草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

金正雄の暗殺は金王朝の終わりの始まりだ!

2017年02月16日 | 国際問題

金正男が暗殺されたことによって、朝鮮半島の雲行きはかなり変わってくるのではないだろうか。これをきっかけに韓国の保守派は反転攻勢に出るだろう。鳴りを潜めていた軍部の発言力も増すに違いない。いざとなればクーデターを決行して戒厳令を布く口実ができたからだ▼国際社会も北朝鮮の金正恩を抹殺すること容認するだろう。アメリカによる北朝鮮の核施設やミサイルへの攻撃、金正恩をターゲットにした作戦を行っても、それを誰も阻止することはできなくなった。アメリカはフリーハンドを手にしたことになる。もし北朝鮮による暗殺であるのならば、それは金王朝の終わりの始まりなのである▼日本も当然のごとく、北朝鮮に身構えることになるはずだ。金王朝が崩壊すれば、日本から拉致された人たちの救出も可能となる。特殊部隊の投入も検討されるべきだろう。あらゆる事態を想定しておかなくてならない▼独裁者は裸の王様なのである。それに気付かないのだから愚かである。小心で臆病であるから、自分以外の人間を信用できないのである。独裁者の愚行の数々を歴史は教えてくれる。金正恩もその一人なのだろう。政治は暴力から成り立っているとしても、それを使用するには大義名分がなければならない。個人の一時的な感情で使用すべきではない。なりふり構わずに粛清したり、暗殺したりすれば、いつかは自分に返ってくるのであり、その恐怖に独裁者は日々耐えなくてはならないのである。

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