草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

新生自民党のために小池百合子総務会長就任を祝す

2010年09月09日 | 政局
 日本はイザというときは、神功皇后のような女性が救国の英雄となるのである。小池百合子元防衛大臣を自民党の総務会長に起用したのは、谷垣貞一総裁の英断であったと思う。無能な菅直人首相や、真っ黒けな小沢一郎幹事長の民主党と対決するのには、清新なイメージが求められるのである。とくに、小池には女性特有のふくよかさと、政治に毒されていない初々しさがある。蓮舫行政刷新担当大臣のようなギスギスした感じがない。ヒステリックに目を吊り上げることもない。それでいて、防衛大臣の在任中には、利権屋官僚と真っ向から対決したのだった。日本新党からスタートしたというのも、高感度を高めている。日本の保守政治が曲がり角にきている今こそ、永遠に守るべき日本というのを、しっかりと主張する政治家が求められているのだ。日本が国家たりうるかという課題が突きつけられているが、核武装も視野にいれるべきだということで、小池は鋭い問題提起もしている。自民党が生まれ変わらなければ、この国は滅びる。唯一残されたチャンスは、小池を日本の総理大臣にすることなのである。ギラギラした脂ぎった自民党ではなく、女性と若者の党に脱皮するためにも。

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堂々としている小沢一郎の自信はどこから?

2010年09月09日 | 政局

 この二、三日小沢一郎擁護のブログが張り切っているが、そこまでやるというのは、まったく腑に落ちない。刑事被告人となるかも知れない政治家を、そこまで盛り立てようとするのは、あまりにも異常ではなかろうか。どこかの宗教団体の教祖さまでもあるまいに、普通の人間には理解できない。実際に権力を手にしたならば、口から出まかせだったというのであれば、国民は一度ならずも、二度も騙されたことになる。餌がよければ、国民は付いてくると思ったならば、それは大きな間違いである。名もなき国民にだって、プライドというものがあるからだ。しかし、嘘を言うにしても、堂々としていれば、それなりに説得力があるものだ。菅直人が駄目なところは、目がちょろちょろして、自信のなさが誰の目にも明らかであることだ。大方のマスコミの予測は、菅で決まったかのような書き方をしているが、小沢のあの自信に満ちた言動は、何かあることを予感させる。土俵際で菅が打っちゃりに遭うことだってありうる。息を抜いた方が負けなのである。いくら小沢が攻撃されても、泰然自若として騒がないのは、勝てるという読みがあるからだろうか。

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往時を偲ばせる東山盆踊りの櫓の提灯

2010年09月09日 | 会津100選



  「エンヤー会津磐梯山は宝の山よ」で知られる会津東山温泉の盆踊りも、先月の18日で終わってしまったが、湯川にかかる櫓の提灯が暑さを吹き飛ばしてくれた。朝香ホテルから撮影したので、身を乗り出して見ていた、観光客の浴衣まで写ってしまった。太鼓の音と歌い手の声、そこにまた川音が重なり合って、夏の風物詩となっているのである。40人近くいる芸妓衆も、浴衣で参加し、観光客と一緒になって踊りの輪に加わっている。以前は押すな押すなの人だかりであったが、現在はかつてのような熱気は見られない。闇のなかに浮かび上がる提灯だけが、今も往時を偲ばせる。    

 かにかくに東山にて踊りたる盆踊り歌君の後れ毛


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利だけで義を知らぬ民主党政治と素行の『聖教要録』

2010年09月09日 | 思想家
 民主党代表選に立候補した菅直人も小沢一郎も、女性スキャンダルを抱えているとかで、週刊誌などで話題になっているが、どっちも人間性に欠けるのではなかろか。政治家としてもっとも大事な義よりも、自己中心的な利ばかりを優先させているからだ。元和8年(1622)に会津で生まれた儒学者に山鹿素行がいる。古学派の祖と位置づけられているが、漢、唐、宋、明の学者が、聖人の道が見失っていることを嘆き、周公孔子の道に復帰することを主張したのだった。朱子学一辺倒の幕府に楯突くことでもあったので、譴責を受けることになり、素行は赤穂の浅野藩に流謫の身となったのである。平成の世にあっても、素行の主張は、私たちの肺腑を衝く正論であり、今の民主党の政治家に何が足りないかを教えてくれる。「人もの知れること多し。故に欲も亦(また)多し。欲は充つべからず。君子は義を以て利と為す。小人は利を知って義を知らず。君子の利は能く亨(うけ)る。小人の利は全からず。義と利と支離せず。利は義の和なり。義の有る所利之に随(したが)ふ」(『聖教要録』・岩波文庫・村岡典嗣校訂)。女性と付き合うなとは言わないが、政治家としての大義を忘れているようでは、一国の総理大臣としてふさわしいわけがない。

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