草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

予想通り「従軍慰安婦問題」で韓国に擦り寄ったオバマ大統領を嗤う!

2014年04月26日 | 国際問題

 韓国でのオバマ大統領の発言は常軌を逸しているが、これが現在のアメリカなのである。それでも日米首脳会談によって、日本は尖閣諸島をめぐる弱腰のアメリカを、ようやく味方に引き入れたわけで、よくぞ安倍総理はやったと思う。その一方で、オバマ大統領は昨日、いわゆる「従軍慰安婦問題」に関して韓国の朴槿恵との共同会見で「甚だしい人権侵害だ。戦争中の出来事とはいえ、衝撃を受けた」と述べた。事実をまったく無視した、あくまでも韓国側に理解を示したものだ。11月の中間選挙を意識した、韓国系アメリカ人へのリップサービスだろう。オバマ大統領が政治的に迷走しており、麻生副総理が述べているように、すでに国内をまとめる力を失っている。それでも、安全保障上の問題に関しては、アメリカの国防省と日本と危機感を共有しており、厳しい対中共戦略を選択させたのだ。TPPがまとまらなかったのを、日本のせいにする見方があるが、アメリカ自身が方針を決めかねているのが原因だ。オバマ大統領のこの発言は、ある意味では日本国民と日系アメリカ人への裏切りである。しかし、そのオバマ大統領ですら「安倍首相と日本国民も過去について、より公正に理解しなければならないと認識しているだろう」と語らざるを得なかったのだ。日韓関係は最悪の事態になっている。そこに割って入って仲裁をするのではなく、韓国側の肩をもって日本の悪口を言う。これでは日本国民や日系アメリカ人が怒って当然である。韓国はとっくの昔に反米になっている。それを知ってか知らずか、中間選挙を意識しているとしても、あまりにもオバマ大統領は軽率である。

 

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