お天気を当てにして千葉のガレージに行ってきました。
目的の一つはガレージの庭でドローンを飛ばしてやろうという目論見です。
*もちろんそれは小さな目的の一つで、本当は千葉の道の駅やら親戚の農家から「葉物野菜」を仕入れてくるのが大きな目的であります。
あくまでも「仕事だから!」と言っているかのようです。
ドローンには興味がありました。
それ以前は“ヘリコプター”で遊んでいました。
だんだんそれに馴れてきて「スポーツ・ヘリコ」にステップアップしようか迷っていたこともありました。
*宙返り等の曲技飛行の出来るやつです。
しかし…技術的なハードルがけっこう高いので二の足を踏んでいました。
そうしているうちに「ドローン」が急速に普及してきました。
それでも「石橋を叩いても“渡らない”」用心深いオジサンはこれまでずっと業界を見守ってきました。
ど~しようか…うじうじ迷っているときに、「取り敢えず“トイ・ドローン”で遊んでみるか…」という作戦です。
これまでにも散々同じようなパターンを繰り返しています。
本当に欲しいものがあっても直ぐに飛びつかないで、周りからじわじわと攻めていく?
要するに“お安いモデル”で様子を見て最後に本当に欲しいものを手に入れる作戦です。
よく言われますが…「本当に欲しいものを最初に買ってしまえば余分なコストが掛からないのに…」と…
確かにその通りなのですが、そこに(最終目的)に至るまでのプロセスも楽しみのうちなのです。(*すぐに決められない優柔不断な性格に対しての負け惜しみですが…)
お試しに購入したのは Holy Stone というメーカーの“F181W”というモデルです。(*バッテリー2個付き)
カメラ付きで飛行中のその映像をスマートフォンで見ることができ、さらにコントローラーの操作で静止画と動画をそれぞれカメラ内蔵のSDメモリーに記録できるという優れものです。
空撮が手軽に行えるというのがドローンの大きな魅力であります。
写真は同梱品の一部です。(*写真以外にもモバイル・バッテリー!も同梱されています)
左はマニュアルです。
日本語を含む3ヶ国語で記述されていて、外国製品に良くありがちの機械翻訳そのままの「変な日本語解説」ではなく、きちんと読めるレベルで好感が持てます。
左下は予備のプロペラやプロペラ・ガードなどを固定するビス、ドライバー、マイクロ・SDカードをUSBポートに挿すためのアダプタ!などまで含まれます。
右上の黒く見えるものはお手入れ用「ワイピング・クロス」、いわゆるシリコン・クロスです。
その下は…「お買い上げありがとうございます」のメッセージ・カードです。
かなり充実した内容の付属品であります。
本体にはバッテリーが2個付属していますが…「それじゃ足りないだろう…」と、別売りのバッテリー・充電器セットを購入しました。
バッテリー5個とそれらを同時にチャージできる充電器(赤矢印の物体)がセットになっています。
充電器の見た目は「チャッチイ」のでありますが、仕事はきちんとしているみたいです。(*2~3回充電してみましたが、きちんと充電されました。)
これだけ準備して「いざ千葉のガレージへ…」と出かけたのですが、土曜日はまさかの「雨降り!」であります。
「そんなバカな!」と思いましたが仕方ありません。
日曜日は天候が回復し、朝から早速フライトです。
4~5フライトほど楽しんできました。
「ヘッドレス・モード」という機首がどちらを向いていても、操縦者から見た方向に操作できるというモードが装備されていて、初心者でも操作に迷うことがありません。
通常の飛行モードでは180度旋回し操縦者が機首と正対すると右旋回は→左旋回、左旋回は→右旋回 と真逆になり、初心者は混乱してしまいます。
このヘッドレス・モードはドローンの特徴を生かした便利なモードで、空撮にもその効果が発揮されます。
上写真はカメラ内蔵のマイクロSDに記録された静止画データですが、ライブでスマートフォンに画像が送られ、それを見ているだけでも楽しいです。
1万円そこそこ(通常13000円ほどでしたがタイムセールで1万円弱で手に入れました)のトイ・ドローンですが、予想以上に楽しめました。
これはお値打ち品ですね。
購入者の評価もとても高く、特にアフター・フォローが高く評価されていました。
取り説や付属品のクオリティーからいって「なるほど…」と納得です。
こちらはさらにトイっぽいドローンです。
コントローラーの中に見えるのが“機体”であります。
すごく小さい!
実は…先のトイ・ドローンを購入したのを家族には内緒にしていました。
「いい年をして、またこんなオモチャを買って!」と言われるのが明白であったからです。
なぜか子供達が私の誕生日にこの小さなドローンをプレゼントしてくれました。
「もう持っている…」とは言い辛かったです。
コントローラーから取り出しアームを広げたドローン本体です。
ほんとに小さな機体です。
「こんなんで本当に飛ぶのだろうか?」なんて思いましたが、なかなか良く飛んでくれます。
3Dフリップなど、普通のスティック操作ではありえないようなトリッキーな機動もボタン一つでこなしてくれます。
一つ残念なのは…内蔵バッテリーで飛行しているので、バッテリーチェンジが出来ません。
フライトごとに充電しなければならず、連続フライトが出来ないのが残念です。