草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

今こそ日本は精神的虚脱から脱して真の独立を目指すべきだ!

2017年02月23日 | 思想家

どんな民族だって繁栄があれば滅びがある。繁栄することが困難になれば、それなりの対処方法によって、延命していく方途を探るべきだろう。それだって並大抵のことではないのである▼晩年の会田雄次が日本人の奮起を説いていたことを、ついつい思い出してしまう。戦後の日本が独立への回復を願ったのは、せいぜい中曽根内閣までで、それ以降は日本は駄目になったと嘆いていたからである。「今後の日本がこの呆然自失、精神的虚脱から脱し、衰退を食いとめるためには、国民全体のよほどの覚悟での奮起を必要としよう。政治不信だからタレントに投票するといった心情とはまったく異質の、宗教用語でいえば心底からの回心、イデオロギーでいえば転向が要求されているのである」(『たどり来し道』)▼日本がドラスチックな転換をしなければ、真っ逆さまに日本は滅びにいたるのである。会田はそれを「転向」という言葉で表現したが、戦後レジームから脱却するには、根本から日本人が変わらなくてはならないのである。癇癪もちで気短であった会田は、数少ない憂国の士であった。ルーツを辿れば会津藩士に行き着くともいわれる。その頑固さが今こそ求められるのである。自らの国を貶めて拍手喝采するような風潮は、あまりにも異常である。お花畑であってはならず、迫りくる危機に備えて日本は国家たるべきなのである。

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