Model 107

1985年の107
じっくり時間をかけてお気に入りの一台に仕上げます。

小樽 石原裕次郎記念館 8月30日 2016年

2017-01-30 | Weblog
本日の宿泊は小樽です。

北海道に通い始めて十数年が経ちます。

小樽の駅周辺のホテルにはたいがい宿泊しました。

もっとも気に入ったホテルは十数年前初めて、友人に勧められた朝里川温泉のホテルです。

小樽の駅からは離れていて夜に飲みに出掛けるには向いていません。

昔はタクで出掛ける気力もありましたが最近は露天風呂で温まって部屋で過ごすことが多くなりました。

その朝里川のホテルにチェックインするにはまだ早いので、初めて「裕次郎記念館」に行ってみることにしました。

ネット上には2017年8月で閉館とあったので一度は観賞しておきたいと思ったからです。



小樽港マリーナへ行く前に、オデ君をパーキングに停めて、小樽観光のメインルートを歩きます。

すっかり夏の天候が回復し半袖で歩く観光客の姿が目立ちます。

なぜここを歩いているのかといいますと「 LeTao 小樽洋菓子舗ルタオ本店」でオミヤを購入するためでした。

北海道から東京などに食品を発送する際に躊躇するのが「クール便」の価格です。

何ヶ所かに発送したいのだけれどチョッとなぁ~となってしまいます。

ところが、ここルタオさんでは送料が信じられないような低価格なのです。



オデ君を停めたパーキングからルタオさんまでは結構距離があります。

途中、北一硝子5号館に立ち寄ります。



ショッピングではなく、見たかったのはこれでした。

まだレールファンではなかった頃に、「なぜ建物の中にレールが?」などと不思議に思ったことがありました。

せっかくの通り道なので、小樽の写真データに加えておこうとの思いで立ち寄りました。

鰊倉庫だった頃、荷物の搬出搬入に使われたトロッコのレールです。



石原裕次郎記念館に到着です。

建物後方に見えるのは「グランドパーク小樽」です。

以前は「ヒルトン小樽」として営業していて、その当時とそして「グランドパーク小樽」となってからと宿泊したことがあります。

客室は「ヒルトン小樽」の当時と変わらず広々とした快適な客室で価格は安くなって嬉しかったことを思い出します。



裕次郎記念館の中はここまでは写真撮影が出来ます。



劇中で使用された車両などが展示されています。



裕次郎記念館で見たかったのは、300SL です。

うちのSL君 R107 280SL のお祖父さんにあたる 300SL です。

このブログでも過去に 石川県小松市にある「日本自動車博物館」に期間限定で展示された 夏木 陽介氏の 300SL の記事を書かせていただきました。

2009年300SLの記事はこちらから。

裕次郎記念館内は撮影禁止なので300SLの画像はありません。

展示車両は硝子越しでの観賞ですのであまり細かい部分は見ることが出来ません。

しかし全体の印象から…夏木 陽介氏の300SLがよりオリジナル性が高くて美しく感じました。

力道山も300SLを所有していたそうですね。

記念館の前には石原裕次郎氏が所有したヨットが展示されています。



CONTESSA Ⅲ という艇名らしいです。



横浜の造船所で建造されたんですね…



展示パネルにはヨット上の石原裕次郎氏の写真もあります。

中央のタバコを咥えた人が裕次郎氏なのでしょう。

俳優石原裕次郎氏のファンの方には裕次郎記念館は、大変見応えのある展示だと思います。

しかし 300SL以外に殆ど興味の無いオジサンにはちょっと物足りない展示でありました。



まだ明るいうちに朝里川温泉のホテルに到着です。

チェックインして、早速露天風呂へ直行!

すっかり温まってリラックスし、部屋に戻ってコンビニで買ってきた缶ビールを飲みます。

この瞬間が一番和みます。

今日も無事で「あ~やれやれ…」です。

本日の走行は 202Km でありました。

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79615号機 2つ目羊蹄号 8月30日 2016年

2017-01-27 | Weblog
倶知安町文化福祉センターに保存・展示されている「2つ目羊蹄」79615号機を観賞に立ち寄りました。

「2つ目羊蹄」に会うのは二回目か三回目になると思います。

前照灯は片方が欠損?してしまい、「一つ目」になってしまいました。

ヘッド・マークも無くなっています。



こちらが2013年当時の「2つ目羊蹄」の姿です。
が…
前照灯は一応2つありますが今にも取れてしまいそうです。

2013年9月5日 「2つ目羊蹄」の記事はこちらから。

ヘッド・マークは実際に使われたものではないように感じました。

薄手のプレートで、これでは実際の走行には耐えられないのでは…と思いました。



青空の下、9600形蒸機の逞しい姿が光ります。

2013年の写真と比較するとやけに“ツヤツヤ”しているように見えます。

ペイントし直したのでしょうか…



キャブには梯子が掛けられていて内部を観賞することも出来ます。




テンダーのナンバープレートも綺麗に磨かれています。

9600形の水タンクへの注水はブルーのホースが繋がれている処から行われるのでしょうか。

左手の黒い物体は…注水のための設備なのだろうと思い込んでいます。



こちら側にもキャブに梯子が掛けられています。



蒸機の横には「倶知安」の駅名標が展示されています。

プレートは綺麗過ぎて本物感は薄いです。

すごく良く出来ていると思いますが…

フレームはいかにもな形です。



その駅名標の隣には…79615号機の来歴が記されたプレート。

フレームは同じデザインのパイプ・フレームです。



キャブの中を観賞します。

以前訪れた時と変わりは無いようです。

ゲージの針は飛んでしまっています。

こうしてキャブ内を開放しているのですから仕方がないのかも知れません。



不思議なのは、水面計のガラス管が残っていることです。

オープン展示でこのガラス管が残っている蒸機は珍しいです。



左側の水面計ガラス管は割れてしまっているのですが、半分残っています。

水面計保護枠にはガラスが嵌め込まれているのですが、それは両方とも無くなっています。



クロスヘッドや滑り棒などには錆が浮いて赤茶色になっています。



近寄ってみますと、赤矢印部分に刻印が読み取れます。





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倶知安風土館 8月30日 2016年

2017-01-26 | Weblog
倶知安風土館という施設にやってきました。

こちらにも「胆振線」に関わる資料が展示されています。

台風の影響はまだあります。

写真のように、夏の青空が現れたかと思うと空が曇って雨が降り始める…そんな空模様です。

風もあって木々が揺れています。

駐車スペースには蒸機の動輪が展示されています。



オデ君をその動輪近くに停めて観賞します。



近寄ってみます。

刻印が確認できます。

R 2  D51 710 と読めます。

かなりしっかりとした刻印です。

“R 2”は 右側第二動輪 のことだと思います。

“D51 710”は当然、蒸気機関車 D51形 のことですが、710号機とはどのような経歴の蒸気だったのでしょう。

ネットのデータベースを拝見すると、函館本線、池田、釧路と根室本線、室蘭本線等で活躍し、最後は追分区で廃車・解体となったようです。

主に道南、道東で運用された蒸機のようです。



さて…動輪の観賞もそこそこに、「倶知安風土館」入り口へ向かいます。

…が、「あれれ…」

またやっちまいました。

毎週火曜日が休館日、そして2016年8月30日(火曜日)は完璧な休館日でありました、残念!

でも大丈夫です!

日を改めて取材しましたので、改めてご紹介いたします。



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雪月花廊 双葉小学校跡 喜茂別町 8月30日 2016年

2017-01-25 | Weblog
喜茂別町中里 元双葉小学校校舎を利用した、「雪月花廊」に立ち寄りました。

これまで何度も通いなれた国道276号線沿いの施設です。

廃校となった建物は北海道には数多く見られますが、廃校舎を宿泊施設としてそのまま利用しているのが「雪月花廊」です。

ライダーハウスやキャンプ場などを営業しています。

事前の情報が無ければフラッと立ち寄れないような気がします。

ちょっと苦手な雰囲気です。



雪月花廊の入り口です。

左側に「喜茂別旧双葉小学校」のプレートがあり、そこに「CLOSED」のプレートが貼られています。

校舎入り口には冬季暖房の備えなのでしょう、大量の薪が積み上げられています。

*これはインテリア・デザインとか飾りではなく、本気の冬準備なのでしょう。

マットに寝ているネコは高齢者でしょうね、近付いてもピクリとも動きません。

人生を達観しているみたいです。

「チッ、若造が…」なんて思っているのかも。

君が思っているほどオジサンは若くはないのだけれど…。

入り口で声掛をしたのですが、スタッフの方が出てくる様子はありません。



仕方なく?スリッパに履き替えて中に入っていきます。

すると宿泊客らしい方に出会い来意を伝えます。

オーナーの方は外出中らしいのですが、常連の客がいるというので案内してもらいました。

その方は元々ライダーハウスの利用客だったそうですが、居心地がよく20年ほども通いつめているそうです。

資料展示室は教室を利用していますが、宿泊の客室もあるので、開けてはいけない利用客室(ここは入らないでくださいと注意されます)を教えられます。

あとは「お好きに見てください」とのことでした。



廊下に並ぶ教室の一つ一つのドアーを開けて中を覗いてゆきます。

郷土資料のジャンル別に各教室に保存されているようです。

幾つかの教室を覗いて、ついに「胆振線」鉄道ににまつわる展示室を発見!




胆振線喜茂別町にまつわる鉄道資料が中心に保存されています。

まだ記念資料館等のような整理された展示とは違いますが、「胆振線が大好き!」というファンの方にはお洒落な展示や説明など必要ないのかも知れません。




胆振線ファンの方ならぜひ観賞するべき資料だと思います。

*コアなファンならすでにご存知かも知れませんね。



廊下を進んで突き当りを左に曲がると「町民会館」とプレートが掲げられているスペース…



そこは学校の体育館でした。

まだ体育の運道具が残されています。

正面のステージには立派な引き幕も遺されています。

おそらく学校名が織り込まれたものでしょう。



いま、観賞してきたのは正面入り口を入って右ウイング?です。

入り口まで戻り、今度は左ウイングを観賞します。

こちらは教室ではなく職員室や資料室・準備室など先生方が利用する部屋だったようです。

右手壁には歴代校長?らしき方々の写真が飾られています。

立派な歴史ある学校だったのではないでしょうか。



想像ですが、どうやらここは「職員室」だったのではないでしょうか。

いかにもそんな雰囲気を感じます。

今はレストラン?お食事処…ダイニングルームみたいな場所でしょうか…



庭の一角には“トラクター”が置かれています。

かなり年季の入ったマシーンです。

フロント・アクスルにはパンタグラフ・ジャッキが当てがわれてサスペンションを保護しているようにも見えます。

北海道を走っていると、牧場などの入り口に、看板代わりにこうしたオブジェを展示してあるのをよく見掛けます。

昔はこうした耕作機械で大地を耕したのでしょうね。

今は広大な畑を、見上げるような巨大なマシーンが耕作しているのを見かけますが、離れてみると大地の大きさの錯覚でチンマリと見えたりします。



国道からの入り口には、写真のような石碑が残されています。

背後は運動グラウンドだったのでしょう。

広大な敷地が広がります。

広々としていて羨ましいですが、この土地を個人でメンテナンスするのは無理でしょう。

労力もお金も掛かりそうです。


雪月花廊の展示品の多さにはビックリです。

博物館等のバックヤードを見せてもらっているような気分です。


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徳舜瞥鉱山引込み線高架橋 胆振線 8月30日 2016年

2017-01-24 | Weblog
昨年、新大滝駅を訪ねた際に「住宅地に残された鉄道高架橋遺構」を探索したのですが見つけることが出来ず、諦めました。

その後、胆振線に付いての記事やネットの書き込みなどを拝見し、おおよその位置を推定し今年こそは!…と意気込んでやってきました。

東京で事前にシミュレーションしてきたので、難なく目的の遺構を発見しました。

「なるほど…こんなところに遺されていたのかぁ~」

廃線跡を丁寧にトレースしている熱心な廃線ファンの方々なら発見することも出来るでしょうが、オデ君と美味しいところを摘み食いのように鑑賞して歩いているオジサンには発見するのは無理でしたね。

写真では何度も見ている景色でまるで「初めて」のような気はしません。

でも…“本物”は臨場感が全然違いますね。

「やったぁ!」って満足感で一杯です。

2015年新大滝駅の記事はこちらから。



辺りにはアパートやデーサービス?のような公共施設などがあり、炭坑の廃線遺構という、ゾクゾクするような寂しさが漂っている雰囲気はありません。

平たく言うと「怖くない」といったところです。

また急に雨が落ちてきました。

慌ててオデ君に避難し、撮影場所を移動します。



高架橋が寸断された場所にやってきました。

雑草が肩の高さくらいまで生えていて、危険に近寄らないオジサンはこれ以上は前に進みません。



画面右下には公共施設などの建物があるのですが、とてもそんな風には見えませんね。

いかにも「遺構」といった佇まいです。



移動してアパートの駐車スペースから見た高架橋です。*下の写真②の部分

何かの都合があって壊したのでしょうね、左端からは鉄筋が露出しているのが分かります。



この位置から高架橋を眺めると左側先が冒頭の写真の場所につながります。



ここから見ると遺構全体を想像することが出来ます。

①が冒頭の写真の高架橋です。

②はアパートの駐車スペースから見た、短いスパンの高架橋です。

昨年は熱意が足りず巡り合うことが出来なかった引込み線高架橋。

お天気は不安定で時折雨に降られたりもしましたが、想いが叶って大満足です。

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昭和新山鉄道遺構公園 8月30日 2016年

2017-01-20 | Weblog
開館前の郷土資料館を後にして、次の目的地は「昭和新山鉄道遺構公園」です。

実は先程郷土資料館に向かう時に運転しながら横目で見ていました。

「あれ?やけに小さなスペースだなぁ~」って。

駐車スペースは6台分くらいしかありません。

先の郷土資料館ほどの広大な駐車スペースがあると勝手に想像していたのでビックリです。

駐車スペースの奥に鉄道遺構へアクセスする赤矢印で示した「登山道?」みたいなものが見えます。

「まさかここを歩くの?」と心配になりました。

今は都合の良いことに雨は上がっています。

しかし、またいつ横殴りの雨になるか分かりません。



レインブーツに履き替えレインコートを羽織ります。

撮影機材も持たず、ウエスト・ベルトにぶら下げた「メモ・カメラ」だけで登山道?を上り始めます。

あ、それと“クマ避け”の傘を持ちました。

急にクマと遭遇した時に傘を広げて脅かすと、クマがビックリして逃げてゆく…らしいのですがホントかな?

こちらがビビッているので藁にもすがる気持ちです。



「ふ~ん 170mかぁ 大したことはないな…」と思いながら歩き始めます。



傾斜が思ったよりもきつくて「はぁはぁ」しながら歩いていると、「あと100m」というプレートが出てきます。

なるほど、「あと…」という気持ちが分かります。



「鉄道遺構」に到着です。

意外とコンパクトにまとまった展示です。



傾斜地に残された遺構ですが、橋台自体も傾いているように見えます。





橋台の周りを観賞します。



コンクリート製の橋台はこうして残っていますが、そもそも路盤はどうなっていたのでしょうか…

この辺りは経験が浅すぎて自力で推測推理することが出来ません、残念!



遺構の前にはパネルが設置されています。



「洞爺湖有珠山ジオパーク」とあります。

この一帯はジオパークに登録されているのですね。



パネルには「隆起した大地を削り在来線を保守しながら新線を敷設しました」とコメントの添えられた写真が添付されています。

噴火活動で隆起した大地と復旧作業に従事した方々のご苦労が綴られた手記もあります。



「昭和新山鉄道遺構公園」から数百メートルほど離れた道脇には、写真のような標柱があります。



この時は、写真に雨粒が写るほどの雨降りでした。

画面左隅に霧に霞む「昭和新山」が写っています。


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壮瞥町郷土資料館 8月30日 2016年

2017-01-20 | Weblog
台風の影響でしょう。

朝から湿度の高い風が吹いて木々が揺れています。

本日は胆振線廃線跡を歩いて小樽まで行く予定です。

朝食を済ませ、早々とチェックアウト。

オデ君と走り始めます。

まずは「壮瞥町郷土資料館・横綱北の湖記念館」へ向かいます。

この記念館に「胆振線」の資料なども僅かながら展示されているらしいです。

道央道を走り始める頃から雨が降り始め、伊達の町から「有珠国道」を走る頃には横殴りの雨降りとなりました。

こんな雨降りで取材などできるかなぁ~などと思いながら「壮瞥町郷土資料館・横綱北の湖記念館」に到着します。

駐車場にオデ君を停め車外に出ると、ありがたいことに先程の横殴りの雨はおさまり、傘無しでも歩けます。

しかし…



何となく嫌な雰囲気が漂います。

ちょっと開館時間には早いのでは…



やっぱりです。

開館時間9時と記されています。

こうした施設で開館時間が9時というのは割と早い方だと思います。

8時過ぎに来ているオジサンの方が…早すぎるのですね。

さて…あと1時間あまりど~しようと思案します。



取り敢えず、駐車スペースに展示されている壮瞥町にあった胆振線停車駅の駅名標を撮影します。





駅名標を見ていても、1時間近くも間が持ちません。

気が短いオジサンは次のターゲットへと走り始めるのでした。


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室蘭で秋刀魚の刺身 8月29日 2016年 本日の走行ルート

2017-01-18 | Weblog
白老でD51 333号機の観賞を終え、本日の宿泊地「東室蘭」へ向かいます。

夕方は友人ご夫婦と会食のお約束です。

2016年の北海道は台風の大豊作?です。

東室蘭では台風の影響が出始め、風が強くなってきました。

ホテル近くの居酒屋にご夫婦と“徒歩”で向かいます。

昨年も同じパターンでした。

なんと! 本年は私の「秋刀魚の刺身好き」のために室蘭でそれを用意してくれていました。

秋刀魚の刺身といえば、絶対的に「釧路」だと妄信していましたが、まさか室蘭でそれを食せるとは…

しかも、綺麗で艶々、プリプリの刺身です。

外観だけではありませんよ。

食感も味も、釧路のそれに負けない…もしかしたらそれよりハイクラスな刺身です。

室蘭でこんな美味しい秋刀魚が食べられるなら、釧路に行く理由が無くなってしまうほどです。

あまりの美味しさに写真の刺身、お替りしちゃいました!

*写真のWB(White Balance)ちょっと変ですが美味しいから気にしません。

本年北海道旅行の一つの大きなトピックでもあります。

記事を書いていても、思い出すと唾が出てきちゃいます。



8月29日 の GPSによる走行軌跡です。

函館を出発して江差線江差駅まで走り、白老のD51 333号機を観賞して東室蘭まで引き返した…そんな走行でした。

まあまあな走行プランではありました。



本日の走行距離は 328Km でした。


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D51 333号機 SLポロト号 白老駅北広場 8月29日 2016年

2017-01-18 | Weblog
暫く振りです。

静態保存されたSL、それもD51の観賞です。

廃線巡りに夢中になるそのきっかけ、それが北海道静態保存SLの観賞でした。

白老のポロト号に会うのも久しぶりです。

2011年5月D51 333号機の記事はこちらから。



鷲ノ巣駅から道央道で白老に向かいます。

途中立ち寄ったのは有珠山SA

陽射しはありますが海上には雲が広がっています。



JR室蘭本線白老駅の北広場に保存展示されている D51 333号機 愛称をSLポロト号といいます。

午前中、江差線を鑑賞して歩いていた時の小雨交じりの天気が嘘のように、夏の青空が広がります。

最近、芝刈り作業を行ったようで草いきれが伝わってきます。



SLの周りにはフェンスが設置されています。

その前にはSLのプロフィールを記したパネルが設置されています。

非常に凝った作りのパネルです。



とてもメンテナンスの行き届いた展示で、見ていてとても気持ちが良いです。

出来ればもっと間近で観賞したいのですが、このフェンスがあることで展示保存のクオリティーが保たれている面もあるでしょう。



レバーフレームや転轍機、向こうにはお約束の“腕木信号機”が設置されていて展示の臨場感を盛り上げています。

青空って良いですねぇ~



D51 333号機の姿もなんとなく凛々しく見えます。



いつものように、「公式側」から観賞を始めます。



クロスヘッドや主連棒など、金属の地肌がしっかりとメンテナンスされていて美しい光沢を保っています。



それぞれのパーツ、クロスヘッドのコッターピン付近には“L D51333 ”の打刻がはっきりと見えます。

屋外展示に多いペンキ厚塗り保存では、なかなかこの状態を維持することは出来ないでしょう。





先輪も良好な状態です。

公式側なのに、なぜか「R」と読める刻印があるのが不思議でした。



キャブ入り口には梯子が掛けられていて、かつては内部の観賞が出来たことを偲ばせます。

内部のゲージ類や運転装置も見てみたかったです。

寒冷地仕様のキャブにはドアーが付けられ密閉式キャブとなっています。



D形の最も象徴的な部分、動輪径1400mmの4連が1280ps の力をレールに伝えます。



テンダー部に回ります。

とても綺麗に整備されています。

水タンクの辺りにはパッチが当てられたような跡があります。

タンク内部を修復補修した跡なのでしょうか…



フェンス内にはポールが立てられていて、プレートには「白老青年会議所 創立30周年記念品」と記されています。

多分、このソーラーパネルが取り付けられた発電システムのことだと思います。



キャブ周りの配管なども綺麗に整備されています。



ただ…ちょっと残念なのはキャブ窓に鉄格子が取り付けられていることです。

キャブ内の運転装置やゲージ類を守るためには仕方がないのでしょう。



完全屋外展示のD51 333号機

これから冬の間はブルーシートに包まれて春まで冬眠です。

この越冬作業ですが、毎年のこと…大変な労力の作業だと思います。



約5年ぶりに訪れた、白老の SLポロト号 D51 333号機

前回と変わらずそこに輝いていました。

5年前と変わらない姿を留めているポロト号…その間に保存に関わる大勢の方々の愛情によってこの姿が保持されているのだと思います。

5年前に撮影した写真も今回撮影した写真もどちらも変わりません。

スキルレベルの変化もなく…「進歩なし」といったところでしょうか。




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鷲ノ巣信号場 函館本線 8月29日 2016年

2017-01-13 | Weblog
厚い雲に覆われた江差線江差駅跡から次の目的地へと走り出します。

2016年3月26日のダイヤ改正で「鷲ノ巣駅」から信号場に降格になった「鷲ノ巣信号場」の様子を観賞に向かいます。

開設当初は「信号場」としてのスタートだったそうですから、元の身分に戻った…といったところでしょう。

海沿いの「追分ソーランライン」を走る途中、パーキングに立ち寄りました。

写真では「檜山道立自然公園」というパネルが見えますが、これは1万7千ヘクタールという6つの町にまたがる広大なエリアの自然公園であります。

先程までのどんより曇り空から一転、綺麗な夏空が広がる美しい海の景色を楽しみました。



廃止後の「鷲ノ巣信号場」に到着します。

駅への導入路は非常に分かりにくく、道幅も狭くオデ君がようやく通れる位の幅しかありません。

駅跡の敷地にはバリケードが置かれて路盤には近寄れません。

バリケードといっても「入っちゃダメよ」という意志を示す程度のものですから、侵入しようと思えば簡単です。

しかし…興味はありますが大人の対応でここは堪えます。

ネットに掲載されている写真から推測すると…駅待合所があったのは、写真で黒っぽい地盤が見えている右端辺りのようです。

3本並んでいる電柱の手前に小さな待合所があったようです。

その向こうに見えるのはやはり鉄道関係の保線小屋のような建物なのでしょう。



長万部方向を見ます。



もう一度先程の建物を見ます。

造りからして明らかに一般家屋ではありません。

ドアーが一箇所、窓はありません。

空中線が3本ほど引き込まれています。

不思議な形状の梯子のようなものが設置されています。



信号場から道道の入り口方面を見ます。

箱バンが残されています。

まだ撤去作業など工事が続くのでしょうね。

夜は結構怖そうです。



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江差駅 江差線 8月29日 2016年

2017-01-11 | Weblog
江差線終点「江差駅」にやってきました。



駅前のスペースは終点駅らしい広さが確保されています。

駅は国道より高台にあり、そこからは日本海を望むことが出来ます。

営業時も閑散とした雰囲気の江差駅でしたが、廃止後は客待ちのタクシーの姿も消え、駅前スペースの広さが寂しさを増しています。



駅舎入り口に掲げられていた駅名標は外され、鉄道駅のアイコンを失った江差駅。

サッパリとしたデザインの駅舎でしたから、なおのこと駅舎感が薄れています。



廃止後建立された木柱もすっかり馴染んできました。





ステンレス製の改札ラッチが残されています。

このままホームへ入れそうですが、チェーンが掛けられています。

大人のオジサンは、勿論無理やり侵入することはしませんよ。



路線バスがやってきました。

江差駅でバスを見るのは初めてです。



駅舎を迂回して、ホームの様子を見ます。

路盤の先にはコンクリート製の「第4種車止め」が見えます。

こちらもだいぶ草深くなっています。





もう一度、駅前を見ます。

本日の雲の厚い天候もあるでしょう、冬はもっと寂しさ満点の景色になるでしょうね。

江差線を観賞して歩くのは本年で4度目となります。

2015年江差線の記事はこちらから。


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上ノ国駅 江差線 8月29日 2016年

2017-01-09 | Weblog
上ノ国駅跡にやってきました。

江差線上ノ国駅駅舎は上ノ国商工会館の一部でしたが、それは今も残されています。

ガラスには「上ノ国駅」の駅名が…


2015年上ノ国駅の記事はこちらから。




立派に見える駅舎…のようですが、赤矢印の部分が駅入り口です。

それ以外の本体?は、上ノ国商工会館です。



なんとなく駅舎内に入れそうな雰囲気ですが、本年もしっかりと施錠されています。



駅入り口を迂回してホーム、路盤に出てみます。

こちらは木古内方面になります。

線路は深い夏草の中へ消えてゆきます。



同じ場所から江差方面を見ます。

こちらも雑草の勢いが凄いですが、まだ路盤のバラストが見えています。



ホームにも雑草が生えていますが、敷かれているアスファルトのお陰で路盤ほどの生育はしていません。



ホームに立って江差方面を見ます。

駅名標パネルの外された白いパイプ・フレームが残されています。

路盤は草に覆われていますが、右に緩いカーブを描いて江差へと向かいます。





路盤には曲率標がまだ残されています。

こちら側は、その裏側になります。

なにやら記号と数字が記載されています。

TCL(Transition Curve Length):緩和曲線長
CCL(Circular Curve Length) :円曲線長  

ということらしいです。

ほとんど一般生活では関わることもありませんが、レールファンなら知っている方も多いのではないでしょうか。




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中須田駅 江差線 8月29日 2016年

2017-01-06 | Weblog
興味の無い方だと殆ど見分けの付かない「桂岡駅」と「中須田駅」です。

ダルマ駅舎のイエローのストライプも良く似ています。

ポイントは桂岡駅のボーダー(横縞)に対して中須田駅のストライプ(縦縞)でしょうか…

2015年中須田駅の記事はこちらから。




ダルマ駅舎の窓は内側からオレンジ色のパネルが貼られていて中の様子は見ることが出来ません。

ホームへのスロープ前には剥がされた枕木が積まれています。

昨年と殆ど変わらない風景です。



ホームも路盤も残されていますが、雑草が繁茂してもうじき埋もれてしまいそうです。



路盤側からダルマ駅舎を見ます。







道路を隔てた向こう側の住宅。

入り口建具には昨年は無かったオレンジ色のパネルが貼られています。

あのオレンジ色のパネル…鉄道関係の施設だったのでしょうか…


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ロケット・ストーブでピッツア焼きに「再挑戦」 12月30日 2016年

2017-01-02 | Weblog
お一人様火遊び第二弾はロケットストーブでピッツア焼きに「再挑戦」です。

前回での問題点は、ロケット・ストーブの火力がパエリア・パンの中心に集中して、ピッツアの中心が焦げてしまうことでした。

いかに熱気を食材全体に循環させるか…この点を道具を使って改善します。

前回のピッツア焼きの記事はこちらから。

その問題点を改善すべく見つけたのがこの「お道具」です。

“Delonghi”のピッツア・プレートです。

本来はオーブンでピッツアを焼くために使用するらしいのですが…

熱を分散させるだけなら、タイルでも敷いておけば目的は達成できるでしょうが、見た目が「カッコ良い」ので購入してみました。

“Delonghi”といえば、オイル・ヒータ屋さんか~と思っていましたが、こんなおしゃれな小物も扱っていたのですね。

見た目は非常に満足です。

いかにも「ピッツアを焼く」という気分を盛り上げ、お客さんの目を楽しませる効果もありそうです。



着火のセレモニーは昨日くどくど書きましたので省略して…

火力の安定したロケット・ストーブで「マメ炭」に着火します。

ロケット・ストーブの火力なら、この程度の「マメ炭」の着火などあっという間です。



パエリア・パンにピッツアプレートをセットしテラコッタの植木鉢を被せて予熱します。

熱くなった植木鉢を持ち上げるための道具…ダッチ・オーブンの“リフター”がピッタリ。



予熱が完了したら、ピッツアをプレート上にセットします。

「なぁ~んだ…出来合いの食材かよ…」と思われるでしょうが、生地から作成するのはまだ「時期尚早」でしょう。

今のレベルでは食材を無駄にするだけです。

きちんと焼けるようになってから、オリジナル・ピッツアの製作に挑戦しましょう。



植木鉢を被せその上に「マメ炭」を乗せ、ダッチ・オーブンのように上部からも加熱します。

オーブン理論?ですね。

焼き上がりの見当は、昨日の焼き芋と同じように「香り判別法」を採用。

植木鉢の排水穴からチーズの香りが漂ってきたら「良し」とします。



早速、焼き上がりをチェックします。

ピッツアのベースに焦げた部分はありません。

なかなか良さそうな焼き上がりです。

しかし…なんとなくパサッとした感じがします。

もう少し「トロ味」があったほうが良さそうです。

火加減はもう少し強火が良かったかな…



ピッツア・プレートの状態です。

中心部の温度が高かったようです。

やはり…ロケット・ストーブで直接加熱するのは好ましくないようです。

なかなか火加減が難しいです。

夏の宴会まであと数回は修行しなければなりません。


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いしやきなべ 十三里 12月29日 2016年

2017-01-02 | Weblog
年末ガレージに行ってきました。

穏やかな好天に恵まれ庭仕事もはかどります。

今回もロケット・ストーブでお一人様火遊びを楽しみました。

予定ではまず、ダッジ・オーブンで「石焼き芋」をやってみる予定でした。

しかし、母屋の台所で変なものを発見!

「いしやきなべ 十三里」ですと…

昔、年寄りが買ったものらしいです。

取り説も無く使ったことも無かったのですがちょっと試してみました。



まずは燃材を準備します。

ガレージでのバーベキューですから電源も水も何でもそろっています。

今流行の「グランピング」みたいなものです。

火を起こすのだってブロワーやバーナーを使えば備長炭でもあっという間に着火できます。

でも…「それを言ったらお終いよ~」ですね。

お一人様遊びですから、ちまちま小さな火から火起こしします。



右から…麻紐を結んだもの、小枝、竹を細く割ったもの、徐々に太く割ったものを準備します。

特に「麻紐」はとても使い勝手がよく気に入りました。

これさえあれば、新聞紙や割り箸など使わなくても快適に着火できます。

燃えカスが出ないのも美点です。

ロケット・ストーブの燃料には竹が非常にマッチしています。

火力はあるし、着火も容易、そしてその薄い形状がパイプの中の空気の流れを妨げないという利点があります。

ただし…火力を安定して維持するのには常に燃料の残量を確認し補充しなければなりませんので、うっかり目を離せません。



ど~ですか?

この着火性の良さ。

麻紐だけでこのくらいの小枝にしっかり着火出来ました。

もっとも燃材自体すごく乾燥していてマッチだけでも着火しそうなくらいでしたが…



ロケット・ストーブの燃焼が安定したところで「いしやきなべ」のセットです。

セットといっても、写真のように適当な大きさの芋を並べるだけで何の工夫もありません。



ロケット・ストーブの火力を強めてぐいぐい燃焼ガスを送ります。

ほんの10分ほどで鍋から甘い香りが漂ってきます。

初めての機材ですので、「焼き上がり」の加減がわかりません。

「途中で蓋を開けても良いのかなぁ~」などと思いながら…蓋を開け芋の状態を観察します。

見た目は良い感じですが、中まで火が通っているのか分かりません。

楊枝で芋の中ほどを刺してみます。

「ス~」っと柔らかな感触で楊枝が刺さります。

「よし!こんなものか…」

ロケット・ストーブの火元から鍋を外ししばし蒸らします。



さて、結果は初めてにしては上出来です。

透明感のある琥珀のような黄金色です。(ちょっと褒めすぎかな…)

香りも最高!

味ですか?

もちろん、美味しかったですよ。

「よし!」

勢いの付いた所で明日は「ピザ焼き」に再挑戦です。



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