Model 107

1985年の107
じっくり時間をかけてお気に入りの一台に仕上げます。

ハチ君 バッテリー交換(苦行) 6月24日 2023年

2023-06-29 | Weblog
ハチ君、2回目の車検時の見積書です。

その中で「バッテリー」の交換を薦められました。

客観的なデータとしてバッテリーの性能劣化が認められ「交換時期」という訳ではなく、「もう5年目なのでそろそろ…」というニュアンスです。
予防安全という見地からはそれも正しいのかも知れませんが…

それより重大なのは「見積り金額」です。

赤矢印のように約45.000円です。

アイドリング・ストップ車用のバッテリーは高額なのは知っていますが…それにしても高過ぎます!

当然、「自分でやるから結構です!」と断りました。

ハチ君の乗り方ですが…まず後付けのアイドリング・ストップのキャンセル・デバイスなどは装着しておらず、スタート・ボタンを押すのと同時にアイドリング・ストップのキャンセル・ボタンを押す習慣を体に染み込ませました。

そして、北海道や九州など遠距離を走るため、市街地走行は極めて少なく1回のスタート→ストップの距離が極めて長く、スターターを回す回数も極めて少ないです。

なので、バッテリーに対する負荷も当然少なく、劣化も少ないはずです。



とは言っても…北海道の誰もいない原野で、突然「バッテリー・アップ」となってしまったら…助けを求めるために「電波」のある集落まで何キロも歩かねばなりません。

その間、もしクマと出会ってしまったら、闘う武器も持たない「丸腰」だったらと思うとぞっとします。

「よし! 今年はバッテリーを交換しよう!」と思い立ちました。

ハチ君に適合するバッテリーをアマゾンで購入します。

図のように、送料込みで¥23,382 でした。

バッテリーは「Panasonic」 と信じ込んでいますからね。



さて…東京の自宅で作業開始です。

バッテリー交換など、千葉のガレージでなくても楽勝だ!と舐めていました。

技術的には全く難しいことはありません。

ただ…写真のバッテリー位置を見て頂くと…

フロント・ミッドシップというか微妙な位置にそれが搭載されています。

重量物をフロント・アクスルの内側に配置するのはクルマのダイナミック・バランス的に好感が持てるのですが…

作業性という点では難敵です。

フェンダーに近い位置に搭載されていれば、簡単に作業ができますが、この位置は結構手強いです!

お道具は10㎜と12㎜ のディープ・ソケットとラチェット・ハンドル それとエクステンション くらいです。

バッテリー・ターミナルを取り外し周囲の配線を整理し、いざバッテリーを取り外しにかかります。

「くぅう〰 キツイ!」中腰で前傾姿勢!

ほとんど腕力だけでバッテリーを持ち上げなければなりません。

一瞬、家人に手伝ってもらおうかと思いましたが、この狭いスペースに助っ人の腕が入る余地はありません!

今さらディーラーに「やっぱ、出来ません、助けてください」など言えません。

自力で突破するしかありません。

呼吸を整え、満身のパワーを腕に込めてバッテリーを引き抜きます。

そもそも、作業をなめていたのでTシャツ一枚ですから、両腕は擦りキズだらけです。

敵を見くびっていましたね。

とにかく、腕力と精神力だけで難関を突破しました。



新しいPanasonic のバッテリーを搭載するのはあっけないほど楽でした。

バッテリー搭載位置まではそれを懸垂してセットしなければなりませんが、位置が決まれば後は重力に任せて所定の位置に落とし込むだけです。

呆気ないほど簡単です。

後は、ケーブルをバッテリー端子に固定して,整理したケーブルをもとに戻すだけです。

それにしても、バッテリーってなんでこんなにも重いのでしょう?



さて…写真の商品はバッテリー交換時に電源を喪失してメモリーが飛んでしまわないように、メモリー・バックアップのためのデバイスです。

単三乾電池8本をパックして12V電源としてメモリー・バックアップします。

ところが、この商品 呆れるほど全く役立たずでした。

前述のように、力業でバッテリーを引き抜くわけですから、こんなチャチなクリップなんて、腕がちょっと触れただけで外れてしまいます。

どうせハチ君のメモリーなんて、ドライバーズ・シートの位置設定くらいです。

本当に無駄なものを購入してしまったと自分に腹が立ちました。

他に何の使い道も無いのが腹立たしいです。

バッテリーを引き抜くのに手こずったので、ほとんど八つ当たりですが…



取り外したバッテリーは写真の Dr Charger で整えます。

千葉のガレージの ロードス君、SL君、カレラ君 達は3台ともこの Dr Charger を常時接続してあります。

1カ月以上、ガレージに行くことが出来なくても、スターター一発でエンジンは始動できます。

常に「バッテリーはびんびんだぜぃ~」状態です。*昭和のオジサン

このバッテリーは、以前購入した DCACインバーターの電源として役立てようとキープしておきます。

今さらですが…Dr Charger の「充電モード」を使えば、メモリーバックアップにも使えましたね。



予想外の大変モードがありましたが、無事に作業終了です。

ハチ君のエンジンを始動して、電気系を確認します。

特に問題は無さそうです。

腕が擦り傷だらけになりましたが、おかげで¥20,000 ほど節約できましたので満足です。

お疲れ様でした。


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YAMAHA Pascifica 212 VQM CMB 到着… 5月8日 2023年

2023-06-16 | Weblog
YAMAHA Pascifica というギターがたいへん好評のようです。

ネットでの評判もまずまずで「へぇ~そうなんだ…」と試しに買ってみようとしますが、どこのショップも「欠品」とか「注文をお受けできません」とかで商品が無いようです。

「ボッチ ザ ロック」の影響が多分にあるのでしょうね。

そんななか、サウンドハウスでは「入荷未定」ではありますが受付はできるようです。

別に急ぐ訳でもなし、いつでも良いので発注だけはしておきました。

2か月弱だったと思いますが、忘れたころに商品が到着しました。

こともあろうに…前出の「Schecter RJ-1-24-Tom 」の到着と相前後してです。

こんなものなのでしょうね…

商品の配送先の指定は当然、会社にしました。

以前の教訓から学びましたから…



このモデルを選んだ理由ですか?

「見た目」です。

品番コードの VQM CMB からquilt Maple の略号なんでしょう。

ボデーに薄いquilt Maple のフィルムを貼った商品です。

Pascifica シリーズは 100 200 300 600 と数字の数が増すと「高級」となっていくようです。

100シリーズが最もベーシックな仕様でお値段もお安く設定されています。

購入した 200シリーズはベーシックなモデルのスペックはそのまま、「外観」をゴージャスにしたようなモデルなのかととらえています。

ちなみに…quilt Maple の外観を持つのはシリーズ中 この 212VQM 一択みたいでした。



ネックはサラサラ サテン仕上げで感触は悪くありません。



ヘッドにもキルト・メープルのラミネートがあしらわれています。



フレット 切断部の面仕上げです。

大量生産品の機械加工の仕上げですからこんなものでしょうか。

一本ずつ職人さんが磨くわけではありませんからね。

*後日、やはりこのフレットのエンド加工の指当たりが気になり、仕方なくヤスリ掛けしました。

素人が強引にヤスリ掛けしましたが…指当たりの違和感は解消されました。

ギターのメンテナンスではフレット交換やすり合わせの作業が工賃は一番高くつきますね。

それだけちゃんとやれば費用も掛かる部分です。



何の写真か分かりづらいですが…

弦と指板の間に白紙を置いて、弦の錆びを撮影しています。

黒いシミのように見える部分です。

一応、新品のはずですが、錆びています。

最初から弦が錆びていたのはこれが初めてです。

ちょっと「錆び臭い」というか「鉄臭い」匂いがしました。



机の周りを見渡すと…なぜか弦のセットがありましたので、早速交換しました。

この価格帯でこの仕上がり、クオリティーはなかなか大したものなのだろうと思います。

ただ…感動するほどでもなく「ふ~ん…なるほどね」くらいな印象でした。

このギターは「置き傘」みたいに会社に置きっパにして、自宅には持ち帰りません。

あまりギター本数が増えているのが発覚するとマズいですからね。

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Schecter RJ-1-24-Tom

2023-06-14 | Weblog
You Tube で「ギタパト」ってコンテンツが面白くてちょくちょく拝見しています。

ハードオフなど中古楽器を取り扱っている店舗を廻って主にギターとアンプ その商品画像を流しているものです。



たまたまボ~っとモニターを眺めていて「はっ!」の目に飛び込んできたギター!

諦めきれず、「グリーンのボデー」のギターに拘っていました。

これだ!と注視すると「万代書店 川越店」の商品でした。

画像をスキャンしてよく見ると「デジマート掲載商品」とあります。



早速、デジマートを覗いてみると、ありました!

店舗価格は¥52800ですが、デジマート価格は¥59800となっています。

「川越かぁ~」

そんなに遠くはありませんが、5月の連休中です。

普段なら関越道で1時間弱の道のりですが、連休中はそうはいきません。

わざわざ渋滞の中を出向くより¥7000の差額でも直送してもらった方が良さそうと判断しました。

もう画像を見た時から買う気満々ですから。



到着した商品*ハード・ケースは後日購入したもので、ギター本体は「ギグバック」に収められて送られてきました。

イメージしていた通りの外観で大満足です。

商品説明では「打痕多し」「フレットは7分」とありますが、私的にはその程度の「打痕」など全然気になりません。

たしかに1弦、2弦のフレットは摩耗していますが、これも私的には問題ありません。

とにかく「見た目優先」ですから。

トラスロッドは「余裕」とありました。



ヘッドのデザインも素敵です。



ペグは Goto SG360-01 MG-T が搭載されています。

この前、オーダー購入したフジゲンのと同じものです。

ペグ・ダイヤルにはまだ保護シールが貼られたままでした。



このモデルはすでに生産完了品となっています。

当時の売価は¥181500(税込み)となっています。

なかなか高級なギターだったんですね。



「Schecter」のロゴの入ったギグバック

質感は高くて十分実用に耐える作りです。

でも、学生さんや若い方なら良いでしょうが、いい年の「オジサン」にはさすがにこれは恥ずかしいです。



それなりに「使用感」はありますが、大切に使われていた好感の持てる使用感です。

もちろん本体も大切に使われていたのでしょう。

ネガティブな点はほとんどなく、巡り合えて「買えて良かった」と大満足でした。



ちなみに、生産完了品の中にこんなモデルも含まれていました。

ちょっと見には私が購入したモデルとほとんど見分けがつきませんが…

ブリッジが大分異なります。

もっと大きな違いは…売価がなんと! ¥800.000 (税込み)を超えるところです。

なぜなら…モデル名に「Premium 5A Grade」とあるように、ボデー材に「5A Premium Flamed Maple Top & Honduras Mahogany Back」を使用しているとのことです。

トップ材に 5A Premium Flamed Maple (15mm厚) バック材にホンジュラス・マホガニーを使用。

最高級の材を使用したこのモデル、凄い価格となっています。

見た目はそっくりですが、私の購入したモデルのトップ材は Laminated Flame Mapule です。

PRS(Paul Reed Smith)にはSE モデルが設定されています。

SEはstudent edition の略です。

高いクオリティーのギターを学生さんや初級者にも手の届く価格で提供する目的で販売されているモデルのことです。

iPhone SE もそれ系のモデルかな…と思いますが iPhone SE のは「Special Edition」の略らしいです。

この領域は一般人が使用する楽器の域を超え「工芸品」「趣向品」の領域なのではないでしょうか。

私などにはおよそ縁のない価格帯です。

今回購入したモデルは新品価格は割と高級ですが、中古購入価格は私にはピッタリでした。

充分満足しております。

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