草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

「百害あって一利なし」のテレビを嗤った山本夏彦!

2017年04月07日 | マスコミ評

「テレビは百害あって一利なし」であるのを、ようやく国民が理解するようになったのではないか。森友学園騒動はようやく収まりつつあるが、火をつけたテレビが責任を取らないのは、いつもの通りである。山本夏彦の言っていたことが、やっぱり正しかったのである▼国有地の払い下げをめぐる疑惑は、そもそもの前提が違っていたのである。ゴミが埋まって価値がないにもかかわらず、隣接の野田公園が国からの補助を受けるために高く設定された。これで地価が上がっただけであって、本当は高額な土地ではないのである。テレビは本当のことを伝えず、反安倍のキャンペーンに利用した。その事実を報道しないで、騒ぎ立てただけなのである。誰がどんな発言をしたかは、記録として残されており、必ずや裁かれる時があるだろう▼山本は木戸銭を取ることを提案していた。タダだから暇つぶしにテレビを見るというのだ。「さすればテレビを見る時間は、老若を問わず激減し百害の半分はなくなる」(『死ぬの大好き』)と喝破したのである。山本のテレビ嫌いは有名であったが、そこまでしなくても、確実にテレビ離れは進んでいる。20代や30代の若者はネットで情報を収集している。イデオロギーを振りかざすテレビなどは、相手にしていない。レッテルを張ることしかできない、識者やコメンテーターの意見を聞きたくないのである。それにテレビ業界は気づいていないようだ。お目出度いにもほどある。

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今月中に朝鮮半島有事が勃発する可能性が大に!

2017年04月07日 | 安全保障

五月九日に行われる韓国の大統領選挙の前に、朝鮮半島有事が起きる可能性が取り沙汰されている。北朝鮮の核開発を阻止するために1994年にクリントンが空爆を考えていた時よりも、事態はより深刻になってきている。アメリカが先制攻撃をかけて、金王朝を崩壊させるためには、北朝鮮に宥和的な大統領が就任する前になるはずだ。佐藤優らが指摘している通りなのである▼もしそれが決行されれば、北朝鮮も黙ってはいないだろう。確実にスカッドやノドンで日本を攻撃してくる。38度線から30キロ程度しか離れていないソウルは、北朝鮮の大砲やロケットで火の海になる。もっとも危惧されるのは、日本に核を搭載したミサイルが撃ち込まれることだ。たとえそれが一発であっても、日本は甚大な損害を被るだろう。片岡鉄哉が「アメリカが北朝鮮に先制攻撃を仕掛けても日本を守り切れない」(『核武装なき「改憲」は国を滅ぼす』)と書いていたのを思い出した。日本がアメリカの核の傘で守られているというのは、あくまでも幻想でしかないというのだ▼朝鮮半島有事になっても、日本はなすすべがない。早急に巡航をミサイルを配備すべきだろう。このままでは一矢報いることもできず、座して死を待つ以外にないからである。今こそ日本人は目を覚ますべきなのである。

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核武装なき「改憲」は国を滅ぼす
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