草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

日米同盟を危うくしているのは腰が定まらないオバマ外交だ!

2013年12月28日 | 国際問題

 「戦後民主主義の虚妄に賭ける」という明言を吐いたのは丸山真男であった。その流れをくむ朝日新聞などは、未だにお花畑から抜け出せないようだ。東アジアの情勢は混沌としており、安倍首相の靖国神社参拝をめぐって、当初は素っ気ない態度をとったアメリカも、今日あたりは違ってきている。普天間基地の移設をめぐっては、安倍政権の功績を高く評価しているからだ。一つは米国がアジアでプレゼンスを維持するには、日本の助けを必要としているからだ。中共が大変なことになれば、自国民を救出する最前線は、当面は沖縄しかないのである。日本との関係をこじらせれば、それも危うくなってしまうのである。それと同時に、日本国民の靖国神社に対する思い入れを知って、軌道修正を迫られたのではないだろうか。米国大使館のフエィスブックを覗いてみても、日本国民の怒りが次々と書きこまれている。米国の国務省が付き合っているのは、せいぜい日本の官僚でありインテリだろう。彼らは少数でしかない。これまで日本のサイレントマジョリティは、アメリカが広島や長崎に原爆を落としたことを問題にしなかった。未来に向かっての日米同盟の強化を優先させたからだ。集団的自衛権を容認するのに賛同し、特定秘密保護法案を成立させたのも、そうした流れのなかで理解されるべきだろう。しかし、アメリカが中共寄りにシフトすれば話は違ってくる。オバマ政権が同盟国日本を選ぶか、それとも崩壊寸前の独裁国家中共を選ぶかなのである。

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東アジアの緊張高めたオバマ政権の誤ったメッセージ!

2013年12月28日 | 政局

 オバマ政権は誤ったメッセージを中共や韓国に出してしまった。これによって東アジアの緊張は一挙に高まるだろう。安倍首相の靖国神社参拝が引き金になったのではない。それに対してのアメリカの対応が問題なのである。ブッシュ政権時代に小泉純一郎元首相が参拝したときには、今回のようなことはなかった。国務省までもが「心から失望した」と述べたのは、同盟国である日本への背信行為である。中共や韓国はこれ幸いと日本への批判を強めてきている。尖閣諸島への軍事的な挑発にも日本は備えを怠ってはならない。近いうちに中共は必ず仕掛けてくるはずだ。オバマ政権は外交面では次々と失敗を重ねてきている。シリアへの軍事介入をほのめかしながら、結局は口だけであった。それと同じことが日本に対しても言える。中共の脅威に共同で対処する振りをしながら、大事なところで腰砕けになってしまうのでは、頼りにならない。日本は戦後一貫してアメリカの核の傘に依存してきた。東京などが核攻撃を受ければ、アメリカが反撃してくれるのを期待していた。しかし、今、日本人の多くはアメリカを信用しなくなってきている。オバマ政権の方針が混乱したことで、騒ぎが大きくなったのである。A級戦犯の合祀にしても、日本人の素朴な信仰心から出たことだ。死者を区別せずに弔うのが日本人なのである。外国もそこまでは干渉すべきではないだろう。それは日本人の内面の問題に属するわけだから。

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