草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

朝鮮半島で北が暴発すれば東アジア全土が火の海に

2024年01月18日 | 自衛隊
 金正恩が戦争を決意したのではないか。かつて対朝交渉に関係した米国務省の元高官のロバート・カーリンらが去る11日、米国の北朝鮮分析サイト「38ノース」に掲載されたいうことを、私たちは深刻に受け止めなくてはならない。
 もしそのような事態にでもなれば、我が国は南西諸島ばかりではなく、本土と目と鼻の先でも戦争が起きるということだ。そこにロシアの北海道侵攻が重なれば、日本はもはやお終いである。
 そこまで北朝鮮が強気になれるのは、間違いなく核を保有しているからだ。いくら失敗を重ねたとしても、確実に核搭載のミサイルを配備し、最近では大陸間弾道弾にまで手を伸ばしてきている。核をもたない韓国は、最終的には屈服するしかないのである。それは中国と台湾との関係と同じである。
 すでに米国の核による拡大抑止というのは、まったく機能しなくなったしまった。朝鮮半島でことが起きれば、ウクライナと同様な「管理された戦争」となり、米国は武器などは支援しても、軍事介入することはないだろう。核を持った国家との戦争においては、米国も甚大な被害をこうむるからである。
 もはや我が国は、生き残りをかけて核武装に踏み出すしかない。通常戦力をいくら増強しても無駄である。やられたらやり返す抑止力を保持し、それによって平和を守り抜かなければならないの。より深刻になっているにもかかわらず、未だに「核なき世界」を主張する岸田首相では、もはや手に負えない危機が迫っているのである。
 

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