草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

朝鮮有事の場合は在留邦人だけでなく拉致被害者の救出も!

2017年02月20日 | 安全保障

在外日本人の救出作戦の訓練がタイで昨日実施された。毎日新聞が伝えたもので、安全保障関連法によって付与された、自衛隊の新たなる任務である。航空自衛隊の輸送機がタイのウタパオ海軍基地に到着し、銃を構えた自衛隊が配置に着き、陸上自衛隊の軽装甲車で日本人とアメリカ人をその輸送機まで誘導した▼金正男が暗殺されたことで、朝鮮半島がきな臭くなっている。アメリカは危機感を募らせており、北朝鮮の最高指導者である金正恩をターゲットにした軍事作戦を行うことも考えられる。そうなればアメリカ軍の特殊部隊が送り込まれることになるだろう▼朝鮮半島が動乱になった場合に、そのタイミングに合わせて、韓国内の在留邦人だけでなく、日本人拉致被害者の救出ということも、我が国は準備して置くべきではないだろうか。それは軍事行動というよりも、あくまで警察活動であり、どさくさに紛れて殺されかねない人たちを自衛隊が救うことなのである▼国会では南スーダンの自衛隊のPKO派遣をめぐって、重箱の隅を突くような議論ばかりが行われている。差し迫った危機に自衛隊はどう対処するかが喫緊の課題であるのに、民進党はそんなことはどうでもいいようだ。あらかじめ有事に備えておくことが大事なのである。今回の訓練は大きな意義があったと思う。日本人は世界のどこにいても日本人であり、日本が国家であり限り、一人の邦人も見捨ててはならないのである。

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