Model 107

1985年の107
じっくり時間をかけてお気に入りの一台に仕上げます。

わがまちご当地入場券 早来駅 8月27日 2018年

2018-11-30 | Weblog
わがまちご当地入場券のキャンペーンに乗って現役駅を訪問するようになって初めて訪れるチャンスに恵まれました。

近くには「安平駅」や「追分駅」などレールファンにより身近な駅があり、こちらには何度も来訪したことがありました。

「廃線巡り」だけに拘っていたら早来駅に会うことは無かったでしょう。

ただ…早来駅がこのキャンペーン参加駅になった“理由”は良くわかりませんでした。



1989年竣工とある早来駅本屋

竣工後30年近く経つとは思えない美しさ。

とてもシャープで爽やかな印象です。

切妻屋根に二つの出入り口を有する構造です。

右側が早来駅入口、左側は「安平町物産館」となる合築です。

入口は別々ですが、駅本屋内では一体構造となっています。



駅前を見ます。

いきなり4車線の国道234号線

ちょっとビックリな配置です。



駅待合室を見ます。

ガラ~ンとした室内。

綺麗に保たれていますが、北海道駅によくある「地域の方に愛されている感」があまりありませんでした。



ホームに出ます。

立派な跨線橋

往時はそれなりの利用客で賑わっていたことが偲ばれます。



白くペイントされた壁には汚れも無く行き届いたメンテナンスが見えます。

階段はモルタルに木製のストッパが取り付けられています。

この木部が無機的なモルタルに柔らかさのアクセントとなっています。

この跨線橋、良い感じです。



跨線橋連絡通路

ポスターの類はほとんど無く、スッキリとした印象です。

窓ガラスは綺麗に磨かれ、クモの巣もあまりありませんでした。

天井の木部とチャンネルは共に白く塗られて一体感があります。



跨線橋から2番線ホームにでます。

ホームを歩き路盤越しに駅本屋を見ます。

正面側と相似のデザインですが、物産館側には出入り口は設けられていません。



苫小牧方面を見ます。

隣駅「とあさ」→「遠浅」と書きます。



安平方面を見ます。

跨線橋がとても綺麗で格好良いです。

コの字形の跨線橋の屋根

左側のトタン屋根だけに錆が浮いています。

右側部を先にメンテナンスし左側部は次のメンテナンスに回されたのでしょうか。

1番線と2番線の路盤の間には広いスペースがあります。

かつて貨物線待避線が設置されていた名残のようです。



早来駅名標

足付きの駅名標がこうして一等地に設置されているのは珍しいです。

本来はこうした場所に設置されているのが当たり前だったのでしょうが…

しかも、新品のような綺麗さです。

後方の「柱用ホーロー駅名標」とのコントラストが鮮やかです。



早来駅は駅全体のメンテナンスのクオリティーの高さが印象的でした。

追分駅簡易委託駅で、わがまちご当地入場券販売は窓口営業時間の 8時30分~18時00分となっています。




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CAPTAIN STAG PIZZA OVEN 11月24日 2018年

2018-11-26 | Weblog
CAPTAIN STAG の PIZZA OVEN を購入してみました。

BBQ のメニューで「PIZZA」は一つの王道メニューでもあります。

このPIZZA焼きは電気調理やガス調理に比べて火加減が難しく、これまでも何度もベースを焦がしてしまう失敗を繰り返しました。

技術の伴わない分、何とか道具でフォローできないかと常々思っていたところに、この製品を発見し早速購入してみました。

道具ばかり大好きで、自身の技術向上に励まないのは如何なものか…というご意見もあるのも承知です。

*美味しいPIZZAを食べたければ、宅配PIZZAを注文したほうが良いわけですが…それを言ったら釣り人に“市場で魚を買ったほうが間違いない”と言うのと同じになってしまいます。 



CAPTAIN STAG 製品の美点の一つ

コンパクトに収納できる点です。

一時、レンガでピザ釜を製作しようか…と思い悩んだ時がありました。

しかし、それではかなりの場所を占有されることとなります。

「そこまでして“ピザ焼き”もなぁ~」という半端な思いもありました。

この製品を見たときに、「折り畳んで収納できる」という点が心に突き刺さりました。

「これだぁ!」って。

*写真左側の「バット」みたいなのは燃材(炭やブリック・マメタンなど)上部熱源を保持する天板を兼ねたトレーです。

コレもCAPTAIN STAG 製品、美点その2であります。

オーブンとしての佇まいはイマイチですが、機能は秀逸です。



ついでと言っては何ですが…

こんなのも購入してみました。

「どうせ使い物にならないかも…」と大して期待はしていませんでしたが…



これが予想外に役立ちました。

単一乾電池1個で作動するファンはそれほど強力ではありません。

しかしそれが“ロケット・ストーブ”の送風装置として絶妙な「風加減」です。

「火吹き棒 」に近いソフトな風加減でしかも疲れなく持続するわけですから便利です。

写真のように自立して放置でき、送風口の高さも、我が家の“ロケット・ストーブ”の焚口にピッタリです。

偶然でしたが良い買い物をしました。



“ロケット・ストーブ”の火力は強力で、ジョッキ一杯のBBQ用の炭などはあっという間に着火できます。

この“ロケット・ストーブ”導入でBBQにおける最重要課題“火付け”が圧倒的高効率に行えます。



製品の取り説にも書かれている“火加減”

上部が7に対して下部が3となります。

これまでのピザ焼きでの失敗はその“火加減”でありました。

どうしても下部の火加減が強くなり、ピザの基部を焦がしてしまいます。

DeLonghi (デロンギ)の ピザストーン なども購入してみましたが、根本的な上下火加減がイマイチだったわけです。



マイルドな焼き上がりです。

もう少しエッジを焦がすくらいの強火でも良かったみたいです。



「たった一枚のピザを焼くのにどんだけ炭を使うの?」という非難をかわすために、オーブンで焼き鳥を焼きました。

こんな使い方も出来るのです。



初めての器材でしたが、まずまずの使い勝手で満足です。



もちろん!

ピザと焼き鳥 そして良く冷えたビールでご機嫌です。

日が傾き涼しくなってきましたが、炭火の熱でほっこりです。



こちらは「前作ピザ釜」です。

テラコッタの植木鉢とパエリア・パン とを使って焼いてみました。

自分では“ナイスなアイディア”と思ったのですが…



やはり火力の調節と熱の対流がイマイチでした。

上部の熱源がちょっと遠すぎたようです。

パエリア・パンと植木鉢の直径はピッタリだったのですが…

いろいろ工夫をして、これはこれで楽しかったです。


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わがまちご当地入場券 苫小牧駅 8月27日 2018年

2018-11-19 | Weblog
白老駅から20Kmほどの距離の「苫小牧駅」にやってきました。

苫小牧駅は北海道鉄道にあっても有名駅ですから、当たり前のように「苫小牧=トマコマイ」と読んでいます。

やはりアイヌの音に漢字を当てていますが、その意味は…

トto・マクmak・オマoma・ナイnai =沼の・奥・にある・川 という意味らしいです。

*北海道新聞社刊 「北海道 地名 分類 字典」より



苫小牧駅は室蘭本線所属駅です。

千歳線や日高本線が乗り入れ特急を含めて全ての列車が停車し貨物専用線なども有する大ターミナル駅であります。



駅前ロータリーを見ます。

道路の向こう側の巨大建物は「メガ・ドンキ苫小牧店(ドン・キホーテ苫小牧店)」であります。

駅からは自由通路(ペデストリアンデッキ: pedestrian deck)で結ばれていて施設に直接アクセスできる構造となっています。

駅横の駐車スペースにオデ君を預け、橋上駅のみどりの窓口に向かいます。

駅駐車場は来訪時(平日10時頃)は駐車に困ることはありませんでしたが、繁忙期は駅の規模に比べるとキャパ不足のように感じました。



自由通路にアクセスする駅入口から階段を上ります。

エスカレータの設備は無いので年配の方の利用はきつそうです。

階段幅はたっぷりと取られています。

北海道鉄道の今を象徴するような、ちょっと寂れた印象を受けました。



橋上駅苫小牧駅にアクセスする自由通路

広々とした通路には大勢の利用客の姿があります。

しかし…左側パイロンで規制されているエリアは「雨漏り」のようでした。

補修工事が着手されているようにも見えませんでした。



通路窓から線路を見ます。

こちらは白老方面となります。

北海道旅行では大変お世話になっているお気に入りの「ルートイン・ホテル」が見えます。

目的地周辺にこのホテルがあれば第一候補として考えます。

このホテルの美点は、第一に「平置き駐車場」の充実が上げられます。

駅近の立地では機械式駐車場を採用するホテルが多いのです。

しかし、機械式駐車場ではクルマの荷物を出し入れする際にいちいち係員にお願いしないとなりません。

チェックイン時チェックアウト時、利用客が重なる時、順番待ちに時間が掛かります。

また出発時、GPSが衛星を補足するのに時間が掛かる…などいろいろと面倒なマイナスポイントがあります。

その点、「平置き駐車場」は大変快適です。

*ホテルを選ぶ際、「平置き駐車場」「収容台数200台以上」を選択の基準にしています。

また、ほとんどの「ルートイン・ホテル」では最上階に天然温泉が設置されていてそれも大変嬉しいポイントであります。



3番、4番線ホームにやってきました。

到着の列車を待つ利用客の姿があります。



ホームからは駅前の「メガ・ドンキ(ドン・キホーテ苫小牧店)」、紳士服の「はるやま」、ヤマダ電機 の大型店が見えます。

ビジネス利用客が多いのでしょうね。



駅連絡通路とメガ・ドンキ(ドン・キホーテ苫小牧店)などの商業施設を連絡する自由通路。

駅構内の通路部分と比較すると「立派さ」の落差を感じます。



苫小牧駅名標

やはり「足付き」の駅名標を見つけることは出来ませんでした。

日高本線「勇払」と室蘭本線、千歳線の「沼ノ端」の乗り換え



改札口に設置されているLED発車標(電光掲示板)

ここに表示されている「10:20 鵡川」の表示に注目です。

取材時8月27日は日高本線は鵡川まで運行されていました。

しかし、9月6日午前3時に発生した「胆振東部地震」の影響で運転を見合わせていました。

偶然でありますが、この記事を執筆中の2018年11月19日運転再開となりました。

日高本線は台風による高波の被害で今も鵡川⇔様似間は不通となっています。

それに追い討ちをかけるように地震による運転見合わせです。

内心、「あぁ…これで日高本線は“廃線”の運命かな…」と思っていましたので、この「運転再開」のニュースはとても嬉しかったです。



苫小牧駅は社員配置駅です。

わがまちご当地入場券は、みどりの窓口で販売されています。

営業時間は 5時30分 - 22時00分 となっています。


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rido mini planner Japan 2019 11月16日 2018

2018-11-16 | Weblog
例年よりはちょっと遅めです…

銀座伊東屋さんで“rido mini planner Japan 2019”を購入してきました。

以前は入荷を待ち構えるように店頭に並ぶ前に購入していましたが、その熱意は何だったのか…

しかも3~4冊ほど購入し、家族や友人に差し上げたりしたのですが…あまり喜んで頂けないようなので本年は自身が使う“たった一冊”だけの購入です。

何となく「迷惑がられている」ような空気感じますし…



こんな風に使っています。

ごく普通な使い方です。

左側は業界のダイアリーです。

狭い業界の専用ダイアリーなので一般書店はもちろんネットでも販売しておりません。

知っている人しか知らない極めてレアーなダイアリーであります。

実はこのダイアリー、私が 企画、取材、構成・執筆、販売とほぼ独りで行っています。

お金が無いのでプロに頼むことが出来ず、自分でやらざるを得ないという状況です。

9月の北海道旅行前には入稿を済ませて出掛けるのですが、ある年などはページ割りが予定と異なり、何と!五稜郭展望タワーで打合せを行ったことも思い出の一つです。

発行部数の少ないダイアリーではありますが、それぞれのお客様のご要望を取り入れなくてはなりません。

「そんなのど~でも良いじゃん!」と内心思うこともありますが、商売ですからね。

自費で好き勝手な編集が出来たらどんなに楽かなぁ~と度々思います。

色々なダイアリーを購入するのはこの仕事の資料としての購入がほとんどです。

*もちろん全て自費ですよ!



先の記事、BE-PAL誌の特別付録 「トラベラーズ・ダイアリー2019」で、ASHFORDの手帳カバーを紹介しました。

偶然ではありますが、オジサンが愛用しているのも “ASHFORD”の手帳カバーです。

こちらはシンプルな単機能カバーです。

シュリンクレザーって言うのでしょうか…感触が柔らかくてとても気持ちよいです。





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BE-PAL 特別付録 トラベラーズ・ダイアリー2019 11月16日 2018

2018-11-16 | Weblog
 
アウトドアーマガジン BE-PAL誌の特別付録 「トラベラーズ・ダイアリー2019」 に心を奪われ、早速アキバの書店で購入してきました。

普段はDマガジンなどでパラパラめくりで拝見していますが、「特別付録」で釣り上げられちゃいました。

特集は「焚き火とナイフと旨い肉」ですよ!

焚き火、楽しい!  

ナイフ、美しい!

肉、美味しい!

みんな大好きなお題じゃないですか!

こんな美味しい餌をチラつかされて反応しないアウトドアズ・マンなどいないでしょう?



こちらが 特別付録 トラベラーズ・ダイアリー2019 であります。

デザインは絵本作家の村上康成さんが担当されました。

来年2019年の干支 亥の“うり坊”がイラストされています。

手にするまで予想しませんでしたが防滴加工の「ハードカバー」仕様です。

写真で見ている時点ではソフトカバーだと思い込んでいました。



構成は非常にシンプル

2018年12月~2019年12月までの月間ダイアリー

それ以外は「方眼」のページのみです。

いろいろ“仕掛け”や読み物、などのサービス精神であれもこれもとゴチャゴチャしてしまいがちですが、非常に潔い構成です。



手帳を手にしたときに「あれ?この感触 アレににているなぁ~」と最初の印象。

アレとは「フィールド・ノート」とか「測量野帳」と呼ばれるノートです。

名称からも測量の仕事に携わる方々が現場で使用するプロのノートであることが分かります。

種類は3種類

「TRANSIT BOOK」「LEVEL BOOK」「SKETCH BOOK」です。

写真は 「TRANSIT BOOK」「LEVEL BOOK」です。

「SKETCH BOOK」は購入したことがありません。

なるほど…ハードカバーは屋外作業で立ったままでも下敷きが無くても書き込むことができます。

しかも屋外仕様前提ですから防滴加工も必須でしょう。

こうしたプロの現場で使用されている測量野帳のコンセプトにインスパイアーされて企画されたのが“トラベラーズ・ダイアリー2019”というわけです。

サイズもほぼ同一です。



こちらは同誌通販ページです。

“トラベラーズ・ダイアリー2019”がピッタリ収納できる本革カバーが紹介されています。

イギリス手帳メーカーASHFORD とのコラボ企画だそうです。

札入れ型のビッグポケット、小銭入れとして使えるファスナー・ポケット、カード・ポケットなどを装備しています。

“トラベラーズ・ダイアリー2019”の他にもう一方のスリットには「測量野帳」を差し込めるようになっています。

これを見て「おや?」って思いました。

本企画“トラベラーズ・ダイアリー2019”はシンプルな構成と防滴加工というアウトドアーでの使用を前提に企画されたものですが…

カバーのほうは「アレもコレも」のサービス企画。

そもそも防滴加工を施された“トラベラーズ・ダイアリー2019”に手帳カバーなんて必要ないでしょうし…

それぞれのコンセプトが相反するように感じました。

付録の企画と通販の企画とはそれぞれ異なるグループが担当しているのでしょうね。

“トラベラーズ・ダイアリー2019”に拘らず、単に文具としての手帳カバーとすれば、見ているだけで楽しいですね。


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熊本県民手帳 くまモンの手帳 11月13日 2018年

2018-11-14 | Weblog
書店のコーナーや書籍広告などに2019年ダイアリーの広告が目立つ季節となってきました。

まず熊本県の「県民手帳」“くまモン手帳”が到着しましたのでご紹介。

写真は10月中旬に送られてきた手帳紹介と裏面はファックス申込書となっています。

申込書をFaxすると冊数に応じた金額の振替払込書が送られてきますので ゆうちょ銀行で送金を済ませると数日後に手帳が送られてきます。

*以前は熊本統計協会に直接電話でお願いし、手帳と振込み用紙が送られてきてから送金するという流れでした。

購買者も増えていることでしょうからそれでは対応しきれないのでしょうね。



2019年県民手帳のデザインです。

左側が表紙

2019年ラグビーワールド・カップ日本大会を表した、ラグビー・ボールを抱えたくまモンデザインの帯、これは栞として利用できます。

裏面にもラグビー・くまモンのデザイン。



パラパラ漫画も健在です。

やはりラグビー日本大会を意識したストーリーとなっています。

価格は1冊 ¥450 です。

ダイアリーがワンコイン以下で購入できるくまモン手帳は、お値打ち品だと思います。


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東京都調布飛行場 通称 調布飛行場 11月10日 2018年

2018-11-13 | Weblog

家人の送迎で府中に用事があり、迎えに行くまでの時間「東京調布飛行場」で暇つぶしをしていました。*正式名称は「東京都調布飛行場」と「都」がつきます。

まずは、自身の目で確認したかった「東京調布飛行場」の門柱です。

なるほど…確かに変です。

「東京」ではなく「東東」となっています。



近くでじっくり眺めて見ます。

上の「東」は紛れも無い「東」です。

が…下の「東」は怪しいです。

母体は絶対に「京」でしょうね。

後から「京」を「東」に見せ掛けているのは明白です。

「なぜこのようなことを…」

「駐留米軍兵士のいたずら…」なんて説もありますが、これはいたずらレベルではなく、目的を持って職人が施行した仕上がりだと思います。

しかし、その「目的」ってなんでしょう?

不思議ですね。

*そもそもこの門柱は旧飛行場から移築保存されているものらしいので謎は深まります。



門柱は左側にもあります。

そこにも「石板」が嵌め込まれていますが、ただの平板となっています。

おそらくここには戦時中の陸軍部隊名称などが彫られていたのかも知れません。*あくまで想像です。



こちらが現在空港ターミナル入口に設置されている石碑。

「調布飛行場」と彫られています。

「東京都調布飛行場」などという都民はほとんどいないと思います。

ふつうは「調布飛行場」で通用しています。

飛行場は「東京都港湾局」の管轄となっているようです。



小さいけれど、紛れも無い「コントロール・タワー」です。

凛とした佇まいが良いです。



ロビーには「警視庁調布警察署」の警察官が常駐しています。

この辺りはローカルでも「飛行場」ですね。



2階に設置されている「展望デッキ」から滑走路をチェックします。

初めての空港ですので、写真撮影の前にポイントをチェックします。

実は、天文台通りにある「調布中学校」に通学していたことがあります。

今から40〜50年も昔の話です。

その頃の調布飛行場はローカル空港というより米軍関係の施設という印象が強かったです。



「本日は…閉鎖」の張り紙が…

「このド晴天で?」と思いましたが前日の注意書きがまだ回収されていないようでした。

デッキに出なくてもラウンジで十分ヒコーキを見られますのでOKです。

むしろテーブル、椅子が設置され風も無くホカホカで快適です。



新中央航空のドルニエ Do228 という機材らしいです。

新中央航空は 大島 新島 神津島 三宅島 の各島に定期航路を持っています。

ヒコ~キを見るのは大好きですが乗るのは大嫌いなオジサン。

絶対に乗らないと思います。



さて…展望デッキの状態は把握できました。

空港周辺を徒歩で調査します。

そもそも「ヒコ~キ写真」を撮影しようと機材は準備してきたのですが、まずは状況確認。

手ぶらで滑走路を一回りします。

まずやってきたのは、「大沢1号掩体壕」です。

これ遠くから見るとまるで「三式戦」が保存されているように見えます。



しかし…近くで見ると実に精密なイラストであります。

本当に上手ですね!



大沢1号掩体壕の横には、掩体壕のカットモデルと飛燕のブロンズ像が展示されています。



このように掩体壕に格納されていたのでしょう。



ブロンズ像の横には、掩体壕や飛燕の沿革が記されたパネルが展示されています。

掩体壕大沢1号 とタイトル

「大沢」はこの付近「三鷹市大沢」という地名にちなんだものでしょうか。



掩体壕のアーチ部

物資が逼迫している時期に建設されたものでしょう。

北海道 未成線などのトンネル建設で「竹筋コンクリート」など鉄筋の変わりに竹を入れた…なんて話もありますが…

一応、鉄筋が使われているようです。



こちらは掩体壕の後部になります。

今はパネルで塞がれていますが、本来は給排気の為に開放してあるのでしょう。



大沢1号掩体壕は赤矢印の位置になります。



これは何でしょうか?

滑走路を見渡す観覧スペースでしょうか?



さっそく登って滑走路を見てみます。

思ったほど見通しは良くありません。

撮影スポットとしてはイマイチでした。



こちらが掩体壕大沢2号です。



やはり立派なパネルが展示されています。

内容は大沢1号と同様です。



航空写真は近代のものと思います。

味の素スタジアムが写っていますからね。

そこに戦時中の軍事施設の配置をイラストで示しています。

1000mと700mの滑走路がT字形に存在していたことが分かります。

現在の「京王電鉄」は「京王電軌」と書かれています。

駅名も飛田給の次駅が「くるまがえし」となっていますが、全く知りませんでした。

味の素スタジアムの土地は「飛行大隊耕作地」となっています。

軍隊で耕作を行っていた名残なのでしょうね。



滑走路35エンドの先に小さな丘があります。

ここが調布飛行場の撮影ポイントの一つとなっています。



さっそく丘に上って滑走路を見ます。

なるほど…滑走路が一望に見渡せます。

「ここは良いなぁ~」とチェック入れます。



フェンスには「立入禁止」と「火気厳禁」のプレート。

何となくアメリカンに感じるのは先入観のせいでしょうか…



「武蔵野の森公園」外れにある池の横には井戸ポンプが設置されています。

公園は災害時に救助活動拠点としての役割が持たされています。

ここの防災用井戸は「浅井戸」と「深井戸」の2種類が準備されています。

水質は「深井戸」の方が安定しているそうで、用途によって使い分けるそうです。



「このポンプ、本当に使えるのか?」とレバーを操作してみました。

レバーにはバランサーが付いていますが結構な力を要しました。

そこそこの勢いで水が出ました。

「飲むな!」とは書いていないのでおそらく飲用できるのでしょう。

もちろん、用心深いオジサンは試してみるような冒険はいたしません!



綺麗な湧き水が池に注いでいます。

たぶん水道水ではなく井戸水でしょうね。



「プロムナード」と矢印の示す方向に歩きます。



「プロムナード」は、滑走路を左手に見て17エンドへ向かって延びる歩道です。

何人かのランナーさんがトレーニングをしていました。



17エンド近くにも小さな丘があります。

ヒコ~キ用機材はまだクルマの中です。

メモカメラで撮ってみました。



滑走路を一回り歩いて再びターミナル・ビルの展望デッキに戻ってきました。

先程の「閉鎖」のプレートは無くなりデッキは開放されています。

オジサンのだらけた姿が窓に映っています。

歩き疲れてドッカリと椅子に座っています。

改めてヒコ~キ用撮影用機材を用意して撮影する気力もありません。



さて…そろそろ家人をピックアップする時間になりました。

「プロペラ・カフェ」でお茶でもしようかと思っていましたが、出発の時間です。

カフェに行くにはこのゲートで食事の来意を係員さんに告げて通してもらいます。


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わがまちご当地入場券 白老駅 8月27日 2018年  

2018-11-08 | Weblog
白老というと連想するのは…「アイヌ民族博物館」 と ブランド和牛の「白老牛」です。

*アイヌ民族博物館は2018年3月で閉館されてしまいました。

白老には以前 友人ご夫婦が居住されていて、白老牛の焼肉などをご馳走になった懐かしい地でもあります。



今回は駅裏に展示されている D51 333号機(愛称:SLポロト号)を見ていく予定で、駅裏の駐車スペースにオデ君を停めました。

しかし…駅本屋にアクセスするにはこの人道橋を渡って駅正面に迂回しなければなりません。

そこまでは想定していなかったのですが、人道橋の眺めもなかなかだったのでOKです。*負け惜しみですけれど…



駅裏に駐車中のオデ君。

スペースには余裕がありますが、駅本屋へのアクセスにはちょっとした運動になります。

雨降りの日など足元の悪い時には注意が必要です。



駅本屋正面にやってきました。

*ちょっと息が「はぁはぁ~」しています。

リゾート地を思わせるような、なかなか格好良い佇まいです。



アイヌの模様がデザインされたようなステンドグラス。

かなり凝った作りに見えます。

*この駅本屋は白老町所有だそうです。



わがまちご当地入場券を購入し、ホームに出ます。

いきなりの跨線橋。

列車の到着が近いようです。



2番線に向かうお客さんの姿があります。

駅本屋の素敵なデザインとはミスマッチな倉庫街のような事務的連絡通路。

むき出しのチャンネルにグレーのペイントが施されています。



跨線橋からの眺め

こちらは室蘭方面となります。

右手に見えるのが駅裏駐車スペースです。

2番線ホームには列車を待つ乗客の姿が見えます。



こちらが苫小牧方面となります。



2番線ホームから駅本屋を見ます。



ホームをゆっくり鑑賞していると苫小牧行きの列車が入線してきました。

お客さんはこの列車を待っていたのですね。



10人近い乗客がいらっしゃいました。

この列車のペイント…日高本線のですね。

現在、日高本線は苫小牧駅以外(つまり日高本線全線)が不通となってしまいました。

撮影当日(2018年8月27日)は、まだ苫小牧駅⇔鵡川駅 間は運転していました。

それからわずか10日後、2018年 9月6日 の北海道胆振東部地震によりその区間も不通となってしまい日高本線は全線不通という壊滅状態となってしまいました。



足付き駅名標の前で、わがまちご当地入場券と絡めて撮ります。

白老駅は業務委託駅です。

みどりの窓口の営業時間は 7時00分 - 18時00分 となっていてこちらで購入することができます。



駅裏に静態保存されている D51 333号機 愛称:SLポロト号 

このあと、観賞していきます。

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わがまちご当地入場券 登別駅 8月27日 2018年  

2018-11-02 | Weblog
環境省の統計では「温泉地数」というジャンルでは北海道は“254ヶ所”と全国1位にランキングされるそうです。

*源泉数では大分県が断トツですが、湧出量では「大分県」に次いで北海道は第二位です。

温泉天国北海道にあって「登別」はあの「いい湯だな・ドリフターズ版」にて歌詞トップで登場する温泉地です。

♪ここは北国 登別の湯~

「全員集合世代」は必ず口ずさんだことのある曲ですね。

*「いい湯だな」にはドリフターズ版とデューク・エイセス版とがありますが、世代的には圧倒的にドリフターズ版に馴染みがあります。

登場する温泉地もバージョンによってそれぞれ異なります。



オデ君を駐車スペースに預け駅前を一回り。

ロータリーには植樹されている木々が生長して駅本屋の見通しが悪くなっています。



駅本屋は切妻屋根に1階部分は“ロックフェース”風の石壁、二階はハーフ・ティンバー(真壁)となっています。

庇下には「登別驛」の木板駅名標が掲げられています。

建具はアルミサッシに換装されています。

木製の建具が使われていたならもっと格好良かったでしょうが、メンテナンスなどの都合で仕方がないのかも知れません。



ロータリーから見た駅前通。

正式名称は道道286号線「登別 停車場線」となっています。

営業している商店は少ないです。

街の中心であった駅前通りですが、“クルマ社会”となってからは様変わりしてしまったようです。



わがまちご当地入場券を購入しホームに出ます。

ホーム改札口もファサードと同様のデザインとなっています。

「ようこそ登別へ」の鬼キャラクターが描かれたプレート

その上部には「ようこそ湯の町登別」のピンク色のプレートと…ダブル・登別です。



2番線・3番線への跨線橋



跨線橋窓建具にはこのようなプレートが貼られています。

なかなか良い雰囲気のイラストで、登別のイメージをよく伝えています。



跨線橋連絡通路は一段高く設計されています。

その通路の天井からも「ようこそ湯の町 登別」のプレートが並べられています。

改札口のと同じデザインです。

気になったのは矢印部のマークです。

ひょうたんを逆さにしたようなデザインのこのマークは何でしょう?

登別の市章でもありません。



「あれ?」っと思ったのは、登別でも大手宿泊施設「第一滝本館」のマーク。

しかし…逆さひょうたんは似ていますが周りのサークルはありません。

結局…ナゾのマークは何のことか良くわかりませんでした。



跨線橋窓から白老駅方面を見ます。

左手に見える「シャトー」のような建物…水族館なんです。

登別マリンパークNIXEといいます。

テーマは「北欧ロマンと海洋ファンタジー」だそう…

2009年マリンパークNIXEの記事はこちらから。



こちらは室蘭方面です。



跨線橋連絡通路の階段部です。

珍しい構造です。



2番線、3番線ホームから駅本屋を見ます。

1番線ホームには登別発 東室蘭行きの列車が停車しています。



ホームに設置されているナゾのモニュメント。

近くでよく見ますと…以前は水栓が設けられ流しのように使われていたように見えます。



なかなか探すのが難しくなってきた「足付き駅名標」

やはりホームにはこの駅名標がお似合いです。



ホームは2番線側が沈下しているように見えます。

ホーム上屋を支える支柱を見ますと、その基礎部分がウェーブしているのが分かります。

こちら側のホームは貨物の待避線となり使用されていないようです。



駅入口部に展示されているクマの剥製。

「ケイ太君」というようです。

出身は「登別クマ牧場」

デッカイです。

天井との高さの比較をすると、2mほどあるのかも知れません。

廃駅巡りなどで山奥で遭遇してしまったら、凍り付いて何も出来ないでしょうね。



登別駅は社員配置駅です。

みどりの窓口は 7時00分から18時45分まで営業、わがまちご当地入場券はこちらで購入できます。

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