Model 107

1985年の107
じっくり時間をかけてお気に入りの一台に仕上げます。

美瑛駅から剣淵駅へ ご当地入場券を求めて 8月29日 2018年

2018-08-31 | Weblog
北海道の観光地としてはAランクの美瑛~富良野ラインを走ります。

早々に到着した美瑛駅にはまだ観光客の姿は見当たりません。



富良野からもう少し足を延ばして「幾寅駅」に立ち寄ります。

高倉健さん主演映画「鉄道員(ぽっぽや)」のロケ地として有名な場所です。

JRの駅は「幾寅駅」ですが劇中では「幌舞駅」と名乗っています。

駅舎入り口にも「幌舞駅」の駅名標が掲げられています。

北海道の駅名としては「幌舞駅」の方が本当にありそうな駅名です。

駅周囲には劇中で使われたセットがそのまま残されています。



剣淵駅に到着した頃にはすっかり日が傾きました。

今日は結構ハードな一日でありました。

本日は名寄に宿泊です。

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江別駅から赤平駅へ ご当地入場券を求めて 8月28日 2018年

2018-08-31 | Weblog
本日のルートは郊外駅が多く、駐車場に難儀することは無さそうです。

ただ、一駅ごとの距離が長いのでルートをよく選定してクールに走らないと無駄な時間を浪費することになりそうです。



わが町ご当地入場券参加駅にはこのような「秘境駅」もあります。

「豊ヶ丘」です。

もちろん、入場券はここではなく隣駅「石狩月形駅」にて販売しています。



予想より若干時間が掛かりましたが「赤平駅」に到着です。

本日の宿泊は「旭川」ですので気楽にもう一走りです。

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室蘭から小樽へ ご当地入場券を求めて 8月27日 2018年

2018-08-30 | Weblog
本日は室蘭駅からスタートします。

最盛期は鉄鋼の街の中心として栄えた室蘭駅でしたが、平日の通勤時間帯だというのにひっそりとしています。

ビジネスマンのほとんどはクルマでの通勤でしょう。

駅には学生さんの姿が数人。

東室蘭行きの列車が出発の時間です。

一人の女子学生が悠然と改札口にやってきました。

「ほら!急いで!」と駅員さん。

なかなかの大物と見受けました。



本日のミッション?の最難関と予想はしていました。

「札幌駅」です。

駐車場を見付けるのに一苦労です。



結局、「ヨドバシカメラ」の駐車場にお世話になりました。

北海道でも「ヨドバシ」にお世話になるとは予想外でした。

東京にいるように錯覚します。

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函館から室蘭へ ご当地入場券を求めて 8月26日 2018年

2018-08-29 | Weblog
廃線巡りは一旦お休みして、「わが町 ご当地入場券」を買い求めて歩きます。

道の駅スタンプラリーを思い出します。

スタンプラリーより時間もお金もかかりそうですが…

まず…函館駅からスタートします。



昨年はリサーチ不足で途中で諦めてしまった「500m見通し灯」を見に行きます。

今度はグーグルマップで場所の確認もできていますのでルンルン気分です。

思った通りの場所にそれはありました。

意外と地味な外観でした。



緑の島では今夜のグレーのコンサートのリハーサルが行われているようでした。



本日、最終の訪問駅は伊達紋別です。

廃駅や宗谷本線各駅訪問に比べれば「楽勝さ」と思っていましたが、予想以上に時間が掛かることが発覚しました。

予定の8割くらいしかノルマがこなせません。

「わが町 ご当地入場券」意外と手強いです。


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2018年 北海道旅行 スタート 8月25日 2018年

2018-08-28 | Weblog
まだ暗い4時前に自宅を出発します。

バッテリー交換でオデ君のコンディションも絶好調です。

荷物を積み込み、スタートします。



トリップメーターをゼロにセット。

オド・メーターは 267843Km を示しています。



東北道は順調に流れています。

途中、花巻付近で少々雨に降られましたが走行に影響が出るほどではありませんでした。

青森は夏の空が広がります。

台風19号、20号の動向が気になりましたが、フェリーは通常運行とのことで一安心。

「そういうことなら…」と余裕で、いつもの「八甲田丸」に寄り道します。



八甲田丸の鑑賞を終え、フェリーターミナルに到着。

本日は乗船待ちのクルマがやけに少ない。

オデ君3番目です。

「どうしたのだろう?」と不思議に思いました。

しかし、乗船時間が近くなると、多くのクルマの行列が出来ました。

津軽海峡は台風の余波が残っていたようで、いつもより若干揺れたような気がします。

やはり天候の影響で、函館港には15分~20分ほど遅れて接岸しました。



ホテルに到着します。

歩道を大勢の人たちが歩いていきます。

これまでに経験したことがない風景です。

「どうしたのかな?」とフロントの方に訊ねます。

ホテルの目の前の「緑の島」でグレーのコンサートが行われたそうです。

「なるほど…それでこの賑わいかぁ」と納得です。



本日の走行は 747Km でありました。


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新千歳空港 エアターミナルホテル 9月5日 2017年

2018-08-23 | Weblog
4時前に目が覚めます。

窓の外には駐機中の航空機

空は徐々にオレンジ色の明るさを増してきます。

これですね、エアターミナル・ホテル宿泊の醍醐味は…



シャワーやグルーミング(ヒゲを剃ったり歯磨き、ヘアーセットなど)を済ませサッパリしたところで窓の外を見ます。

5時くらいの空です。

明るい青色部分が広がり、今日もヒコ~キ日和です。



朝食に出掛けます。

出発・到着デッキを繋ぐコンコースを歩きます。

快晴の空がまぶしいです。



食後の散歩に展望デッキに行きます。

さすがにこの時間帯に一般のお客さんの姿はありません。

数人の人影はヘビーな装備のマニアの方々です。



早目のチェックアウトで空港周辺の撮影ポイントをリサーチします。

新千歳空港の撮影ポイントは完全なアウェーです。

とにかくリサーチ優先でポイントを観察します。

常連さんの情報やグーグルマップの画像を観察してそのポイントを実際に見に行きます。

初めての道で、「ほんとにここで良いの?」と不安に思いながら走ります。

狭くて薄暗い道です。

対向車が来たらどちらかが後退しないとなりません。

*道路幅が狭くオデ君車内から撮影していますが、もちろん停車しています。



ようやく道が開け滑走路が見えるところに出てきました。

整備されたダートでありますが、路面は乾燥し車両が通過すると砂埃が酷いです。

オデ君も真っ白になってしまいました。



「なるほど…こういうロケーションかぁ~」と辺りを観察します。

百里基地と同様、午前中は逆光線で撮影には不向きです。

どうりで、撮影する人の姿が無いわけです。

双眼鏡で滑走路を観察していると…陽炎にゆれる白いテールフィン

千歳基地をベースとする政府専用機ではありませんか。



F-15 の轟音が聞こえます。

慌ててカメラを構えますが、あっという間に通過していきました。

エンジン音もすごいですが、排気の波動を肌に感じます。

迫力すごいです。



滑走路の「植木?」に水やりをしている隊員さん。

「へ~こんな任務もあるんだ…」と感心して見ていました。

千歳基地、新千歳空港滑走路周辺を一回りして撮影ポイントを確認してきました。



空港周辺のリサーチもそこそこに、函館恵山方面へ向かいます。

水無海浜温泉の潮位を見ます。

今は温泉浴槽?は満水状態です。

本日は函館湯の川温泉に宿泊です。

「ビール飲み放題プラン」を予約してあります。

もう頭の中はそればっかりです。

2017年の北海道旅行はまだまだ続きますが、記事はここまでです。

*強引に終わらせているとも…

なぜなら 明日(2018年8月25日)から2018年北海道旅行のスタートです。







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新千歳空港 エアターミナルホテル 9月4日 2017年

2018-08-22 | Weblog
富内線の観賞を終え、本日の宿泊 新千歳空港のエアターミナル・ホテルに到着です。

相変わらず駐車場は混雑しています。

ようやくスペースを見つけ、ホテルにチェックイン

時間はまだ4時です。

部屋に荷物を下ろして、双眼鏡とカメラを持って展望デッキに向かいます。



展望デッキにはヒコ~キ観賞やベンチでくつろぐ方々の姿があります。



太陽が傾いてきて、オレンジ色の混ざった光線状態になってきました。

やる気があればまだまだヒコ~キ写真撮影を楽しめます。

北海道といえば…Air-Do

なぜか Air-Do の“飛び姿”が健気で可愛らしくオジサンは萌えてしまうのでありました。



乗り物好きですが、乗るのは好きではありません。

その中で究極に嫌いな乗り物が「ヒコ~キ」であります。

見たり写真撮ったりするのは大好きです。

空港のホテルに泊まるのは、ヒコ~キに乗るためでは全然ありません。

この写真、ホテルの部屋から見える風景です。

お酒飲みながらヒコ~キ見て、酔っ払ったらそのままベッドで寝てしまいます。

朝、目が覚めるとまた目の前にヒコ~キがあります。

こんな体験、エアターミナル・ホテルでしか体験できません。

天国です。


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鵡川駅 日高本線 旧富内線分岐駅 9月4日 2017年

2018-08-22 | Weblog
鵡川駅にやってきました。

日高本線の現役駅

とても美しい姿の駅舎を持ちます。



駅前のロータリーには時計塔が中心に置かれた花壇に可憐な花々が彩りを添えています。

とても手入れの行き届いた花壇です。



ロータリーから駅前通りを見ます。

営業中の商店はここからは見当たりません。

突き当たりの道道を右に行ったところに「セイコーマート鵡川美幸店」があります。



駅舎を通ってホームに出ます。

駅舎内には代行バスを待つらしき年配の方の姿があります。

窓ガラスには…オジサンの姿が写っています。



ホームから「汐見駅」方面を見ます。

日高本線は鵡川駅~様似駅間で高波や台風の被害が重なり復旧の見込みの立たない運休が続いています。



同じホームから苫小牧方面を見ます。

2014年 鵡川駅の記事はこちらから。



鵡川駅名標

日高本線は「駅ナンバー」は設定されていないようです。

紫外線に耐え油っ気がすっかり抜けてしまったようなベンチ。

この雰囲気がすごく好きです。



こちらが苫小牧に折り返す列車の発着ホームのようです。



踏切手前には「代行バス」の案内パネルが設置されています。

先程の年配の方はこの代行バス利用者なのでしょう。



ホームから線路を見ます。

車両の停車位置がはっきりと分かります。

銀色の輝いている部分 苫小牧につながる輝き

赤錆の浮いてしまっている様似方面

こんなにもくっきりとした明暗

このレールが再び輝く未来はあるのでしょうか?



駅前の歩道には鵡川名産の「ししゃも」のレリーフが埋め込まれています。

名産の「ししゃも」は超高級食材です。

ふだんスーパーで購入したり飲み屋さんで食する多くは「カラフトシシャモ」と呼ばれる輸入品で、実は「Capelin(カペリン)」と呼ばれる魚なんだそうです。

残念ながら、鵡川の本物「ししゃも」は食べたことありません。


2018年には、日高本線「鵡川駅」⇔「様似駅」の一駅ずつを観賞して歩こうと思っています。

*日高本線運休区間取材の為、帯広に二泊する予定でした。

しかし…釧路の「かど屋」さんのつぶ焼きが捨てがたく…結局食べ物の魅力に負けて釧路にも行くことにしました。




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豊城駅跡 富内線 9月4日 2017年

2018-08-21 | Weblog
春日駅と鵡川駅との間に「豊城駅」という小さな駅がありました。

駅名は非常に立派なのですが、小さな木造の待合所があった棒線駅だったようです。

座標の示す地点に到着します。

辺りは住宅地として再整備され鉄道遺構の面影は残っていません。

このような物件は、初心者廃線ファンにはハードル高いです。

ネットの座標データ、先人のホームページ、廃線関連のガイドブック…それらのデータ以外の状況に追い込まれると自力で解決する実力がありません。



座標の示す地点に立ち、何か手掛かりが無いか…探しますが住宅地として整備された駅跡にその痕跡を見つけることはできませんでした。

アスファルトに二条の補修跡のようなものがありますが…そこが路盤と踏切跡だったのでしょうか?



このグリーンベルトのようなところに、小さな木造待合所があったのかなぁ~などと想像するのが精一杯です。

近くに居住者や農作業の方でもいらしたら、声を掛けて富内線のことを訊ねたいところですが…

あいにくどなたの姿もありませんでした。



グーグルマップで座標地点を見たところがオレンジ色アンカーのところです。

白いアンカーがグリーンベルトのような地点を撮影しているオジサンの立ち位置です。

路盤跡を細めの赤いラインで書いてみました。

実際にはその下の色の黒い部分が路盤の痕跡かも知れません。

すると…先程のアスファルトの補修跡はまんざら的外れでもなく、踏切跡だったのかも…

取り敢えず、初心者として出来ることはやった!…という満足感だけを持って鵡川駅へ向かいます。

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オデ君 バッテリー交換 8月19日 2018年

2018-08-20 | Weblog
北海道旅行間近になって、オデ君のバッテリーが弱体化しているのが発覚しました。

「こんな時にマジかよ~」と思いましたが、北海道へ出掛けてからでなくて良かった…と良く解釈することに。

日曜日の早朝、まだ空気がひんやりとしている時間に作業を始めます。

炎天下の作業では体がたまりませんからね。

私は6年ほど前に酔っ払って、右肩靱帯を完全断裂する大怪我をしてテニス・プレイも諦めました。

未だに腰より上の重量物の上げ下げが苦しい後遺症が残っています。

オデ君のバッテリー交換は腰から上の重量物を扱う作業です。

はたして出来るだろうか?

ちょっと心配でしたが、足場をしっかり確保して安全作業を行います。

まず、ターミナルを外し絶縁処理をします。



結局、右肩は力仕事に使い物にならないので、左手一本でバッテリーを持ち上げ無事に取り外すことが出来ました。

本体には「ハンドル」が付いているので助かります。

バッテリー・トレーは落ち葉や虫の死骸などで汚れています。



こちらは3年間頑張ってくれたメーカー製?の「70D23R」バッテリーです。

消耗品ですから仕方がありません。



こちら右側が、ネットで購入した「ATLAS」バッテリー 「75D23R」です。

「70D→75D」ですから、こちらの方が若干容量が大きいみたいです。

自分で作業すれば、出費は7000円ほどで済みますが、デーラーさんにお願いすれば 25000円~ 位は覚悟しなければなりません。

人に頼むのだからそれは当然ですし仕方のないことです。



バッテリー・トレーに無事にセットできました。

やはり左手だけで作業しました。



ターミナルに電極を接続します。

ステーでバッテリーをトレイに固定する前に念のため通電のチェックをします。



通電を確認後、ステーを取り付けしっかりとトレーに固定します。

せっかくの機会ですから、ヘッドカバーなどプラスティック・パーツの汚れを落としてあげます。

27万キロ走行したオデ君ですが、見えるところだけは結構きれいですよ。

やはりセル・モーターの回り方も新品バッテリーは「シュ~ン」と気持ちよくまわります。

これで心配なく、北海道の原野を走ることが出来ます。



こちらは自宅に備え付け?のディープ・ソケットのセット。

これまでほとんど作業は千葉のガレージで行いましたので、出番はありませんでした。

ようやく、存在感を示すことが出来ました。

もういつ購入したかも思い出せないほどですが…

活躍する場があってよかった…

バッテリーのステーの取り外しには10mmの「ディープ・ソケット」が必須ですからね。

まだ朝の8時頃ですが…作業終了後は当然のビール・タイムであります。

*もちろん本日クルマの運転は「いたしません!」



ストーリーに“落ち”があります。

よりによって、こんな重量物の発送先を間違えて会社に送ってしまいました。

いまさら仕方なく、カートに乗せて自宅まで帰りました。

エレベータのない駅のホームへはかなりキツかったです。


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春日駅 富内線 9月4日 2017年

2018-08-18 | Weblog
富内線 富内駅から途中7駅ほどをすっ飛ばして春日駅跡にやってきました。

思わぬ道路通行止めで予定変更を余儀なくされました。

*余儀なくされ…とか言っていますが、本当は面倒臭くなってしまった本人の問題であります。

飛ばしてしまった残り駅は時を改めて訪問するつもりです。

春日駅跡は駅待合所やホームの盛土、そして素晴らしい状態の駅名標が残されています。

この駅名標、すみ丸ゴシックの“オリジナル”だと思います。

「プラットホームの旅」様の春日駅写真はこちらから。


春日駅は雰囲気が最高です。

2014年 富内線 春日駅 の駅の記事はこちらから。



駅待合所は富内線全線中で最もアーバンな雰囲気のデザインが採用されています。

左側は待合所として利用されているスペースです。

こちらからは分かりづらいですが、右側はトイレ棟となっています。

富内線営業時には、こちら側の壁に「春日駅」の駅名が貼られていました。



駅前広場の向こう、駅商店街の「下川原商店」が営業しています。

2014年初めて訪れた時と変わらぬ絵柄です。



駅待合所は道南バスのバス停、その待合所として利用されています。



バス停標柱の時刻表

一日5便の運行のようです。

学生さんの通学に合わせたダイヤのようです。



待合所入口に張ってあった注意書きは無くなっています。

「虫が入るのでドアーを必ず閉める様に」とか書かれていました。



待合所の中もとても美しく清掃されています。



トイレも綺麗に清掃されています。



ホーム側から待合所を見ます。

窓ガラスも綺麗に磨かれています。

この写真だけでは、廃線から30年以上も経つ鉄道遺構には見えません。



ホームの盛土や縁石が残っています。



このこんもりした盛土がホーム跡です。

真ん中に木が生えてしまっています。



路盤跡に轍が出来ています。

定期的に車両の通行があるようです。

この路盤の先が鵡川方面となります。



路盤跡の痕跡が薄く分かりにくくなっていますが、こちらが日高町方面となります。



もう一度、春日駅の駅名標をみます。

これ、本当に格好良いです。

すみ丸ゴシックのオリジナルだと確信しています。

初めて春日駅の写真を見たときにも、駅名標の背景に「下河原商店」が写っていました。



次に来訪した時にもこの雰囲気が大切に残されているような気がします。




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富内駅 富内線 9月4日 2017年

2018-08-17 | Weblog
道道の通行止めで大迂回を余儀なくされましたが、目的の「富内駅跡」に到着です。

広大な構内は「富内鉄道公園」として整備され公開されています。

駅舎は完璧に保存され「ピカピカ状態」であります。

富内線 富内駅 2014年 の記事はこちらから。



このパネルを見るとスイッチ入っちゃいます。

「銀河鉄道999」

頭の中でこの曲がエンドレスで再生されちゃいます。

大好きなのは最初のフレーズ

さあ行くんだ その顔をあげて 
 
新しい風に 心を洗おう

古い夢は 置いて行くがいい

ふたたび始まる ドラマのために


背中押されますね。

レール・ファンに目覚めてからは特に好きになりました。



駅舎待合室を観賞します。

相変わらず綺麗にされています。

窓口のガラスにはオジサンの姿が映っています。

高倉健さんの映画「鉄道員」ではロケ地「根室本線 幾寅駅」*劇中では「幌舞駅」でここに展示されている備品等が使用されたそうです。



レール・ファンになる前は、高倉健さんの映画とかは全く興味も観賞もしたことありませんでした。



レール・ファンになってからは、高倉健さんの北海道そして鉄道を描いた作品はDVDを購入して観賞させていただきました。



前回訪問した際は駅事務所にも入ることが出来ましたが、今回は施錠されています。

ですのでガラス越しの観賞となります。

乗車券箱もとても良い状態で保存されています。

まるで営業中のような雰囲気です。



待合室からホームへの出口です。

パイプ製の改札ラッチが設置されています。



駅本屋にはさよなら列車のヘッドマークが展示されています。

これは屋外保管では厳しいのではないでしょうか?



ホームには駅名標が展示されています。



綺麗に展示されていますが…よく見るとリペイントされているみたいです。



ホームから日高町駅方面を見ます。



この先を観賞するのがちょっと面倒だったので、長めのレンズで撮影して終了!

前回は路盤の終端まで歩いて行きました。

今回はかなり手を抜いています。

2014年の富内線 No3 の記事はこちらから。

路盤終端の様子を書いてあります。



ホームから鵡川方面を見ます。

駅構内の臨場感がすごいです。



以前訪れた時には、ペンキ塗り直し中だった客車も、すっかり綺麗に仕上がっています。



アルミサッシが嵌め込まれています。

よく適合するサイズがあったものです。



路盤に立ち、駅本屋方面を見ます。

腕木信号機も臨場感を盛り上げています。

良い雰囲気だな~

オデ君が見えています。



これ楽しいです。

前回もこれが見たくて来訪したようなものでした。



宇宙飛行士の毛利衛さんのアイデアだそうです。



銀河鉄道をイメージさせる仕掛けです。

これを見ると、またスイッチが入っちゃいます。

さあ行くんだ その顔をあげて 
 
新しい風に 心を洗おう

古い夢は 置いて行くがいい

ふたたび始まる ドラマのために


…って。

鉄道公園は北海道にも何箇所もあります。

でもこんな楽しい仕掛けのは、珍しいです。

ただし…このオブジェ?を見て「銀河鉄道 999」をイメージできるのは、昭和生まれ限定かも知れませんね。

近年の子供達は「銀河鉄道 999」ってなんのことか分からないかもです。

2014年 富内線 No2 の記事はこちらから。



廃線駅構内に「パーク・ゴルフ」のコースが設置されている例は多く見てきました。

ここにも綺麗なコースが整備されています。

本日はプレーしている方の姿はありません。



広い構内の腕木信号機を操作するワイヤー・ケーブルの作用方向を変えるホイール?

雪や風の日は操作が大変だったでしょう。

ケーブルの切断とかのトラブルだってあったと思います。



ちょっとホームの雰囲気からは「?」のディスプレー

花壇がとても綺麗です。



綺麗な駅名標なのですが…



近寄ってよく観察しますと「塗り直し」されているようです。

オリジナルが浮き出ています。

なぜ塗り直してしまったのでしょう…

話は違いますが、旧車の世界では「オリジナル・ペイント」ってとても重要です。

稀少なクルマを全塗装などしてしまうと「全損」扱いですからね。

オリジナルの字体の方がずっと素敵なのに…

きっとこれ「すみ丸ゴシック」だと思います。

中西あきこ著 されど鉄道鉄道文字 の記事はこちらから。



先程まで曇りがちな空がいつの間にか快晴の青空に変わっていました。

青空に屋根の赤がいっそう鮮やかです。



富内駅

見応え満点の鉄道遺構です。

それとビックリなのは…

「プラットホームの旅」様の営業時の写真を拝見すると、全く変わらない外観であります。

駅名の扁額?も当時のままです。

この保存状態は素晴らしいです。

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通行止め 富内線 9月4日 2017年

2018-08-16 | Weblog
幌毛志駅跡から次は富内駅跡へ向かいます。

道道131号線を快調に走ります。

山中のワインディングを気持ちよく走ります。

「ん?…」

しばらく走ると前方に嫌なものが見えてきました。



まさかの通行止めゲートです!

「そんな…」

路肩決壊と表示されています。

富内線のハイライト、富内駅を目前にしての通行止めです。

それにしても、富内線…凄いところを走っていたのですね!



通行止め区間をどのように回避するか…地図を見ながら思案していました。

するとパトカーがやってきました。

「これはラッキー!」と近付きます。

人気のない山中ですからお巡りさんも警戒しているみたいです。

廃線巡りをしていて山中では滅多に人に会うことはありません。

こうした状況で人に会ったとき、まずこちらから大きな声で明るく挨拶することです。

最初は硬い表情のお巡りさんも、富内線廃線巡り趣味のこと、富内駅へ向かっていることを伝えると親切に迂回路を教えてくださいました。

国道から右折する際のランドマークなども詳しく教えてもらいました。

感謝です。

迂回路を走っていて感じました。

本当に親切、丁寧にポイントを教えて頂いていました。

あの通行止めが無ければ、親切なお巡りさんに会うことも感謝することもありませんでした。



迂回路…と言いましても都内の迂回路とはスケールが違いますよ!

グーグルマップで見てみます。

白色のアンカーが打ってあるのが通行止めの辺り。

黄色のアンカーが打ってあるのが、目指す富内駅がある集落

その間、わずか4Kmほどの距離です。

迂回路は赤いラインで書いてみました。

オレンジ色のアンカーが親切なお巡りさんに教えて頂いた右折地点です。

目的の富内駅跡までは小一時間ほど掛かりました。

そうまでしても行くだけの価値はありますよ、富内駅(富内鉄道公園)。





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幌毛志(ほろけし)駅跡 富内線 9月4日 2017年

2018-08-15 | Weblog
国道には振内鉄道記念公園の案内看板が設置されています。



幌毛志駅近くの国道には写真のような“ゼブラ・ゾーン”が設置されています。

そこに「道南バス 幌毛志中央」のバス停と標柱があります。

駅導入路付近にオデ君を路駐します。



国道脇に立ち鵡川方面を見ます。

左のアスファルト部が駅導入路のようです。



徒歩で駅跡へ向かいます。

廃駅に興味のない方ならただの農業用路にしか見えないでしょうね。

オジサンもスタックを恐れてアプローチは徒歩ですけれど…



ここが“駅前”だったのでしょうか。



日高町方面の路盤を見ます。

路盤跡は割とはっきりと残っています。

そこには轍があり定期的に人の出入りがあるようです。

駅ホームは画面左側だったようです。



鵡川方面を見ます。

こちらは路盤跡が薄く方向が分からなくなっています。

ここから見ると路盤は左にカーブしていくように見えますが…

実はやや右方向へと路盤は走ってゆきます。



駅前から国道方向を見ます。

正面に見える小さな黄色い小屋は「道南バス」の待合所のようです。



グーグルマップで幌毛志駅跡周辺を眺めて見ます。

白アンカーを打った部分が駅前撮影地点です。

赤いラインで書いたのが富内線路盤想像図であります。

国道237号線とともに走ってきた路盤はここから右方向(*国道に対して)に変針し道道131号線方向へ向かいます。


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振内駅跡 振内鉄道記念館 9月4日 2017年

2018-08-14 | Weblog
 振内駅跡は「振内鉄道記念館」として整備され開放されています。

こちらに来訪するのはこれで確か3度目となります。

初めて訪れた頃はまだ「廃線」とか「廃駅」には全く興味がありませんでした。

お目当ては屋外に静態保存されている「D51-23号機」の観賞でした。

当時は北海道に静態保存されている蒸機を訪ね歩いていました。

この地が「富内線」という国鉄振内駅跡などとも知らず、夢中で蒸機を観賞していました。

D51 と 23 の間に “-(ハイフン)”が入るのは、サハリンに輸出された蒸機を表すことは当時から知っていました。 

輸出仕様のD51はやはり“エキセントリック”な雰囲気を纏っています。



鉄道記念館はとても立派な施設です。



鉄道関連の施設なのはその外観からもすぐに分かります。

壁のレリーフは北海道鉄道史祖ともいえる「義経号」の勇姿であります。

小樽の総合博物館にはその同型機7106号機、愛称「しずか号」が1階ホールに美しく展示されています。

そのまま「西部劇」に登場しそうな姿。

“ダイヤモンド・スタック(火の粉止め装置)”や巨大な“排障器”など特徴的な装備はアメリカンそのものですね。

しずか号の実機を見ますと意外なほど“小型”なのにビックリします。

北海道開拓期にはアメリカから輸入されたこれらの蒸機達が活躍していたのですね。



鉄道記念館前の道には「振内鉄道記念公園線」と案内標識が設置されています。

日高町駅から「何もない」鉄道駅跡を観賞して来ました。

初心者には辛い物件が続きましたが、ここ「鉄道記念館」は見所満載です。



…とは言っても、この記念館に入館するのは今回初めてです。

町役場で管理されている記念館は普段は施錠されていて、来館者は役場に連絡して開錠してもらい入館するシステムです。

北海道の記念館や博物館にはポピュラーなシステムです。

それが面倒なオジサンは、たまたま開館していたチャンスに乗っかり館内を観賞させていただきました。

1階ホールには動輪が展示されています。

C58 の動輪とネットには書き込まれているのですが…

確かに動輪径は1520mmほどはありそうです。

ホイールも「ボックス・スポーク」と呼ばれる箱型動輪です。



しかし…この刻印はどういう意味なのでしょうか?

“55201”なんだろう?

これが C58 動輪とイマイチ釈然としない理由であります。



保線で使用される道具や備品でしょうか



記念列車に取り付けられたヘッドマークが展示されています。



これまで訪ねてきた駅のホーロー製駅名標



富内線のどこかの構内でその任務を全うした転轍機



こちらもローカル駅構内で見かける「ダルマ・ポイント」と呼ばれる転轍機



振内駅で使用されていた駅備品

タブレット閉塞器

開いたままの金庫

…などが展示されています。



屋外は記念公園としてホームには富内線の駅名標が並べ展示されています。



客車はライダー・ハウスとして利用されていて管理は平取町役場が行っています。

初めて訪れた時の客車はライト・ブルーの塗装でしたが、近年塗り直されたのでしょうね。

鮮やかなブルーになっています。



参考までに…

こちらが2011年に訪れた時の客車の写真です。



D51-23号機の勇姿です。

彼も見違えるように綺麗に塗り直されました。



こちらが2011年当時の D51-23号機の姿です。

油っ気が引けてカサカサのペイントとなっていました。



“デフ”にはこの蒸機を寄贈した方の名を刻んだプレートが添付されています。



以前それは、キャブ入口にポツンと置かれていました。



振内駅構内を見ます。

まるで現役路線を思わせるような臨場感です。

*ホーム縁石が取り外されているのは改修のための安全措置なのかもしれません。

屋外展示ですから、風雨雪、そして紫外線と厳しい環境に置かれている鉄道遺構

見違えるようにペイントされました。

町の大切な歴史遺産であることを認識されているからこそ、こうして手厚いメンテナンスが施されているのでしょう。

放置され自然に還っていく鉄道遺構も多く見てきました。



消えてゆく鉄道遺構があれば、未来に遺されてゆく鉄道遺構もあります。

「振内鉄道記念館」は後者でしょう。










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