Model 107

1985年の107
じっくり時間をかけてお気に入りの一台に仕上げます。

石谷駅 函館本線 8月25日 2019年

2020-01-28 | Weblog
赤井川駅から国道5号線を引き返して、函館本線 石谷駅にやってきました。

函館本線の駒ケ岳周辺はそれを取り巻くように 函館本線「駒ケ岳廻り」と「佐原支線」とがあり、北海道民以外の方々にはイメージしにくいと思います。



今回の函館本線の観賞ルートを地図で示すと…このようなルートとなります。

まず、大沼駅を赤色ルート「佐原支線」で森駅を目指して進みます。

森駅からオレンジルート「駒ケ岳廻り」で赤井川駅へと向かいました。

そしてブルールートで再び森駅方面へ国道5号線で戻り函館本線「石谷駅」に到着です。

図で見ていただくととても分かりやすいかと思います。



石谷駅本屋は昭和の国鉄トラディショナル・デザインを思わせる端正な建物です。

建具はアルミサッシに換装されていますが、保存状態は良い雰囲気を保っています。

「海抜6メートル」のプレートがちょっと怖いです。



駅前から国道方面を見ますとガァ~っと内浦湾の海が広がります。

真夏の海は綺麗で気持ち良いですね。

なるほど…このロケーションでは「海抜6メートル」も納得です。

国道には「石谷駅前」バス停。



駅待合室

広々としていて往時の駅規模が偲ばれます。

駅業務窓口と一段低いのは荷物取り扱い窓口だったのでしょう。



ホームに出ます。

階段両脇には…なんだかわかりませんが「野生の花々」が彩を添えています。



1番線と2番線は構内踏切で連絡します。



こちらが「森駅」方面となります。



こちらが「本石倉駅」方面となります。

海岸沿いの路線なので、ずっと先まで空が開けています。

駅構造は2面3線となっています。

中央の2番線は待避線として使われているとなっています。

雑草が元気に繁茂しています。



ホーロー製の駅名標 黄色い花々 赤い屋根の駅本屋とブルーの夏空 真夏の雰囲気満載です。



付け庇の支柱一本一本に取り付けられているホーロー製駅名標。

多めに制作したのでしょうか。

正面入り口の「事務的」な表情と大きく変わって、とてもローカルな柔らかな表情です。



正面入り口に「プレート」を発見!

「おっ! しばらくぶりに建物資産標 発見か?」と思ったのですが…



建物のロケーションの関係でしょうか、近くによって観察しましたが「文字らしき」ものは判別できませんでした。

でも、貼付位置から「建物資産標だった!」と推測しています。


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赤井川駅 函館本線 駒ケ岳廻り 8月25日 2019年

2020-01-27 | Weblog
北海道には「赤井川」の名称が4か所あります。

余市の赤井川村…あまりなじみが無いかもしれませんが、「キロロ・リゾート」があるところといった方が分かりやすいでしょう。

そして、ここ森町の赤井川の川名と駅名。

黒松内村の字名…ここの読みだけは「あかいかわ」と濁点が付きません。

そして石狩市 上ノ国町の川名 として。

*北海道新聞社刊「北海道 地名 分類字典」より。

やはり一番馴染みのあるのが余市の「赤井川」です。

まず「赤井川」と言われれば真っ先に余市の「赤井川」を思い浮かべます。

北海道の魅力を刷り込んでくれた友人のご自宅…というか別宅があり最初に案内していただいた場所だからです。

ここ「赤井川駅」はその中で駅名となっている唯一の「赤井川」です。



赤井川駅本屋

切妻屋根のごく普通の建物です。



待合室もごく普通です。

カラフルなプラスティック・ベンチもよく見かけるタイプです。

*グレー・カラーは珍しいですね。

とても綺麗に清掃が行き届いています。



ホーム側から駅本屋を見ます。

こちら側はちょと変わった作りになっています。

駅業務が行われていた頃には検札などを行っていたのでしょうか?

よく分かりません。



ホームに出て「駒ヶ岳駅」方面を見ます。



こちらが「大沼公園駅」方面となります。



駅構造は2面2線です。



1番線ホームと2番線ホームとは構内踏切で連絡しています。

構内踏切の駅だと、実は内心ホッとします。

跨線橋の駅が続くと「くぅ~ また跨線橋かぁ!」と思わず愚痴が出ます。

跨線橋の観賞が連続すると結構疲れるんです。 



駅構内の規模の割にはチンマリとした駅本屋と駅前の風景。

国道5号線から細い導入路を3~400mほど入った場所に駅があります。

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駒ヶ岳駅 函館本線 駒ケ岳廻り 8月25日 2019年

2020-01-22 | Weblog
森駅を出発し函館本線 駒ケ岳廻りの路線を大沼公園方面へ向かいます。

森駅~駒形駅間には「東山駅」と「姫川駅」がありました。

「東山駅跡」にアプローチしてみましたが、なかなか手強く「ここにハチ君を置いて歩くのもなぁ~」などと弱気になり途中で引き返しました。

函館本線の駅でも利用客の少ない駅はこうして廃駅となってしまうのがJR北海道の現況です。



駒ヶ岳駅はストレートな名前の通り「駒ケ岳登山口」への最寄り駅の一つであります。

駅本屋のデザインも駒ケ岳をモチーフとしたデザインとなっています。



待合室内は綺麗に清掃され大切に利用されている雰囲気が伝わってきます。

ベンチはブラウンの落ち着いた色調のものが使われています。

暖房はこの煙突パイプが熱源となるのでしょうか?

システムが良く分かりませんでした。



待合室を通り抜けホームに出ます。

長いホームですが利用範囲外は夏草が繁茂しています。

こちらが「森駅」方面となります。



こちらが「赤井川駅」方面となります。

広い駅構内の様子がよく分かります。

上下線の間に中線を有しそれぞれ安全側線も完備です。



駅本屋ホーム側の出入口上には「駒ケ岳」を象徴するような飾りが取り付けられています。

正面入り口のデザインとはまた別の表情を見せてくれています。



1番線と2番線との連絡には跨線橋を利用します。



もう見慣れた“間口の狭いスチール物置”みたいな構造の跨線橋



明るい採光の連絡通路

蜘蛛の巣や昆虫類などの生息している痕跡は見当たりません。

綺麗に清掃が行き届いています。

対向する乗降客がいなければこの通路の狭さも気にならないのかも知れません。



跨線橋窓から「森駅」方面を見ます。

列車交換可能駅ですが、構内の広さが良く分かります。

画面左手には「安全側線」も見えています。



「赤井川駅」方面を見ます。

長いホームが「千鳥式」に配置されているのが分かります。



跨線橋を渡り2番線ホームに出ます。

駅本屋 跨線橋 広大な駅構内が ワン・ショットで見られます。



長いホームが千鳥式に配置されています。

ちょうど跨線橋を境にしているので広大な駅構内いっぱいにホームが広がっています。



ホーム駅名標横には「名所案内」が設置されています。

駒ケ岳登山口までは「2.6キロメートル 山頂まで 8.2キロメートル 3時間」と記されています。

駒ケ岳の標高は「1131メートル」ですが、ほんとに山頂まで3時間で登頂できるのでしょうか?


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ニコン・ミュージアム 一ノ瀬泰三 『戦場の真実、硝煙の中に生きる人々』 を観てきました。1月20日 2020年

2020-01-21 | Weblog
品川 ニコン・ミュージアムで開催されている 一ノ瀬泰三 『戦場の真実、硝煙の中に生きる人々』を観てきました。

2020年1月6日(月)より 3月28日(土)まで開催されています。

*休館日は日曜、祝日 ですから注意が必要です。

展示映像についてはミュージアムへ足を運んでいただいて観賞していただくことにして、今回は「羊羹」の話題です。



ミュージアムの定番…お帰りの際の「ミュージアムショップ」です。

見るとつい欲しくなってしまうのでなるべく「見ないよう」にしています。

…と言いつつチラ見したときに目に留まったのが「ニコンようかん」です。

別に和菓子が好きな訳ではありません。

商品説明のカードを見ますと…「ニコンは、“ニコンようかん”の年間売上額のおよそ10%に相当する金額を拠出し、国連WFPに寄付することで、世界のこどもたちに学校給食を届ける活動を応援します。」とありました。



「そうか…そういうことなら…」と「ニコンようかん」を購入しました。

自販機で商品を選択しお金を投入すると「引換券」みたいなのが排出されます。

それを受け付けカウンターの方に渡すと商品を出してくれます。

私が感心したのは商品を入れる「ショッピング・バッグ」のデザインです。*冒頭の写真です。

そのバッグは非常に質素な素材で「古紙配合率30%再生紙を使用」とあります。

印刷は「植物由来成分を含むインキ」を使用しているそうです。

白い紙袋に黒一色の印刷でこんなお洒落なバッグを演出出来るなんですごいなぁ~と感心しました。



ようかんは大田原市の和菓子店「株式会社 本宮」が製造しているOEM商品です。

ニコン・ファンはもちろん、企業内でも地方出張などのお土産に利用されている人気商品で一番の売れ筋だと聞いたような気がします。



帰宅して部屋のカメラ達を見ました。

S や F そして F2 F3 などフィルム・カメラたちです。

F2 は仕事で使っていた機材です。

ギアなどのパーツが破損すると修理不能となってしまうため、調子の悪い機材でも「部品取り用」として保管していたのでいつの間にか増えてしまいました。

幸い、部品取りのために潰すことなくデジタル世代にバトンを渡し安息状態のニコンたち。

ミュージアムに展示されていた 一ノ瀬泰三さんの F の裏蓋は被弾して大きな穴が開いていました。
*形状から見て 射出口 だと思うのですが、ボディーの反対側を観察しましたが 射入口 がありません。
どうしてなんだろう?と不思議に思いましたが…

同世代の私(10歳くらい若いですが…)のニコンたちとはえらい違いです。

ヒコ~キ写真の撮影で「機材が重くて腰が痛い」だの「デカくて邪魔くさい」だの不平を言いつつ…普段のスナップなんて iPhone でほとんど済ませてしまうオジサン。

*今回の写真はすべて iPhone で撮影しています。

世界の多くの方々が「スマート・フォン」を持ち、いつでもどこでも写真やムービーが撮影でき、それをネットにアップして仲間と共有できる環境。

「iPhone で500㎜~700㎜位の超望遠撮影が出来れば体も楽なんだけれどなぁ」などと妄想している令和の今を 一ノ瀬泰三さんがご覧になったら何と思われるでしょう?

銃弾に貫かれた “F” を見てそんなことを想いました。






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森駅 函館本線 8月25日 2019年

2020-01-20 | Weblog
森駅には昨年「わがまちご当地入場券」キャンペーンで訪れたことがあります。

今回は駅本屋を撮影してスルーします。

駅本屋の景色は相変わらずです。



駅前ロータリーも昨年と全く変わりありません。



森駅の詳しいレポートは2018年の記事をご覧ください。

2018年森駅の記事はこちらから。

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東森駅 函館本線 佐原支線 8月25日 2019年

2020-01-16 | Weblog
東森駅にやってきました。

森駅の東に位置する駅なので「東森駅」となったようです。

東西南北を冠した駅名はよく見掛けます。

佐原支線はこの駅で終了です。



とても個性的で印象深い駅本屋の東森駅です。

赤屋根に黄色い外壁の色使いもそうですが、建物自体の形状が強烈な個性を放っています。

まるで白川郷や五箇山の「合掌造り」を想像させるようです。

駅への導入路は幅員が狭くハチ君は路駐で待ってもらいました。



待合室の形状は屋根の形状そのままの形をしています。

実用的にはとても使いづらそうです。



駅本屋からホームへは構内踏切を利用して連絡します。

駅構内の敷地は余裕があり、なぜホームを駅本屋側に設置しなかったのか謎です。



踏切には警報器は設置されていますが遮断機、遮断桿などは設置されていません。



ホームから「尾白内駅」方面を見ます。

ホームは特急車両でも停車できそうな長さがあります。

函館本線のホーム長は「なぜ?」と謎でしたが、鉄道華やかなりし往時にはそれなりの需要があったということでしょうね。



こちらが「森駅」方面となります。



ホーム側からもう一度駅本屋を見ます。

やはり一度見たら忘れられない強烈な個性の「東森駅」です。

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尾白内駅 函館本線 佐原支線 8月25日 2019年

2020-01-15 | Weblog
尾白内駅…ん?

「オジロワシみたいな名前だなぁ~」と思いましたが全然関係ありませんでした。

駅名の由来は「オシラナイ ヲシラナイ」川尻に・潮・入る・川 を意味するアイヌ語に漢字をあてたものだそうです。

*北海道新聞社刊 「北海道 地名 分類字典」より



有蓋貨車を流用した駅本屋は白と緑で塗り分けられています。

窓の上部には「ドーマー屋根」のようなアクセント?が取り付けられています。

近年新たにペイントが施されたようで、ピカピカしています。



駅前のスペースです。

水たまりが残っていて、ハチ君のタイアを汚すのが嫌で半端な場所に止めています。



ペイントもまだ新しそうな駅本屋?というか待合所。

ホワイトのラインがフレッシュな印象を与えています。



「掛澗駅」方面を見ます。

Wikiの解説には「かつては相対式ホーム2面2線を有する地上駅で、列車交換可能な交換駅であった」とありますが、現況からはとても「交換可能駅」だったとは思えません。



こちらが「東森駅」方面となります。



駅名標横には「安全の像」の台座が残されています。

この台座に何かしらの「像」が乗っていたようです。

その像が破損したため撤去され今の姿になりました。

像の写真がネットに残されていないか探してみましたが、見つかりませんでした。

なぜ撤去してしまったのでしょう?



待合室内部はシンプルで綺麗に管理されています。



ホームから駅前のスペースを見ます。

水溜りが無ければ、楽に転回が出来る広さです。

水溜りと水溜りの間のスペースにハチ君のフロントを入れ、切り返してタイアを汚すことなく脱出できました。




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掛澗駅 函館本線 佐原支線 8月25日 2019年

2020-01-09 | Weblog
一番気になったのは…駅名です。

「掛澗(かかりま)」とは何だろう?

難しい字です。

掛澗の「澗」はきっと水に関する意味を持つのかな?…くらいしか思い浮かびません。

北海道の駅名の多くはアイヌ語にルーツを持ちます。

早速「駅名のルーツ探求」や Wiki などを見ると、「かかりま」は地域の和名で、「船かかりま」だったようです。

近くには「掛澗漁港」がありそれを表していたのでしょうか?

「船かかりま」が短縮され、漢字をあてて「掛澗」となったとあります。

掛澗の「澗」という字は「たにみず」という意味のほかに数字の単位を表すそうです。

澗(かん)は漢字文化圏における数の単位で10の36乗 を示すそうです。

このようなことも「掛澗駅」を訪問しなければ一生知らないままだったでしょう。



駅本屋は綺麗なイエローにペイントされています。

「ん?どっかで見たような…」

さきの「銚子口駅」によく似ています。

基礎の高さはこちらは“普通”です。

黄色にペイントされる前は「スレート・グレー」みたいな色だったようです。



駅本屋の各壁面には白い駅名標プレートが掲げられています。



綺麗なミント・グリーンにペイントされた跨線橋。

学生さんのでしょうか? チャリが置かれています。



ホームから「渡島砂原駅」方面を見ます。



こちらが「尾白内駅」方面となります。

ホームが長いですねぇ~



雑草と蔦に絡まれた駅名標。

これだけ見ると「とんでもない秘境駅」に見えます。



ホームから跨線橋を見ます。

他に何もないので跨線橋の存在感が際立って見えます。



長~いホームの終端部がカットされています。

わざわざカットする理由はよくわかりませんが…

「必要ない」…と言ってしまえばそれまでですが。



それでは跨線橋の観賞をします。

間口は狭いです。

あまり好みではない「スチール・プレハブ」的な跨線橋です。



跨線橋連絡通路は意外にも明るく綺麗な印象です。

蜘蛛の巣など昆虫の気配もありません。

窓から注ぐ光のせいか、好印象です。



跨線橋窓から「渡島砂原駅」方面を見ます。

高所から見るとさらに「長いホーム」が良く分かります。



こちらが「尾白内駅」方面となります。

右側ホームを見ますと、カットされたホームの状況が良く分かります。



跨線橋を渡り2番線ホームから「尾白内駅」方面を見ます。

ミラーには自身の姿が映っています。



一番線ホームと駅本屋とを見ます。



跨線橋支柱横の駅名標です。

こちらも結構すごいことになっています。

跨線橋や駅本屋はとても手入れが行き届いているのですが、なぜか駅名標だけは「放置」されているような印象です。

それとも蔦を絡ませた「ネイチャー的演出」がされているのでしょうか?

ちょと不思議でした。


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渡島佐原駅 函館本線 佐原支線 8月25日 2019年

2020-01-07 | Weblog
旧国名の渡島続きで訪れたのが「渡島砂原駅」です。

渡島沼尻駅からは営業距離数で5.3Kmの位置にあります。

千葉の成田線に「佐原駅」がありますがこれと区別するために旧国名の「渡島」を冠したとあります。



国道278号線に接するように駅はあります。

駅前のスペースは十分で駐車に困ることはありません。

現在は無人駅の「渡島砂原駅」ですが、駅本屋は有人駅時の規模を残しています。



駅本屋入り口

アルミサッシの引き戸に換装され、「風除室」構造になっているのが分かります。

海岸の漁港まではわずかな距離で、海風の影響を直接受けそうな立地です。

庇下には「渡島砂原駅」と手書きされた駅名標が掲げられています。

なかなか味のある書体です。

先の「渡島沼尻駅」の駅名標に比べるとかなり控えめな大きさの駅名標です。

左側を見ると突っ張り棒が…



駅待合室です。

駅本屋の大きさに比例した大きさの待合室です。

内装の荒れが若干ありますが、清潔に保たれています。

ストーブの煙突は途中で外されていますが、冬はベンチの中央あたりに設置されるのでしょう。



駅業務が行われていたころの「窓口」

一段低く設置されている台は荷物扱いの窓口だったのでしょう。



1番線ホームに出ます。

ホームから駅本屋を見ます。

手入れの行き届いた「赤屋根」と夏空のコントラストが綺麗です。



花壇…ではなく雑草に囲まれた駅名標。



渡島沼尻駅方面を見ます。

2番線ホームを見ますと…普段使われていないからでしょうが、雑草に包まれています。

かなり長いホームなのが分かります。



こちらが掛澗駅方面となります。



ホーム中ほどに2番線ホーム連絡用の構内踏切が設置されています。



「花いっぱい運動」の看板

たぶん地元の学生さん達が管理していた花壇だった?のでしょう。

今は雑草に占拠されています。



駅前広場で待ってくれているハチ君。

国道の向こうには内浦湾が広がります。



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渡島沼尻駅 函館本線 佐原支線 8月25日 2019年

2020-01-06 | Weblog
渡島沼尻駅に立ち寄るのは初めてです。

「へぇ~こんなところにこんな駅があったんだ…」国道278号線から離れた場所にあり「そこ」に目的がなければ立ち寄ることもないでしょう。

普段、何気なく通り過ぎていた函館本線駅です。

北海道には「沼尻駅」があり、現在も福島に同名駅が存在します。

旧国名を冠して沼尻駅と差別化したのが「渡島大野駅」です。



駅名はすごく立派なのですが「無人駅」です。

期待にたがわず良い雰囲気を醸しています。

庇下には駅の大きさに若干不釣り合いな駅名標が掲げられています。

アルミサッシの引き戸の周囲を見ますと…コンクリートの基礎跡が見えています。

ここに建物が存在した跡なのでしょう。

それを撤去した結果、強度不足を補うためでしょうか?

壁に設置された「つっぱり棒」が目に留まります。



アルミサッシの引き戸を引き内部を鑑賞します。

予想以上に狭い内部です。

宗谷本線で見たのは、スチール物置そのものを利用した待合所で驚いた記憶があります。

吹雪の時などは風雪を避けるために必要な施設なのでしょう。



いかにもこちらが駅待合所入り口のように見えますが…

「風除室」構造になっている入り口は、施錠されていて立ち入ることはできません。

保線要員の方々が利用する設備なのでしょうね。



構内踏切を渡って2番線ホームに出ます。

こちらが鹿部駅方面となります。



そしてこちらが渡島砂原駅方面となります。

渡島続きとなります。

珍しいですね。

構内は非常に広くて長い編成の列車でも交換可能みたいです。

構内の規模の割には千鳥状に配置されたホームは、単行列車位の長さしかありません。

ここまで見てきた函館本線のホームは無駄に?長いような気がしました。

第3種車止めの設置された側線が見えます。



駅前広場?…に佇むハチ君。



ホームからもう一度、駅本屋を見ます。

ここから見るとより一層、“突っ張り棒”が強調されます。

解体された建物の基礎もはっきりと見えます。



構内踏切と上り線の短いホーム。

駅設備から想像しても、渡島沼尻駅の利用客は少なそうです。


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