Model 107

1985年の107
じっくり時間をかけてお気に入りの一台に仕上げます。

SL君 リアサス リフレッシュ オートプライドさんにて 11月18日~24日-02

2012-11-30 | Weblog
 Sway Bar Link の次は…

リア・コイル・スプリングとダンパー交換のカットです。

左端に写っているのは「スプリング・コンプレッサー」だと思います。
コイル・スプリングを縮める工具ですね。

MBのはコイル・スプリングとダンパーが別々に装着されているので、こういうスタイルのコンプレッサーが使えるのですね。
ストラットみたいにコイルスプリングとダンパーが一体になっているスタイルだと、違った形式の工具を使わないとなりません。



新旧コイル・スプリングとダンパーです。
コイル・スプリングは$59.99 でした。(1個ですよ…それにしても安いです。安すぎて心配なほどでしたから…)

Shock Absorber は、“Boge”のが$69.99 です。
Billstein が良い方は、あと$21.00 ほど余分に支払わなければなりません(円に換算しても、たかだか1600円くらいですけど)
Original派の私は、迷わず“Boge”です。

新旧パーツ…「見た目」では、ほとんど差異が分かりません。(って言うか、「見た目」で違いが分かったら大変ですよね)
ダンパーは、「ブッシュ」がかなり劣化しているように見えます。

左上の丸い物体は、“Spring Pad”です。
$6.99でしたが、これは後述しますが、使いませんでした。



リアのサブフレーム・マウントを外したカットですね。
大きな「穴」みたく見える部分に入るのが「Sub Frame Mounts」です。
380SLのマウント・セットは$59.99 でしたよ。

因みに、450や560SLのは、$313.99 もします。



これが「Sub Frame Mounts」(新品)です。




取り外した旧Sub Frame Mounts です。

新品パーツと比較すると、加重の掛かる部分は大分縮んでしまっているみたいです。



プレートをボディーに固定するボルトもかなりサビサビです。



ボディー側もねじ山が痛んでいるようですね…
こういう所は普段見ることが出来ないですから、こうして写真を撮影していただけると、「あぁ…こんな所まで、きちんとメンテナンスしていただいているんだ…」と理解できてとてもありがたいです。

私が、オートプライドさんに全幅の信頼を寄せている理由の一つでもあります。



さっきの「穴」に Sub Frame Mounts を装着したところですね。
まだ、固定用のプレートは装着してありません。



新旧パーツをこうして比べると、さすがに「ご苦労様」って言ってあげたくなるほど、劣化しているのが分かります。



こちら側から見ると、別のパーツみたく見えちゃいます。



Sub Frame Mounts のプレートとシャフトを固定して、錆止めの「シャシ・ブラック」みたいなのを塗布してあります。



もう1方の作業です。

やはり、Sub Frame Mounts のプレートを固定するボディー側のボルト穴をタップを立てて整形しているカットみたいです。

“Snap-on”の タップですね。
さすがに、こういうのは持っていないな…



こちらは、“Defferential Mount"で、$56.99 でした。

Defferential Mount は、1個しか装着しないので“Mount”の後に“s”が付かない単数なんですね。

Sub Frame Mounts ほど変形が酷くは見えませんが、下部の「くち」みたいに見える部分の隙間が狭くなっているのが分かります。




旧パーツを取り外したところです。
下から「デフ」を支えているジャッキが見えます。





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SL君 リアサス リフレッシュ オートプライドさんにて 11月18日~24日

2012-11-28 | Weblog
 タイトルに「リアサス・リフレッシュ」と書きましたが、実際にはSL君の姿勢の後下がり…が、気になってパーツを準備していたのでした。
乗り味に不満があるわけではありません。
むしろ、今の「まったり」感が損なわれることを恐れていました。



いつものように、「オートプライド」さんへSL君を連れて作業をお願いしに行きました。

今回の写真は、オートプライドのメカニックさんが作業中に撮影してくださったカットです。
いつもながら、作業以外に面倒なことをお願いして申し訳ありません。



こちらはキャビン左後方にあるレバーで、“Soft Top Cover Release Handle”って長い名前のパーツですが、キャンバスを格納しているリッドの開閉から幌の展張、ロッキングなど全てを「これ1本」でこなす超優れもの…のレバーであります。
ちょっと破損がある…という意味のカットだと思います。

普段はソフト・トップなど使わないので、使用頻度は極めて低いのですが、いずれパーツを購入するようにしましょう。



そのレバーを外して内装をはぐると…

おっ、となりはカレラ君ですね。



ダンパーの頭部にアクセスすることが出来ます。



右リアサスのカットです。
これから、コイルとダンパーを抜き取るところでしょう。

左上に、前回交換していただいた燃料ポンプとフィルターが映っています。



アメリカのショップのカタログには“Sway Bar Link”と書かれているパーツの左側です。

確か、ロードスターのショップとかでは“スタビ・リンク”(スタビライザー・リンク・ロッドの略かな?)とか言っていたような気がします。



それのアップ画像ですね。
サビサビのボロボロです。
パーツを手配しておいて良かったです。

たしか、リンク・ロッドの上部に見えるブラケットが左右どちらか片方外れていて、それが「カラカラ」異音の原因になっていたそうです。

お陰で、気になって仕方が無かった「カラカラ・コトコト音」が全くしなくなりました。
「あぁ…良かった!」です。




マクロ撮影で見てみると、何だか物凄い状態に見えますね。



取り外した旧パーツ(右)と、用意した新品パーツ(左)です。


しかし、新品のパーツ…クロームのとブラックのとあります。
実は最初に、片側1セットだけ買いまして、それを一旦、オートプライドのメカニックさんに使えるかどうか見て頂き、確認が取れてからもう1セット買ったため、同じショップに同じ品番で注文したのに見た目がこんなに異なる商品が送られてきました。

カタログ価格…Originai $14.99  Aftermarket $10.99 でしたが、
当然、Original として注文したのですが…ど~なんでしょうね。

でも、「たかがスタビライザーを固定するためのリンクだから、別に何でも一緒か…」くらいの気持ちです。

健康の秘訣ですね…細かい事は気にしない…ね。

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相生鉄道公園 9月8日 2012年-03

2012-11-27 | Weblog
 ガリガリ君(キ703)の次は、ライダーハウスとして利用されているらしい「スハフ42 502」や「キハ22 69」を観賞します。



ブルーのペイントが夏の光に映えて眩しいです。



「道の駅」じゃなくて「駅の宿」…“うけつけ”です。
誰も居ませんでしたが、チェックインの時刻になると係りの方が来るのでしょうか。



キハ22 69 いつもの見慣れたカラーにペイントされています。
屋根部がグレーにペイントされているこのカラーは…「一休さん」を連想してしまいます。

「道の駅 おこっぺ」でレストハウスやライダーハウスとして利用されていた「キハ22」はグリーンにペイントされていて同じ車両とは思えないお洒落さんでしたが、こちらの車両は…多分純正の塗り色なのでしょうね。





相生鉄道公園は線路が長くて、鉄道の雰囲気がすごく良く出ていると思います。
作り物じゃない当時のままの景色が残されているような気がします。
北海道ならではの展示ですね。



線路はこの先のブッシュの中へ消えていきます。





近くまで歩いていきますと、このようにフェンスが置かれて「立ち入り禁止」とは掛かれていませんが、これ以上前進するのは止めました。(結構ビビリーで危険動物とか怖いです)




崩れ落ちてしまいそうな建物…機関庫でしょうか?
それとも車両のメンテナンスを行う機材でも格納してあったのでしょうか?
木造の機関庫なんてありでしょうか?



この先、線路は草むらの中へ消えていきます。
ど~なっているのか興味はありましたが、ちょっと「ヤブコギ」は止めておきました。



線路脇に残されている「犬釘」



白樺の木々の間から見える車両…すごく和む風景です。



右手に見える建物が、「あいおい物産館」と「道の駅あいおい」です。



館内は食事や買い物客で賑わっていました。



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相生鉄道公園 9月8日 2012年-02

2012-11-26 | Weblog
 駅舎を一回りして、キ703 を観賞します。
ディズニー・アニメのキャラクターを思わせる、独特な「顔つき」で、小樽の総合博物館で初めて見た時には「変なの…」って感じたことを思い出します。(レールファンになってまだ3~4カ月の頃でしたから)

でも、今日のキ703君はとても凛々しく見えます。
あの頃より鉄道の事、理解出来てきたこともあるでしょうが、両ウイングを広げた姿が働く車両としての本来の姿だからかもしれません。

前部のスノープラウ?部もなんだか事務用品の“テープカッター”みたいで微笑ましいです。



車両後部に背負ったやけに大きなタンクは?
ウイングを開閉するためのエアータンクでしょうか…



ウイングを開いた姿は実に「男らしい?」です。
しかし、このウイング…エアーで作動するのか油圧で作動するのか、そんなことも知らないんです。



小樽や三笠、そして相生とめぐり合って、だんだん興味が湧いてきました。

降雪時しか用途の無い「雪掻き車」…
もっとキ700系のこと知りたくなってきました。














こちらは昨年、小樽総合博物館で見た「キ718」と「キ752」です。

さすがに小樽総合博物館の車両は綺麗にメンテナンスされています。

博物館の方にお尋ねしたところ、「キ718」はウイングをエアーで作動させていて、750番台の「キ752」は油圧で作動するそうです。
この雪掻き車は自走する為の動力は持たず、後方に連結された機関車から動力を供給されていたそうです。



雪掻き車は北海道や東北などの豪雪地帯特有の車両で東京に暮らしていると目にすることはありません。
蒸気機関車の時代に活躍したこれらの雪掻き車、なんだかとても好きになりました。


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相生鉄道公園 9月8日 2012年

2012-11-22 | Weblog
 津別町 相生線北見相生線駅跡に 「道の駅あいおい」と併設されている鉄道公園です。

道の駅の駐車場にオデ君をとめて芝生を歩いていくと、「相生鉄道公園」の看板と白樺の木々の向こうに「北見相生駅舎」が見えてきます。

なんだかすごく雰囲気の良い駅舎とホームで期待が膨らみます。



まるで、今にも列車が到着しそうな、そんな臨場感があります。





駅舎の赤い屋根と真夏の透き通った青い空…北海道の雰囲気満載です。(夏の空気を感じてもらえましたか?)



ホームには貨車と雪掻き車が展示されています。
こちらは駅舎の観賞の後にして…



駅舎の正面に回ってみます。



ど~ですか?
この綺麗さ!
営業中の駅舎でもここまで美しくメンテナンスされているのは珍しいのでは?





相生駅…町営バスの駅になっています。



一回りしてまたホームに戻ってきました。
この駅名標が残っていることで断然駅の風格が高まります。





駅舎の中も綺麗にメンテナンスされています。




旅客運賃表…右下に「本岐駅で使用」と書かれて展示されています。



駅事務所を覗いてみました。
当時の備品や制服などが展示されています。
さっきまで駅業務を行っていたような雰囲気が残っていました。











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SL君のパーツ交換 オートプライドさんにて…

2012-11-21 | Weblog
 これまでチマチマとアメリカのショップから購入してきたSL君のリア足回りのパーツ交換を、いつものオートプライドさんにお願いしました。



用意したパーツはこんなものです。

①リア・コイルスプリングx2個

②ラバー・スプリング・パッドx2個

③スウェーバック・リンクx2個

④ショック・アブソーバー フロントx2本 リアx2本

⑤サブフレーム・マウントx2個

⑥トランスミッション・マウントx1個

⑦デフ・マウントx1個


④のショック・アブソーバ フロント用はハードブレーキングの時に右フロント側にハンドルを取られる傾向があるので、多分右フロントのショックは抜けちゃっているのだと思い、ついでに交換していただくことにしました。

ちなみに、ショックのブランドは“Boge”を選びました。
“Bilstein”を選んでも1本に対して$20.00程しか違わないのですが、オリジナルのマッタリした乗り味が損なわれるのを恐れて、敢えてノーマルの“Boge”を選択しました。

11月18日日曜日に横浜のオートプライドさんへSL君を預けに行ってきました。
ホントは土曜日に行きたかったのですが、雨の予報で見送りました。

オートプライドさんからどのような見積もりが送られてくるのか、ドキドキです。



最近、SL君の右リア辺りから“カタコト”と、異音が出るようになったので、ちょこっとジャッキアップして下回りを覗いてみましたが、「目視」だけじゃ分からなくて、この件もオートプライドさんへ丸投げしました。

しかし、肩を怪我してからは、右手に力が入らなくてハンドツールを使うのも結構シンドイです。

ホイール1本外すのにも「ふ~ふ~」言っちゃいます。

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立ち読み買い…大人の鉄道大図鑑

2012-11-20 | Weblog
 ほとんど毎日のようにアキバの本屋さんに立ち寄っていますが、その甲斐があってこんな本を見つけて、思わず買ってきました。

表紙を見てもお分かりのように、新幹線から路面電車まで幅広いジャンルを扱っていて、まさに大人のレールファンが気楽に楽しめるような構成になっています。
筋金入りのコアなレールファンには物足りないでしょうが、私のような若葉マーク・レールファンには楽しめるものでした。

写真も綺麗ですし、初心者にも分かり易い解説です。

現在私は、SLのことを勉強して覚えるのに精一杯で、新幹線などの近代車両のことを勉強するまでには至りませんが、気楽にパラパラ捲りで楽しむのにとてもよい本でしたよ。

おっ、¥680か…お手軽で超お勧めです。

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C58 82 号機 美幌町 柏ヶ丘公園 9月8日 2012年

2012-11-19 | Weblog
 卯原内鉄道公園から一っ走り…美幌町のC58 82 号機を鑑賞に向かいます。



C58 82 号機の展示されている柏ヶ丘公園はかなり立派な運動施設があり、私が訪れた時間はプールに通うお子さんを送って父兄の方々が来園していました。



屋外の静態保存機によくあるプレハブ屋根?での展示です。



スノープラウはわりと「ペラッ」とした華奢な感じのものが装着されています。



シリンダー排水弁…屋根付きの展示でもこの部分は水捌けに問題があって、多くのSLが錆を発生させてしまっていますが、
C58 82 号機の排水弁は綺麗な状態を保っていました。

シリンダー・カバーにも錆による穴などは見られませんでした。



モーション・プレートも模型の部品みたいに綺麗です。
動輪は鋳造による中空構造のもののようですが、C56型などの大径スポークホイールの方が美しく感じます。



クロスヘッドも主連棒もピカピカです。
制輪子(ブレーキ・シューか?)が減り減りなのがご愛嬌かな?



このマットな塗り色も素敵です。
あまり厚塗りな感じもしなくて上手な塗装だと思います。



コンプレッサーも蒸気を送れば動き出しそうです。



ボイラー下や台車の塗装も上手で、凄く綺麗です。



キャブの窓枠…鉄格子みたいなのはちょっと好きじゃないです。



旋回窓が装着されたキャビン





テンダー部の塗装も上手です。



こちら側のキャブのナンバープレートはありませんでした。
1枚だけ、ど~しちゃったのでしょうか?
ボルト穴だけ残っています。



そう言えば、C型の砂撒き装置は左右2本ずつなんですね…D型が3本だからね…動輪の数-1ってことかな?
これまで「砂撒き装置」とかを注目することはありませんでしたが、これから注意深く観察してみます。





スノープラウの刻印…C82って?
58はどーしちゃったのだろう?
不思議な刻印でした。



C58の説明パネル。
かなり詳しく解説されていてとても参考になります。



ヘッドライトの前面の「網」はオリジナルなのかな?
あまり似合わない気がします。


スポーツ・センターに訪れる子供たちもこのSLの前を通って行きます。

とても良い環境で保存されている C58 82 号機
気持ちの良い鑑賞会でした。

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49643 号機 卯原内交通公園 9月8日 2012年

2012-11-16 | Weblog
 サロマ湖のホテルを出発して、まず能取湖畔の卯原内交通公園に展示されている 49643 号機を鑑賞に向かいます。



旧国鉄湧網線の廃止に伴って廃駅となった卯原内駅跡地に、網走市が交通公園として整備したのが、こちら卯原内交通公園です。

線路の路盤だったところはサイクリング・ロードとして利用されています。

右手、一段高くなったところにオデ君が駐車しています。
何となくですが…駐車場になっているあたりに駅舎があったのではないかと想像します。



木製の額縁入りの駅名標…もどきか?
かなり違和感があります。





連結装置…赤矢印の拡大部 何やらパスワードみたいな英数字が打刻されたプレートが添付されていました。
こういうの…初めて見たような気がします。



雑草の成長の速度の方が草刈作業より上回っているようです。











キャビンの内部
わりと綺麗な状態です。
水面計は右側が無くなっています。



テンダー後方はかなり夏草に覆われていました。



空が広くて青いです!
気持ちがよいなぁ~





客車は宿泊施設として利用されていたような感じでした。



ホームの高さから、すぐそこ…能取湖の水面が見渡せます。

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サロマ湖の朝 9月8日 2012年

2012-11-15 | Weblog
 昨年、ここサロマ湖のホテルに宿泊して、景色の雄大さと静けさがとても心地良く、夜は夜景を見ながら露天風呂を楽しめるこの宿泊施設が大変に気に入り、今年も訪れました。
(しかも安いんです、禁煙ツインルームのシングル使用で朝夕食付きで1万円もしないんですよ。感動的です。)

朝焼けは、ここのロビーからだと建物が障害になって正面には見えませんが、屋上に上がればよく見えると思います。




きっとバブル期の設計でしょうね、やたらと広いロビー…



どういう由来があるのか分かりませんが、クルマが展示されています。



パネルの説明にもある通り「レプリカ」だそうです。

さて、朝食を済ませたら早速、鉄道鑑賞旅行へ出発です。

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39628 号機 滝上町郷土館 9月7日 2012年

2012-11-14 | Weblog
 滝上町へ向かう前に 紋別運動公園 に保存されているはずの 69644号機 を観賞に行ったのですが、登録されている地点に到着するも、なぜかSLが見当たりません。

パークゴルフ場でプレーをされている方に尋ねると、どうやら渚滑町へ移転されたとのこと。
ちょっと、資料が古かったみたいです。(全国保存鉄道Ⅱ という書籍に掲載されているリストを参考にさせていただいていますが、初版発行が1994年ということですから、その後保存場所が変わったり解体されてしまったSLがあっても不思議でありませんね。)

せっかくここまで来たのだから、PCを出して調べるとか、市の観光課にでも連絡して調査すれば良いものを、「…ま、いいか…」なんて、スルーしてきちゃいました。

「紋別なら毎年来ているし…」なんていう、非常に安易な気持ちも確かに有りました。
後日、ネットで調べてみたら、渚滑町の名寄本線渚滑駅跡に保存されているのが分かりました。

よし!
来年は鑑賞に行くぞ、待ってろよ 69644号機。



紋別から35Km 程ダラダラ走って、滝上町の郷土館に到着です。

ちょっと意表をつかれるほどに立派な展示施設、「滝上町郷土館」です。



郷土館前にはSLの動輪が展示されていて、鉄道関係の展示施設なのが外からも分かるようになっています。



どうやら、プレートの説明によると、この動輪の台座に掲げられているナンバー・プレートはレプリカのようです。



到着は4:00を回っていて閉館まであと1時間弱です。

急いで入館券を購入して中の鑑賞を始めます。
当然…というか、来館客は私一人だけです。
管理人さんが一緒に付いて回ってくれて、説明をしてくださいました。



展示の関係で正面の写真が撮影できなかったのが心残りです。

デフは「工事中カラー」にペイントされていますが、あまり似合わないように思います。





展示館の内部の様子です。
外光をたっぷりと取り入れた省エネ設計で、照明がなくとも充分な明るさを確保しています。

ここに展示されているSLはどのようにして屋内に入れたのでしょうか?
正面に見える入口のガラスの壁を、SLを入れてから最後に蓋をするように設置したのでしょうか…



当時使用されていた備品などもショーケースに並べ展示されています。



もう閉館時間が近かったのですが、管理人さんが「時間がよろしければこちらも見ていってください」と誘われ
サラッと一回りさせていただきました。



実に力の入った見事な展示で、北海道の郷土愛を強く感じさせるものでした。

「素晴らしい展示ですね」と、管理人さんに声をかけると、ニッコリと笑って頷いていましたが、「なかなか思うようにお金をかけられなくて…」と、おっしゃっていました。

確かにこれだけの設備を維持するのに、入館料金¥150は厳しいですね。



宿泊予定の“グランティア・サロマ湖”に到着したのは、ちょっと遅めの6時半頃でした。
こちらは昨年も宿泊していますし、通りなれた道ですので、楽なドライブでした。

本日も初心者レールファンとして濃密な時間を過ごすことが出来ました。

稚内を出発してサロマ湖まで、395Kmの走行。



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道の駅 おこっぺ 9月7日 2012年

2012-11-13 | Weblog
 雄武町の道の駅から僅か17~18Kmほどの距離に「道の駅おこっぺ」があります。
名寄本線興部駅跡地に整備された道の駅です。

交通手段が鉄道からクルマに変わっても人々の生活を繋ぐネットワークの拠点は変わらないみたいで、特に北海道ではそれを強く感じます。

「鉄道の駅」から「道の駅」…まさに移動手段の変遷を表している言葉だと思います。



車内は思った以上に綺麗ですね。
天井を見てください。

可愛らしいペンダント・ライトが設置されています。
扇風機も今の車両には見られない装備です。




この施設、無料で利用できるのですね。
北海道には「ライダー・ハウス」というバイク旅行の方々が利用する宿泊施設をよく目にしますが、無料…とはね。



たぶんこの車両はキハ22だと思うのですが、グリーンのペイントによって全然印象が変わってしまいますね。

木々の間から見える車両はヨーロッパのリゾート地を走る鉄道のようにも見えます。
なんだか凄くお洒落ですね。



建物の前は広場になっています。



広場には D51 365 号機の動輪が展示されています。





北海道振興補助事業によって整備されたことを示すプレートと交通記念館のプレートがひっそりと置かれていました。

こちらの道の駅もこれまでに何度となく訪れていましたが、レールファンになって全然別の方向から見ることが出来ました。



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道の駅 おうむ 9月7日 2012年

2012-11-12 | Weblog
 トロッコ王国から峠道を走り、道の駅おうむ に到着です。


この道の駅…毎年ここで休憩したりしている勝手知ったる道の駅です。

展望室として設けられている「スカイキャビン」は飛行船をモチーフとしているそうです。
そう言えば、いつもトイレ休憩ばかりで、ここには上ったたことはないなぁ。




毎年、この道の駅には立ち寄っていたのに、このような記念碑があるなんて全然知りませんでした。
…というか、それまで鉄道には興味が無かったので、目に入っても見えていなかったのでしょうね。

興浜南線の終着駅というプレートが埋め込まれています。

本来ならば北見枝幸駅と雄武駅とを結び名寄本線、美幸線、天北線とが接続しオホーツク沿岸に鉄路のネットワークが形成されるはずでしたが、興浜線、美幸線とも未成線のまま、廃止路線となってしまいました。

そういう歴史を表す記念碑だったのですね。

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ごめんよ オデ君 

2012-11-11 | Weblog
暫くぶりのクルマネタです。 

 先日、クルマの中の荷物を出そうとしてオデ君のリモート・ロックを解除しようとしたら全く反応がありません。

おや???
リモート・キーのバッテリーアップか?

と、思ったのですがキーホールに鍵を差し込んでも、他のドアーのロックが解除されません。

オデ君のバッテリーが完全に放電してしまっているようです。
バッテリーを交換してもう4年以上経ちます。

はぁ~
仕方ないな…
日曜日にホンダの営業の方に自宅までバッテリーを届けて頂くことになりました。

写真は営業の方が来る前に旧バッテリーを外しておいたところです。
東京の自宅には、ボックスとかは置いていないので、プライヤー一本で結構難渋しました。



肩の靭帯を断裂してからは、ハンドツール使うにしても、ホント力が入らなくなりました。
ふ~ふぅ~言いながら、ようやくバッテリーを下ろしました。

しかし、この前カレラ君のバッテリー交換の時、あのバッテリーのデカさにはビックリしました。
オデ君のバッテリーの倍くらいありましたもんね。

それに比べればオデ君のは可愛いものです。
左片手で持てましたから。(右手は無理)



バッテリーを届けて頂いて装着。
無事に電通しました。

最後に、どこかスイッチが入りっぱなしになっていないか、確認します。



ここか!
バックシートの天井ルームランプのスイッチが「ON」になっていました。
このスイッチって、かなりストロークがあって、ちょっと触ったくらいでは「On」にはなりません。

先日、田舎で親戚の方を乗せた時かな…

ま、原因が判明してホッとしました。

しかし、電気が無いとドアー一つ開けられないんですね。
東京の自宅の車庫は超ギリギリのスペースしか無いので、リア・ゲートが開かないとクルマの中にも入れません。


ホンダカーズの高木さん、朝早くからありがとう。
助かりました。


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トロッコ王国美深 9月7日 2012年

2012-11-10 | Weblog
 それほどトロッコに乗りたかったわけでもないのですが、旧美幸線の仁宇布(にうぷ)駅を見てみたくて訪れました。

トロッコ王国入口には「美幸線記念碑」が建てられています。



コタンコロ・カムイと書かれたプレートを掲げるこの建物はトロッコ王国の運営を行っているNPO法人の事務所兼駅舎…かな?
こちらでトロッコの乗車手続きをします。

こちらの建物は、どうやら旧仁宇布駅とは違うようです。





トロッコと後に見えるのはそれを整備する工場のようです。
この風景はネットとか旅行ガイドで何度も見ました。


建物の前にはホームと「にうぷ」の駅名標が展示されています。



この5Kmほど先の転車台に、係員の方が待機していて方向転換し折り返してくるそうです。



出発を待つトロッコ達
鮮やかな色にペイントされています。



整備場と車庫と書かれた建物…
なぜかその中には普通の車が入っています。




「仁宇布」の駅名標
隣の駅「ぺんけ」はアイヌ語で川上を表す言葉だそうで、それに当てた漢字は「辺渓」と書くそうです。



整備工場の裏手には車両が置かれていました。
ドアーは開いていてそれなりに使用されているようでした。



それにしても「ボロボロ」な外観。
草の緑が車両に映っています。



トロッコで走行している写真がないのは…
トロッコ王国に到着した時にはちょうど前のグループが出発したところで、彼らが戻ってくるまでに、これから小一時間ほど待機しなければなりません。
それからさらにトロッコに乗って往復1時間ほど…合計2時間ほどの時間をここで過ごさなければなりません。

ちょっと待ちきれないのですよね…気の短いオジサンには。

冒頭「それほどトロッコに乗りたかったわけでもないのですが…」と書き始めたのは、そんな負け惜しみの意味がこめられていたのでした。



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