草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

医療関係者に丸投げするのではなく今こそ政府が決断すべきだ!

2020年03月20日 | 感染症

武漢肺炎について政府の専門家会議が昨夜会見を開き、今後の提言を行った。休校やイベントの自粛などのこれまでの対策が一定程度の効果があったことを認めつつも、「依然として都市部ではクラスターが発生しており、予断を許さない状況が続いている」との見方を示した▼「最悪の場合に備えての医療設備の充実が急務である。特定地域での感染拡大を封じ込めるためには、公共団体相互の情報交換や連携が大事になっている」との見解を述べるとともに、「国民の8割が感染する事態も覚悟しなくてはならない」との警告を発した。欧米などからの帰国者の感染者が増えているほか、感染源が突き止められない例もみられ、警戒を緩めることができないというのだ。個々人の対策としては、これまで同様に「換気が悪い、人が密集、近距離で会話や発声」の三条件に気をつけることを訴えた▼未だに日本は危機を脱していないのである。政府が政治的な決断から逃げているように思えてならない。国民の命がかかっているわけだから、医療関係者の専門家会議に丸投げするようなことがあってはならない。私たち国民にメッセージを出すべきは政府である。中途半端なことをしていて、本当にそれでいいのだろうか。あまりにも無責任ではないだろうか。

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