いくらマスコミが安倍内閣打倒のキャンペーンを繰り広げ、それに野党が便乗して国会前で騒ぎ立てても、もはや日本国民は騙されないのである。共同通信や読売新聞の最近の世論調査では、いずれも支持率が40パーセントを維持している。驚くような数字ではないだろうか。これまでであれば、確実に20パーセントを切っていただろう。既得権益を守ろうとする新聞やテレビの最後の抵抗を、ネットが完膚なきまでに粉砕したのである▼ツイッターなどの内閣支持率は、軽く80パーセントを超えている。ネットを使えるかどうかで、情報格差が生まれているのである。テレビや新聞は寄って集ってネット言論を「フェイク」と決めつけているが、それは事実と反する。ここ数年政治的な影響力を持ち始めた日本のネチズンは、エビデンスにもとづく議論を展開しており、イデオロギーや妄想にもとづくプロパガンダを批判している。山本七平ではないが、異論を唱えられない「空気」に水を差すのがネットである▼イデオロギー的に右だとか左だとかいう次元ではなく、コモンセンスを重視しており、賢明な判断を下している。かつてはテレビや新聞が啓蒙的な役割を果たした時代もあったが、もはやそれは過去の出来事でしかない。時代は変わってしまったのであり、いくらテレビ新聞が抵抗しても無駄なのである。
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