草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

デモをする自由を圧殺するために神奈川県警に抗議した日共を嗤う!

2016年06月04日 | 政局

日本共産党は党名を変えない限り、暴力革命を目指した集団であることは否定できない。マルクスの『共産主義者宣言』(金塚貞文訳)には「共産主義者は、かれらの目的が、これまでのいっさいの社会秩序を暴力的に転覆することによってしか達成され得ないことを公然と宣言する。支配階級よ共産主義革命の前に慄くがいい。プロレタリアには、革命において鉄鎖のほかに失うものはない。かれらには獲得すべき全世界がある」と書いてある▼そのイデオロギーを固く信じているからこそ、「共産党」の名にこだわるのだろう。ユーロコミュニズムを提唱したイタリア共産党は、1989年のベルリンの壁の崩壊を受けて1992年2月の時点で消滅した。フランス共産党はソビエトの思いのままに操られていたこともあり、同じように痛手を受けた。党内は一本化しておらず、改良派からトロッキストまで千差万別である。代々木官僚のヘゲモニーのもとにある全体主義政党とは違うのである▼参議院選挙に立候補予定の日本共産党の関係者らが昨日、神奈川県警本部を訪れ、行動する保守運動のデモを許可したことに対して抗議した。いくら何でも日本共産党の言い分がそのまま通るようであれば、日本の自由と民主主義はおしまいである。かつての学園紛争でもそうであったように、意にそわない言論や表現の自由を圧殺するのが、スターリニスト日本共産党の常套手段なのである。

 

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自己の嫌悪する思想であっても表現の自由は保障されるべきだ!

2016年06月04日 | 思想家

だから言ったではないか。反ヘイト法など成立させてならないと。川崎市における公園の使用禁止は、それを受けての決定である。いかに罰則がなくても、表現の自由を制限する誘い水になったのである。自民党までもがそれを容認するようでは、保守派の結束どころではない。反日国家や在日の人たちを批判することと、罵倒することは分けて考えなくてはならないのである▼拉致に関与した疑いが濃厚な朝鮮学校への補助の打ち切りを主張しただけで、ヘイト扱いにされるのは異常である。核やミサイルの開発を進める北朝鮮の脅威を訴えることもヘイトなのだろうか。行動する保守に行き過ぎがあったとしても、現行法で十分に取り締まれるはずだ。私たちが絶対に譲ってはならないのは、思想・信仰・表現の自由である▼オールドリベラリストであった竹山道雄が「門を入らない人々」で述べているように、「われわれにとってもっとも重要なことは、自己の好む思想の自由を保障することではなしに、自己のもっとも嫌悪し好まざる思想の自由を保障することによって、自己の主張がいかに正しいかを立証する機会をこつことである」からだ。それが思想・信仰・表現の自由の根本なのである。しかも、反ヘイト法を積極的に推進したのは、反日国家の意向を受けた人たちであり、「日本に死を」と叫び安倍首相を連日罵倒しているのである。自分たちは無制限の自由を要求しながら、意にそわない者たちをヘイト集団と決めつけている。そんなことが許されていいわけがないのである。

 

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