Model 107

1985年の107
じっくり時間をかけてお気に入りの一台に仕上げます。

小沢駅 函館本線 8月26日 2019年

2020-03-31 | Weblog
「小沢駅」は「こざわえき」と読みます。

「おざわ」ではありません。

2018年にわがまちご当地入場券キャンペーンで立ち寄りました。

2018年「小沢駅」の記事はこちらから。



コンパクトな佇まいの駅待合所。

かつては立派な駅舎がありました。

北海道駅らしいマンサード屋根風デザインの駅舎でした。(*写真でしか見たことありませんが…)

建物右手のドアー部が待合所となっています。

中央部はおそらく保線掛かりの方たちの詰め所とか休憩所なのではないでしょうか。

左手は保線関係の道具などが格納されている倉庫みたいです。



本日も駐車スペースには車両が駐車しています。

ほとんどがJR関係の方々の車両のようでした。



駅前から国道5号線方向を見ます。

センターラインが途切れている辺りからが駅敷地となっているのでしょう。



駅待合所内部です。

綺麗に整備されています。



跨線橋が待っています。

行ってみましょう!

間口は広々としていて階段1段の高さは低めで昇りやすそうです。

天面にはラバー・マットが滑り止めに貼られています。



壁板はポップなイエローにペイントされていて明るい雰囲気です。

天井は構造材が露出しています。

補強のため新しい部材の頬杖(ほおづえ)が目立ちます。



連絡通路を1段下がった位置に下り階段が設置されています。

現在は右側方向のみですが、往時は左側にも階段が設置されていたようです。

今はプレートで封鎖されています。



連絡通路両側にはご当地の写真が展示されています。(*昨年と同じみたいです)



階段からホームに降ります。



こちらが「倶知安駅」方面となります。



そしてこちらが「銀山駅」方面となります。

ここから跨線橋をみます。

外壁部材はアイボリー色の建材が貼られています。



こちらは旧岩内線1番線があったあたりです。

ここから跨線橋を見ます。

先ほど2番線、3番線ホームから見た「同じ跨線橋」とはとても思えません。

すごく格好良いです。



これまで観賞してきた北海道跨線橋の中でも「トップ・クラス」の恰好良さです。

連絡通路の窓はアルミサッシ建具に換装されています。

厳しい冬の自然環境下ではメンテナンス上仕方がないのでしょう。

ここがオリジナルの建具で保全されていたら最高ランク、パーフェクトですね。

閉鎖されている左側階段の建具はオリジナルのようです。



その跨線橋脇には写真のような「旧国鉄岩内線1番線ホーム跡地」と記されたポールがあります。



旧国鉄岩内線1番線ホーム跡地方面を見ます。



今は無人駅となってしまった「小沢駅」です。

函館本線 岩内線 ターミナル駅として大勢の利用客で賑わっていた往時を偲びます。



今更ですが…この跨線橋には「建物財産標」(赤矢印)が貼付されていました。

もっとしっかり撮影しておけば良かったです。


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GYEON カーケアーセット B-Kit 3月21日 2020年

2020-03-27 | Weblog
1980年代に創刊されたCARBOY(カーボーイ)という雑誌を愛読していたことがあります。

クルマいじりが好きなプライベータをターゲットとした編集内容でした。

取材記事中の「ドリコンGP」に「織戸 学」選手がおりました。

まだ十代の選手でしたがなかなかの面構えで将来はF1まで上り詰めるのでは…と期待しておりました。

坂東商会でレーシング・ドライバーの下積み経験を重ね本格的なレーシング・ドライバーの道を歩み始めます。

すっかりCARBOY誌とも疎遠となり 織戸 学選手の動向も知りませんでした。

CARBOY誌は2011年休刊となったようです。

YouTube でクルマ関係のコンテンツを閲覧していると偶然織戸選手のそれに出会いました。

「あぁ…懐かしいなぁ~」と観賞していました。

そんなシリーズ中に「洗車ネタ」のコンテンツがありました。

「へぇ~織戸選手は洗車好きなんだ…」と思いながら鑑賞していました。

十代の頃の面影を色濃く残していますが、すっかりオジサンになって(当たり前ですね)いますが、充実した人生を過ごしてきたのがその表情から読み取れます。

あまりにも楽しそうに洗車に興ずるその姿を見てちょっとうらやましくなりました。

織戸 学さんの You tube はこちら。



洗車は嫌いです。

ハチ君の洗車も「コイン洗車」のみで購入以来自身でやったことはありません。

ロードス君やカレラ君、SL君など趣味車は「水濡れ洗車厳禁」ですから…出先で雨にでも降られない限り洗車はしません。

織戸選手のコンテンツを見てちょっと興味を持ちました。

「GYEON カーケアーセット B-Kit」という同じ製品を購入してみました。

セット中でとても興味を持ったのが「シルク・ドライヤー」という製品です。

吸水性能の優れたシリコン・クロスの一種だと思います。(写真右手の製品)

これまでにもこの手の製品は何度も購入しています。

テレショップなどでも定番の製品でしたからね。

*比較のために他社製品(写真左)も使用してみました。

この「シルク・ドライヤー」の吸水性能は織戸選手も絶賛していました。

確かに他社製品と比べてもその性能は図抜けています。

しっかりとした作りでさすがです。

ただ、そのボリュームでボンネットやルーフなど「水平面」を吸水するのは使いやすいのですが、ドアーパネルなど「垂直面」での使い勝手はイマイチでした。

比較のために使用した他社製品は、ボリュームも適度で取り回しも良く、吸水した水分を絞りやすく使いやすかったです。(*価格も安いです)



ハチ君は図体がデカいので手洗いの洗車には向きませんが…とりあえずウチの4台を代表して「実験台」となってもらいました。

本当は太陽が昇る前に終了したかったのですが…「暗いし寒いし…」と自身に言い訳をしつつ作業を開始したのはすっかり明るくなってからです。

セット内容のケミカルは確かにお手軽でそれなりの効果はあるようでした。

「洗車道」を極める本格派の方には物足りないかも知れませんね。

私自身の印象は…それなりに楽しかったけれど、自身で洗車するのは1年に一回くらいで沢山かな。



製品はアマゾンで購入しました。

価格は確か7000円台中頃でした。

このセット内容でこれだけ楽しめれば価格なりに十分価値があったと思います。

特に「シルク・ドライヤー」は織戸選手も絶賛するだけの価値はありました。

すごく楽しかったです。

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夜桜観賞 3月24日 2020年

2020-03-25 | Weblog
昼間、御茶ノ水の桜を鑑賞しその夜には「夜桜観賞」に出掛けました。

風が強くて寒い夜でしたが、毎年観ている桜君ですので「よし!」と意を決して(大袈裟か…)出掛けてきました。

ここの桜も大好きです。

見事な枝振りですし、回廊の朱色 植木の緑、そして桜の純白のコントラストが最高に美しいです。

何より人気(ひとけ)が全くなく静寂な雰囲気が最高です。

20分ほど鑑賞していましたが、近所の方のお散歩でしょうか…通った方はたった一人だけでした。

三脚を立てて撮影していた私を見て「なんでこんなところで…?」とでもいうような怪訝そうな雰囲気でした。

強い風に吹かれて枝が揺れます。

スロー・シャッターで撮影していると花が揺れて「綿」のようになってしまいます。

風の吹く合間を見計らって撮影しますがなかなか難しかったです。

結局、ISO Auto に設定しカメラ側で制御してもらいました。



三連休には千葉のガレージに出掛けていました。

庭の桜はまだ早いかなぁ~と思って期待はしていませんでした。

やはり時期は早すぎで「たった一輪」だけ花をつけていました。

3月28日 3月29日 の週末には満開になっているでしょうが…週末は不要不急の「外出自粛要請」が出ています。

残念ですが本年は開花を見てあげることは叶いません。



庭の隅に鮮やかなピンク色の花が咲いているのを見付けました。

何という名前なのか知りませんが…可憐できれいな花です。

*実は…花の名前は聞いたのですがその場で忘れました。

後でもう一度訊きました。

花海棠 (はなかいどう)と言うそうです。

通称…海棠(かいどう)

薔薇(ばら)科 : リンゴ属  ギリシャ名の「malon(リンゴ)」が語源ということでした。


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御茶ノ水 狭小地に咲く桜 3月24日 2020年

2020-03-25 | Weblog
冷たい雨が降る3月14日土曜日 東京の桜開花が観測されました。

「こんな寒い日に…」と思っていましたので意外でした。

平年より12日早く観測史上最速の開花だったようです。

毎年楽しみにしている「御茶ノ水 狭小地に咲く桜」を鑑賞してきました。



スタートも毎年同じ「湯島天神」からです。

年を追うごとに「お願い事」が増えてしまい参拝に時間が掛かります。

先週あたりまでは学生さんたちの学業成就祈願で混雑していましたが今日はあまり人影もありません。



清水坂を下り「神田明神」の境内を鑑賞します。

ここも例年より人の姿は少なく感じます。



だいこく様尊像の横を素通りします。



振り返り御神殿を鑑賞します。

美しいバランスの建物です。

昭和9年に竣工した鉄骨鉄筋コンクリートの社殿です。



神田明神の顔のような存在の隨神門。

平成10年に鮮やかな朱色に塗られました。

桜の木とのバランスが絶妙です。

門の両脇には「神田明神」の提灯が飾られていますが、扁額は「神田神社」となっていてこちらが正式名称となっています。



こちらも毎年立ち寄る「湯島聖堂」です。

本日は誰一人居ませんでした。

大聖殿の扉も閉ざされています。



桜の木の下を歩いて「迎高門」から外堀通りに出ます。



楽しみに愛でている御茶ノ水の桜ですが…

工事中でこんな有様です。

「なんだかなぁ~」とブツブツ思いながら湯島聖堂に引き返します。



聖橋の歩道部分も写真のような有様で「欄干」から神田川を俯瞰することも叶いません。

残念な工事ですがこの建造物を後世に遺すための改良・保全工事なのでしょうから仕方がありません。



中央快速4番線ホームからの景色です。

わずかばかりの斜面に根を張って逞しく生きている桜樹

その姿を見る度、どうでもよいことにくよくよしている自分が励まされます。

2020年がスタートしてわずか3カ月というのに、大変な時勢となり世界はこの先の見通しもつきません。

そんな世の中を表しているのか…今年の桜は花のツキがイマイチで若干くすんでいるようにも見えます。

それは桜の花ではなく見る私の心がくすんでしまっているからなのでしょうか…

来年の今頃…「あの時は大変だったよね~」と美しい桜花を愛でていると良いのですが。


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倶知安駅 函館本線 8月26日 2019年

2020-03-24 | Weblog
函館本線の駅であり廃止となった「胆振線」終点駅としての倶知安駅。

胆振線廃線跡を辿って観賞した際にも立ち寄ったお馴染みの駅です。

2015年胆振線倶知安駅の記事はこちらから。

倶知安駅 転車台の記事はこちらから。

倶知安駅には「わがまちご当地入場券」キャンペーンで2018年9月に立ち寄っています。

2018年わがまちご当地入場券の記事はこちらから。



駅前にはタクシーが並んで客待ちをしています。

「イエローキャブ」もいます



もうじき到着列車があるのでしょうか?

これまで立ち寄った中では一番タクシーの台数が多いように感じました。



駅本屋には利用客の姿はありません。

発車標を見ますと…11:45 発小樽行きが入線しているようです。



倶知安駅の取材はこれまで十分行ったと満足しているので、本日は駅構内の観賞はスルーします。


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比羅夫駅 函館本線 8月26日 2019年

2020-03-18 | Weblog
「比羅夫駅」はDVD観賞などでお馴染みの駅ですし、駅観賞として以前立ち寄ったことのある駅です。



駅名は「阿倍 比羅夫(あべ の ひらふ)」という武将の名前に由来するそうです。

ハーフティンバーの作法を守っている駅本屋。

以前立ち寄った時と雰囲気は少しも変わっていません。



出入口横に設置されている郵便ポストも変わっていません。

丸形ポストもそうですが、Line や e-Mail 全盛の現在にあってはこの角形ポストも絶滅危惧種ですね。

*キーボードやタブレットでしか文章を書かないオジサンは本当に漢字が書けなくなりました。



駅待合所です。

駅本屋は「駅の宿 ひらふ」として営業中で宿泊することが出来ます。

変わったところは…猫の駅長「しま太郎」のベッド?がドアー横に置かれていましたが、今は何も無くなっています。

2012年 比羅夫駅の記事はこちらから。

とても人懐っこい猫だったそうですが、私が訪れた時はちょうど「お食事中」で完全に無視されました。

その翌年、しま太郎駅長は永眠されたそうです。



ホームには鉄道グッズ?が展示されています。

北海道の鉄道資料館ではよく見掛ける「移動式停車位置目標」や「つばめ?」の…何だろうこれ? 



ホーム側から見た駅本屋

どちら側から見ても印象は変わりません。



ホームから「ニセコ駅」方面を見ます。



こちらが「倶知安駅」方面となります。

雲が増えてきてちょっと心配になります。



BBQ機材が置かれています。

「比羅夫駅」独特の装備品ですね。

宿泊のお客さんが使用するのでしょうか。

通常の駅備品ではありえないものです。



一回りしてきて駅本屋をもう一度見ます。

変わらないその佇まいになんとなくホッとします。

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ニセコ駅 函館本線 9634号機 8月26日2019年

2020-03-16 | Weblog
ニセコ駅には昨年わがまちご当地入場券キャンペーンの際に立ち寄りました。

さすが…国際的リゾート地「ニセコ」を代表する綺麗な駅であります。



ハチ君を「駅前温泉 綺羅乃湯」の駐車場に停めさせていただきます。

ニセコ駅構内の撮影は昨年存分に行っていますので、今回はサラッと流していきます。



駅前の道路を歩いていると…「あれ? 何だろう?」と目に留まったものがあります。

「こ、これは…もしかして蒸機?」と、駅本屋はそっちのけで反対方向へ急ぎます。



なんと!

蒸機が展示されています!

昨年立ち寄った時には気が付きませんでした。

北海道の静態保存蒸機はすべて観賞したと思っていましたが、まだこんなところに…「そんなバカな!」と驚きを隠せません。

ナンバープレートを見ると「9643」とあります。



その時にはすぐに思い出せませんでしたが…「9643号機」はサッポロビール園で対面していました。

札幌ビール園 9643号機の記事はこちらから。



「そうか…あのサッポロビール園の君かぁ~」何だかとても懐かしく思います。

ところでなぜ札幌からニセコに来たのだろう?

サッポロビール園に展示されているその様もなかなか素敵だったです。

罐安全弁や汽笛など真鍮部品はピカピカに磨き上げられています。

主連棒やクロスヘッドなどもとても良い状態に保たれています。

ペンキの厚塗りでなく金属の質感が残されているのが良いです。



展示されている「9643号機」と「転車台」についてその出自などについて説明されたパネルが展示されています。

まだ仮の設置なのでしょうか…ビニール紐で括られています。



転車台は「新得機関区」に設置されていたものだそうです。





転車台はペイントも新たに塗られたようでとても綺麗な外観をしています。



説明によると…「新得機関区廃止後「C62ニセコ号」運行に備えてこの場所に移設され1995年その運行が終了し永い眠りについた。」とあります。

そうだったのか…全然気が付きませんでした。



世界遺産ブームの影響からなのでしょうか…

こうした鉄道遺産にも光が当たるようになってきたようです。

雨露に晒され土に還っていった鉄道設備も多かったでしょう。

北海道のライフラインを支え続けてきた鉄道です。

こうした展示でその功績を称え後世に遺すことは価値のあることだと思います。



ハチ君の待つ駐車スペースへ戻ります。

何年ぶりかで思わぬ蒸機の観賞が叶いました。

「ニセコ駅」ですか?

もう充分ですね。



温泉の誘惑もありますが…

ここでのんびりしてしまうと予定が消化できなくなりそうです。

小樽までもうひと頑張りです。


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昆布駅 函館本線 8月26日 2019年

2020-03-14 | Weblog
初めて訪れた時には「?…」って思いましたね。

「こんな山の中になぜ昆布なの?」って。

その頃はまだ「各駅観賞」とかには興味が向いていなくて、確か全国の「静態保存蒸機」を見て歩いていた頃です。

変わった名前の駅でしたので強く印象に残りました。

その時は駅横の「幽泉閣」という天然温泉施設側から駅を眺めました。



駅本屋待合所は国道の脇に設置されています。

チンマリとした待合所は、思わず「可愛い…」と思ってしまいます。

ハーフティンバー風の外観がそう思わせるのでしょうね。

駅前はそれほど広いスペースではありませんが、駐車に戸惑うほどではありません。

少し昔の写真を見ますと、出入口右側には丸ポストが設置されていたようですが、現在は撤去されています。



駅前から国道5号線ニセコ方面を見ます。

美しい花の咲く花壇とニセコバスの「昆布駅前」停留所表示柱があります。



「昆布駅名標」が取り付けられた街灯

「幽泉閣」側と連絡する跨線橋があります。



アクリルガラス?で覆われた跨線橋は真冬の吹雪の時などには大変有効でしょうが、真夏の今はちょっと温室のような暑さでした。



無人駅の「昆布駅」はホームへは“フリー・アクセス”となっています。



ホームからニセコ駅方面を見ます。

広い駅構内は1面1線の棒線駅となっていますが、かつては2面3線で木材製材所への引き込み線もありました。

写真位置から想像するとその「製材所跡」に天然温泉「幽泉閣」が建設されたのではないでしょうか。

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蘭越駅 函館本線 8月26日 2019年

2020-03-12 | Weblog
わがまちご当地入場券キャンペーンで昨年も立ち寄った「蘭越駅」やってきました。

ホームの駅名標ですが…この丸太を組んだようなフレーム・デザインは「日高本線」のそれとそっくりです。



駅前スペースは広々としていてハチ君を停めるのも楽ちんです。

規模の大きな駅本屋は…超フラット・デザインです。

「なにもここまでフラットにしなくても…」と思うほどのフラットぶりです。



足元を見ますと、蘭越マンホールが…

「農集排」とありますが「農業集落排水処理施設」の意味でしょうか?

魚釣りの有様をモチーフとしているようですが…



蘭越駅は簡易委託駅です。

窓口営業時間は6時~14時半 でちょうど係の方がいらしたので声を掛けました。

ホームを見せて頂こうと入場券を購入しようとしたら「どうぞ」ってことでした。

そもそも「入場券」が無かったのかも知れません。



駅本屋ホーム出入口には巨大な駅名標が掲げられています。

どうですか?

かなりデカいです。



さて…跨線橋を鑑賞します。

階段内装はチョコレート・ブラウンとホワイトのなかなか良い雰囲気です。



連絡通路も同じトーンで仕上げられています。

メンテナンスが行き届いていてとても気持ちが良いです。

ポスターなどは一枚も貼られていません。



跨線橋窓から「目名駅」方面を見ます。

駅前右手はとても綺麗に整備されているのが分かります。



上り2番線ホームから駅本屋を見ます。

ここから見ても「フラットぶり」が良く分かります。



ホームから「目名駅」方面を見ますが…跨線橋階段で路盤は見えません。



こちらが「昆布駅」方面です。



跨線橋外観です。

内装のキレイっぷりに比べるとあまり手を入れられていないように見えます。



さて…「蘭越駅」というと「花トイレ」ですね。

なぜこんなゴージャスなトイレを建設する必要があるのか不思議に思います。

私が知っている限り北海道ローカル駅前トイレでは最も豪華な逸品ではないでしょうか。



初めて利用する方はきっとビックリされるでしょう。

この豪華さですからね。



「花トイレ」の観賞をしていると上り列車がやってきました。

美しく手入れされた花壇の花と「北海道JRカラー」の列車がとても良い雰囲気でした。



蘭越町って財政豊かな自治体なんだな~と感心します。

どのような産業で潤っているのでしょうか…

すぐに「収入源」が気になるオジサンです。



こちらも以前から気になっていた物件です。

「何だろう?」と近寄ります。



「ほぅ~図書館なんだ…」

残念ながら本日は「休館日」でありました。

よくあることです。

こちらは「コミュニテイプラザ花一会(はないちえ)」という生涯学習施設で図書館施設を通して町おこし活動を行っているそうです。

施設の雰囲気からは、子供たちの教育への熱心さが伝わってきます。

とても知的で気持ちの良い街です。


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目名駅 函館本線 8月26日 2019年

2020-03-10 | Weblog
「目名駅」は「めな」と読みます。

簡単な漢字構成ですがこれを迷わず「めな」と読むのは難しいのではないでしょうか。

*もちろん道民の方ではないですよ。

熱郛駅と目名駅の間には「上目名駅」がありましたが1984年 3月 廃駅となりました。

熱郛駅と目名駅間の営業キロ数は 15.4Kmとなりました。

まだレールファン超初心者の頃、蒸機のDVDを見漁っていました。

函館本線を走る蒸機のDVDには「蕨岱」とか「熱郛」「目名」と登場してきますのでこの辺りの駅名には親しみを覚えます。



「目名駅」本屋はログハウス風…というか「ログハウス」ですね。

「釧路湿原駅」の“大きい版”のようです。

格好良いですね。

重厚感があります。

急傾斜の屋根には積雪の滑り止めが設置されています。



広々とした駅前スペースは舗装されています。



待合所内は町民サロンとしても利用されています。

内装もログハウス風となっています。

テーブルやベンチも丸太材を使った重厚なものです。



シーリング・ライトも凝ったデザインです。

既製品には見えません。

特注品でしょうか…



待合所を通りホームに出ます。

出入口建具も素敵です。



ホームから「熱郛駅」方面を見ます。



こちらが「蘭越駅」方面となります。



駅構造は単式ホーム1面1線 ですがかつては 2面2線構造だったのでしょう。

構内踏切で連絡されていた2番線ホームにその名残が残されています。



改めて駅本屋を鑑賞します。

なかなか存在感のある建物です。



駅前スペースに停めたハチ君。

停車位置に迷うことは全くありませんでした。


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熱郛駅 函館本線 8月26日 2019年

2020-03-09 | Weblog
函館本線「熱郛駅」にやってきました。

「熱郛」は「ねっぷ」と読みます。

難読駅の範疇かも知れません。

昨年わがまちご当地入場券キャンペーンで立ち寄りました。

この辺りの函館本線駅名は格好良いです。



特徴的な「A形」のファサード。

「熱郛ホール」というプレートが掲げられています。

地域の方々のホールとしても利用されているようです。

駅名は建物左端にあります。

駅前ロータリーにはひまわりのような花が植えられています。

昨年よりもちょっと寂しくなったようです。



ロータリーから振り返ります。

北海道ローカル駅で見る風景です。



駅待合室です。

木材がふんだんに使われた温かみのある内装です。

ホールとしての利用があるからでしょうか、ポスター類が多く展示されています。



ホームに出て「黒松内駅」方面を見ます。

ホーム長はかなり長いです。

中線も設備されています。



こちらが「目名駅」となります。

遠くの景色は「山が濃くなってゆく」ように見えます。



下り2番線ホームを見ます。

駅名標の周りを見ますと、夏草の生え方からあまり利用されていないのが分かります。



1番線ホーム 2番線ホームは構内踏切で連絡します。



2番線ホームから駅本屋を見ます。

正面入り口から見たのとは少し印象が異なって見えます。

やはり「A形」のファサードの印象が強いです。

昨年と同じ場所にハチ君が待っています。



2番線ホームを歩き振り返って駅本屋を見ます。

こうしてみますと、ホーム長いですね!

いま立っている場所も「ホーム」ではありますが、人の通行は無いのでしょう。

膝の高さまで雑草が伸びています。



駅構内の観賞を終え、改めて駅本屋を見ます。

昨年は台風の影響で土砂降りの中での鑑賞でした。

今日は青空に「A形」が刺さるようです。



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黒松内駅 函館本線 8月26日 2019年

2020-03-04 | Weblog
黒松内の商店街は夏祭りで賑わっていました。

初めて立ち寄ったのは「寿都鉄道(廃線)」を取材した際でした。

その後も何度か立ち寄りましたので、駐車スペースの場所などしっかりと覚えている「馴染の駅」です。

「黒松内駅」駅名標です。

次駅の表示にどちらもシールが貼られています。

それまでの次駅が廃駅となり新たな次駅を表示するためです。

ちなみに…「二股駅」と「黒松内駅」の間には「蕨岱駅」がありました。

「わらびたい」と音も漢字もすごく恰好良いのですが、残念ながら2017年3月に廃止となりました。

もう一方の「熱郛駅」にもシールが貼られています。

これはなぜなのでしょう?

「黒松内駅」を起点としていた寿都鉄道の次駅は「中の川駅」となっていますが、まさかJRの時代にもそれが表示されていたとは思えません。

謎です。

シールの下を透視して見てみたいものです。



「黒松内駅」駅本屋です。

立派な本屋です。

何がデザイン・モチーフになっているのか分かりません。

何となくアイヌの図柄がモチーフのようにも見えなくもないのですが…

こんなに立派な駅本屋でありますが、「黒松内駅」は無人駅です。

函館本線と寿都鉄道のターミナル駅でしたから往時はそれにふさわしい駅本屋であったのでしょう。



駅前の花壇には美しい花々が飾られています。

バスやタクシー、乗降客の姿もありません。



ホームの様子を見ます。



駅待合室を見ます。

とても綺麗に整備されています。

駅業務が行われていたブースはシャッターが下ろされています。

壁の時計は「9時」頃を指しています。

かつては通勤・通学の乗降客で賑わっていた往時を妄想します。



ホームに出ます。

「北限のブナ」が展示されています。

たぶん現在はもっと「北限」は上昇しているのではないでしょうか。

北海道で「ななつぼし」や「ゆめぴりか」などブランド米が生産される時代ですからね。



さて…暫くぶりの「跨線橋」です。

いいですね…好きなタイプです。



跨線橋連絡通路です。

ポスターなどの展示は一枚もありません。

サッパリとしたものですが、きっちりとメンテナンスはされているようで好感をもてます。

右側の建具はきっちり「芯」が通っていますが、左側はウェーブしています。

不思議ですね。



わりと幅広な階段を下ります。

駅本屋の規模に見合った跨線橋です。

ここを多くの乗降客が足早に歩いていたのでしょうね。



窓に小鳥がとまっています。

近づいても目は遠くを見ているみたいです。

もちろん、危害を加えるような気持ちは全くありませんが、そういうのって彼女に伝わるのでしょうか。

「なぜ“彼女”ってわかるんだ?」って突っ込みもあるでしょうが…

廃線を歩いているとまれに蛇に出会うことがあります。

もちろんそんな時にも私がビジターですから脅かしたり危害を加えたりしません。

ある程度の距離を保ちすれ違います。

そんな時、優しい顔を見て「あ、女の子かも知れないな…」などと妄想します。

「こんなところを歩いて?いて鳥などに見つからなければ良いのに…」などと思ったりします。



跨線橋から駅構内を見ます。

側線と昔は「機関庫」だったような建物が見えます。

資料によりますと「転車台」も備えられていたようです。

寿都鉄道起点駅でもあったわけですから「転車台」は必須の設備だったでしょうね。



下り線2番ホームから駅本屋を見ます。



立派なランプ小屋が残されています。

「ランプ小屋」と呼ばれていますが、危険物・可燃物収納庫ですね。

蒸機の時代は転轍機の信号など゛ランタン”を用いていて、その燃料を保管する小屋を「ランプ小屋」と称していたようです。

屋根は綺麗に吹き替えられていますが、レンガ積みの壁はオリジナルでしょう。

レンガ積みは゛イギリス積み”です。

明治・大正時代の鉄道の雰囲気を伝えています。



ホームから「二股駅」方面を見ます。



そしてこちらが「熱郛駅」方面となります。



駅前には夏祭りの屋台が出ています。

このため交通規制で駅駐車場にアプローチするのに「回り道」しなければなりませんでしたが、地元の方が親切に道順を教えてくださいました。

まだ時間が早いせいか、子供たちの姿はありません。

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二股駅 函館本線 8月26日 2019年

2020-03-02 | Weblog
「長万部駅」次駅「二股駅」にやってきました。

営業距離数で 8.6Km ほどになります。

駅裏には「二股川」と「知来川」が流れ、その川の二股様から「二股」の地名となったようです。



国道5号線すぐ脇に「二股駅」はあります。

函館本線は「長万部駅」から一気に内陸部に入ります。

駅待合所のパネルには「海抜30m」と表示されています。

「有蓋貨車」を流用した駅本屋は独特の雰囲気を放っています。

夏の青空の下…ゆったりとしたローカルな時間が流れています。

「おぉ!いいじゃない!」…すごく良い雰囲気です。

待合所左側には、ママチャリと子供チャリが置かれていて、通学生さんの利用駅とは少し違う景色になっています。



駅前は舗装はされていませんがスペースはたっぷりと取られています。

まだ「水溜り」が残っています。

ハチ君のタイヤを汚さないようそれを避けながらよろよろと駐車しました。



待合室内部です。

外から見る雰囲気通り、期待にたがわず綺麗に清掃されています。



待合室を通ってホームに出ます。

ホーム側出入口も庇が取り付けられた同じデザインです。



長万部駅方面を見ます。



こちらが「黒松内駅」方面となります。



名所案内があります。

「二股温泉?」知らなかったです。

二股駅から 8Kmほどの距離に「二股らぢうむ温泉」という名で営業しているようでした。

塩類泉とありますが…塩化ナトリウムを含む温泉で“塩化物泉”というらしいです。

今度寄ってみましょうか…



なかなか満足度高めの駅でした。


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