草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

憲法9条を改正しなければ日本は永遠にアメリカの従属国だ!

2016年05月03日 | 思想家

憲法9条絶対の人々に対して、何度でもカール・シュミットの言葉を繰り返すしかない。「もしも、一国民が、政治的生存の労苦と危険とを恐れるなら、そのときまさに、この労苦を肩代わりしてくれる他の国民が現れるであろう。後者は前者の『外敵に対する保護』を引き受け、それとともに政治的支配をも引き受ける。このばあいには、保護と服従という永遠の連関によって、保護者が敵を定めることになるのである」(『政治的なものの概念』田中浩、原田武雄訳)▼今の憲法のままでよしとすれば、永久にアメリカの従属国から抜け出せないのである。それを知っていたからこそ、自主独立を主張する日本共産党は、制定時に唯一現憲法に反対したのではなかったのか。いつの間にやら立場が変わってしまった。日本共産党は憲法9条を何としてでも守り抜くのだそうだ。それはあくまでも戦術上のことであり、もし日本がアメリカとの関係を清算し、日米安保条約を破棄する自体になれば、当然のごとく軍隊を持つようになるだろう▼自民党はアメリカとの対等な関係に一歩踏み出そうとしている。そうすれば保護と服従の縛りから、解き放たれることになるからだ。日々アメリカと付き合ってみて、日本にが不利であることを痛感しているはずだ。アメリカ大統領選挙でのトランプ旋風によって、風向きがかなり変化してきた。真に日本の独立と主権の回復を目指すのであれば、すぐにでも自衛隊を国軍としなければならない。そこでは命令も指揮系統も日本独自でなくてはならない。アメリカへの服従を容認しているのが、憲法9条絶対の人々なのである。どうしてそれに気が付かないのだろう。

 

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国家を悪として断罪する「憲法記念日」の朝日新聞の社説を嗤う!

2016年05月03日 | マスコミ評

朝日新聞においては改憲に賛成か反対か以前に、憲法を論議すること自体がタブーなのである。劣化したサヨクのなれの果ての姿なのである。まさしくパヨクと呼ぶにふさわしい。朝日新聞は9条の会の日本共産党の別当隊でしかない。中共が南シナ海で何をしているのか、北朝鮮の核とミサイルがどこに向けられているのか、まるっきり無視して、国民を平和ボケにしておくために必死なのである▼まことしやかに世論調査の結果なるものを公表しているが、質問の仕方自体に問題がある。自分たちの思い通りに国民を誘導しようとしている。それこそ立憲主義を掲げるのであれば、自衛隊の廃止まで主張すべきだろう。それには口を閉ざして、安倍内閣の攻撃の材料に、憲法九条を持ち出しているだけではないか。立憲主義であれば、違憲状態のままの自衛隊を放置すべきではないだろう▼今日の朝日新聞の社説も何を言いたいのか意味不明である。国家に対抗させる「普遍の原理」をことさら強調している。アメリカに押し付けられたフランス革命などの理念をもう一度掲げることで、自分たちを正当化したいのである。戦後70年以上が過ぎたにもかかわらず、パヨクのマスコミは過去を引きずったままである。自分たちの言論空間を維持するために、事実を事実として認めようとしないのである▼安倍首相の著書や自民党の「憲法改正草案」を槍玉に挙げているが、紋切り型の断定口調で少しも批判になっていない。その社説を読む限り、パヨク新聞の敗北は明らかだ。私たちは勇気を持って憲法改正に一歩踏み出さなくてはならないのである。

 

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