草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

自衛隊を人殺し扱いすることで平和主義を煽ってきたのが共産党だ! 

2016年06月27日 | 政局

共産党は自民党以上にリアルに物事を判断する。統治ということを常に念頭に置いている。自衛隊を今すぐになくせないというのは、彼らからすればあたりまえのことだ。自衛隊を憲法違反だと批判するのは、自分たちの軍隊ではないからである。ただそれだけのことなのである▼代々木官僚のトップに君臨する不破哲三や志位委員長らは、そのことをほんとど口にしない。「9条を守れ」とか騒いでいる者たちを利用して、善意に満ちた平和主義者であるかのように装っているのである。身内の藤野政策委員長が防衛費について「人を殺すための予算」と発言したのには、不破らも動揺したに違いない。すでに志位委員長は自衛隊の活用を明言しており、すぐに廃止するとは言っていない。プロパガンダが勝手に独り歩きしてしまったのだ▼徹底した平和主義を唱えたのは、日本浪漫派の保田與重郎であった。反近代の思想家であった保田は、武器の優位性に重きを置かなかった。米作りを基本にした日本人は平和を好み、いざとなれば竹槍で戦うという主張であった。そこまでのラディカル性を共産党は持ち合わせてはいない▼自民党であれば本音で国民に語りかけるが、共産党は本音と建て前を使い分ける。二枚舌政党なのであり、今回の参議院選挙では、その共産党と民進党が組んでいるのだから、当然のごとく、民進党や共産党に対して国民は厳しい審判を下すことになるだろう。

 

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