避難所や親戚を頼っていたのである。しかし、いつになっても原発のトラブルが解決しないので、業を煮やしてしまったのだろう。農家の場合は、農作業の時期が迫っていることもあるという。昨日の夜のラジオ福島ではそのことが話題になっていた。危険があるにもかかわらず、戻らざるを得ないというのは、今の民主党政権がいい加減だからである。その時間帯の担当であった鏡田辰也アナウンサーも絶句していた。峠は越えたと思っている国民も多いようだが、実際はそんな生易しいものではないのだ。最終的には国民一人ひとりが判断するとしても、目安となるべき指針は国が提供すべきなのである。スポークスマンを務める枝野幸男官房長官の評判は悪くなる一方なのは、その場しのぎの発言に終始しているからではなかろうか。  

人気ブログランキングへ←会津っぽに応援のクリックをお願いします

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする