Model 107

1985年の107
じっくり時間をかけてお気に入りの一台に仕上げます。

僕の桜(僕の好きな桜か…) 3月29日 2014年

2014-03-31 | Weblog
土曜日の朝、御茶ノ水の「僕の桜」(正しくは“僕の好きな桜”ですね)を見に行ってきました。
実は出社する途中です。
事故で中央線が御茶ノ水で止まってしまいました。

画面左に写っている中央線が新宿から乗車してきた電車です。
まだ発車する気配はありませんね。

桜の木の背景の空…不思議な雲の形です。
まるで桜の小枝から花の“オーラ”が発散されているみたいです。

御茶ノ水からなら、天気も良いし散歩がてらに会社まで歩いていってもよろしいかな…と、歩き始めます。



改札を出て、聖橋方向へと歩きます。
橋の袂から「ほぉ~淡路坂って言うんだ…」って、いまさら何を言っているのでしょう。
「これまで何百回も通っているでしょ!」って、突っ込まれそうです。



聖橋の親柱。
さすがに荘厳な立派なものです。




おぉ…
ゴージャスな絵柄です。
丸の内線、中央線、松住町架道橋を渡る総武線の揃い踏みです。(こちらの写真は3月31日の昼休みに撮影しました。)




この桜君にはいつも勇気付けられます。
桜君の足元を見てあげてください。

決して恵まれた環境ではない、あのような狭小傾斜地にしっかりと踏ん張って、毎年綺麗な花を咲かせます。
いつも些細なことで愚痴ばかりこぼしている自分が恥ずかしくなります。

しかし、このシーズンは電車の乗客はもちろん、多くの人々の視線を浴びて、益々美しく咲き誇りますね。

こちらの写真も3月31日に御茶ノ水駅のホームから撮影したものです。

画面右側をみてください。
この桜君のファンでしょうか、大勢の方がカメラを向けています。



こういう目線(桜君に目があったら…ですけど)で、丸ノ内線や中央線、総武線の往来を眺めてきたのでしょうか。




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植樹 河津桜 ガレージにて 3月25日 2014年

2014-03-28 | Weblog
 サーキットからの帰り道、ガレージの庭に先日購入した「河津桜」を植えてきました。

早朝4時起きでサーキットへ出掛けていたので、かなり疲れてはいたのですが、植樹にはベストシーズンとの事だったので、なんとか気力を振り絞って植えてきました。

赤矢印のところが「河津桜」の苗木です。

これでも雑草をかなり刈り取ったつもりなのですが…

以前は「キウイ」を栽培しようと、鉄パイプを組んだ場所なのですが、結局うまく栽培できず雑草がボウボウ状態になっていました。

河津桜の苗木君、元気に育ってくれるかな?

このキュウイー用の敷地いっぱいの大木に育ってくれたら嬉しいです。

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サーキットに行ってきました。 3月25日 2014年

2014-03-26 | Weblog
 3月25日、筑波サーキットに走りに行ってきました。
1月29日から2ヶ月ぶりのサーキット走行です。

今回、初めてサーキットの写真屋さんに走行中のオジサンの写真を撮ってもらいました。

やはりプロの写真屋さん、仕上がりの写真を見せてもらって感心しました。

オジサンは、いつも記録的な写真しか撮らないものですから、「水平」ばかり気にしていますので、こんなに傾けた写真は普段はありえないのですが、プロに撮ってもらうと“遅い”ロードス君でもいかにも「サーキット走ってます!」のような躍動感のある写真になりました。

しかし…フロント・スクリーンを良く見ていただくと…右側にはGPS、左側にはスマホのホルダーが写っています。
ロードス君はやる気満々でもドライバーの方はちょっとダラケた感じです。
(一応、フロア・マットくらいは下ろしてはいますけれど…)




ガレージを5時に出発。
2時間掛けてサーキットに到着です。
すでに多くの参加者が準備を終えていました。

7時半のドライバーズ・ミーティングに間に合うように準備を始めます。

ゼッケンを貼って、発信機をリアのナンバー・プレートにガムテで貼り付けます。
この辺りは、2回目ですから、スムースに作業が進みます。

*6時半にゲート・オープンのようです。
朝が早いですね…釣りの世界みたいです。

ちなみに、オジサンの携行品は左隅に写っているツール・ボックスとトランクに入れたままのタイヤ・ゲージと十字レンチだけです。(しかも、トランクからおろしていないし…)



初めて登場のヘルメット。(もう25年モノです)
このデザイン、見覚えありますか?

“リカルド・パトレーゼ”というF1ドライバーのデザインをいただきました。
渋い走りでとても好感の持てるドライバーでした。

ヘルメットをショップにペイント依頼する余裕は無く(今も同じですが…)カッティング・シートとライン・テープとで“自作”なんです。
ラインが「うねうね」しているのはそのためなんです。
今にして思えば、それも楽しい思い出で、多少のラインの「うねうね」もご愛嬌です。
(複雑な形状の帽体に真っ直ぐにラインを引くのはかなり難しい作業でした。)

先日、You Tube でパトレーゼさんが奥さんを乗せてヘレスを走る姿がアップされていましたが、すっかり「いいお爺さん」になっていたのにはビックリしました。
オジサンとは1歳しか違わないんですよ。

人生色々だなぁ~と…

方やモーターレーシングの頂点のF1スーパードライバー、方やその底辺のさらに底辺、走行会の一番末席で楽しんでいるオジサン。
同じクルマ好きで、同じ長さの時間を生きてきても、こんなにも違う人生があるのだなぁ~と、感慨深いものがあります。

パトレーゼさんは持ち前の抜群の運動神経で、他のジャンルのスポーツでも飛びぬけた腕前を披露したそうですし、鉄道マニアでもある彼は鉄道模型の世界的コレクターでもあるそうです。

方やオジサンは、何にでも興味は持ちますが、何をやっても素人の平均値以下ですね。

やっぱ、彼はスーパー・マンです。





走行会終了後、こんな「オミヤ」を頂いて帰りました。
パッケージ・デザインがとても素敵だったので、会社に持ってきました。

さて、次回の走行会は5月です。
エントリー出来るとよいのですが、5月は何かとイベントが控えていて、休日の調整が出来るかどうか…



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函館の街 朝散歩 9月2日 2013年

2014-03-24 | Weblog
 八幡坂を下りて函館駅へと戻ります。
坂の下では、市の職員の方達が街路樹の伐採を行っていました。



西波止場の歩道に設置されたベンチは、こんなデザインが施されています。
いかにも港町…といった雰囲気がストレートで素敵です。



函館駅前のホテルです。

一旦、部屋に戻って荷物を整理して、再び出発です。

こちらのホテルに宿泊するのは暫く振りですが、JR函館駅を利用する旅行なら抜群の立地です。
今回は、ホテルの駐車場にオデ君をずっと預けっぱなしです。

最上階、ガラス張りになっているところが、天然温泉の大浴場になっています。
ビジネス・ホテルなのに、函館の夜景を眺めながら温泉に入れるなんて、とってもリラックスできて嬉しいです。



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旧函館区公会堂 9月2日 2013年-02

2014-03-20 | Weblog
貴賓室のシャンデリアです。

優雅なデザインのシャンデリアです。
U字型のアームは貴賓室のみのデザインと説明されています。
やはりアカンサスをデザインのモチーフとしているそうです。

天井のベース部も非常に凝ったデザインで、アカンサスの葉をイメージした彫刻となっているようです。
ベース部円周内側をよく見ますと、いくつかのスリットが見えます。
これはベンチレーション用の通風孔でしょうか。

天井や壁紙は“アール・ヌーボー”というデザイン・メソッドを踏襲しているそうです。
(なんのことやら全く分かっていませんが…)



こちらの貴賓室は、「大正天皇が皇太子殿下として行啓の際宿舎として使用された」とのことです。
いかにも高貴な方をお迎えするのに相応しい重厚さと優雅さが感じられる内装です。
「庶民の感性では全く落ち着けない」とも言えますけれど…

紫色の光沢のある生地とクッション部にはアイボリーの生地のコンビネーションはなかなか一般人の感性では追い付けない気がします。



ドアハンドルもとても凝った意匠が施されています。
ただ…プラスネジはないでしょうね…オリジナルは真鍮製のマイナスネジだったと思います。
できればこういうところまで拘って欲しかったです。



こちらもドアノブ。
精緻な彫刻が施されています。
キーホール部のカッチリ感など感動的です。
このマイナスネジはオリジナルでしょう。
ボデーとビッタリマッチしています。

ただ…本来は別のドアノブが取り付けられていたような跡があります。



130坪あるという大広間。
展覧会・講演会・表彰など色々な催し物が行われていた場所ですね。

ここのシャンデリアのアームはS字型のものです。



大広間からバルコニーを見るとこの様な感じになります。
バルコニーから港が見えるのって素敵ですね。
都会の高層ビルからの夜景も素敵だけれど、港の夜景も良いですね。
(そう言えば…空港のホテルに宿泊して滑走路の夜景を眺めながらビールを飲むのも大好きですけれど、結局、何でも良いのか…)



バルコニーへ出てみます。
当然ですが、こちらからも「摩周丸」を見ることができます。

本日は雲が厚くちょこっと重苦しい風景ですが、スカッ!って晴れ渡った青空の下の函館港も素敵でしょうね。



バルコニーから振り返って大広間を見ます。

ブルーグレーとイエローのコントラスト…
千葉のガレージの母屋はグラス・グリーンとエッジはホワイトの塗装なのですが、今度の塗替えにはこういう配色にしてみようかな…



柱頭飾…やはり“アカンサス”をデザイン・モチーフとしているのでしょうか…
葉っぱの部分はきっとそうなんでしょうね…でも、“花”の部分はど~なんでよう?
なんとなく、違うような気がする。



大広間のシャンデリアベース部です。
やはり柱頭飾と同じようなデザインが施されています。

そして、円周内側にはスリットが…
こんなこと言ってはいけないと思いつつ…これを見て「焼肉屋の無煙ロースター」を連想したオジさんは相当芸術的知性が低いでしょう。





公会堂の前の通りを「港が丘通り」というようです。

さて…朝の散歩はこれくらいにして、一旦ホテルへと引き返します。



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旧函館区公会堂 9月2日 2013年

2014-03-19 | Weblog
旧函館区公会堂にやってきました。

いつも思うのですが、画面右側の街燈が邪魔臭いです。
坂の下から見上げる公会堂が好きなのですが、ちょっと残念な街燈君です。



こうして正面からどか~んと撮ればよいのでしょうが、少し色気も欲しいしね。

グレーとイエローの配色って、この公会堂を見る限りえらく素敵に見えますが、個人の住宅でちんまり塗ったりしたらちょと合わないかも知れませんね。
こうした複雑な造形美があってこその配色の妙なのでは…と思います。




公会堂の沿革を示す説明パネル。
やはり函館の大火で被害を受け、その後再建された経緯が書かれています。

再建に必要な資金のほとんどを提供した相馬 哲平という方は、新潟県出身で青年期に函館に渡り、港に出入りする船の食料の補給、船員の食事や宿の世話をする現在で言う“ホテル”のような業種「附船渡世」という仕事に就き、後に米穀店を開業したそうです。
函館戦争の際には混乱の中にも函館に留まり商いを続けその利益を元手に金融業を始め成功を収めた人と説明されています。

新潟出身の相馬 哲平氏が、事業で得た大半の利益をこの函館公会堂建設の為に寄付したというのは、いかにこの地に深い愛情を持っていた実業家であったのかを知らされます。

公会堂のバルコニーから眺める函館港の景色は格別ですからね。




入館料¥300を支払って館内に入ります。




館内に展示されている当時の人の正装…燕尾服 そして「赤馬車」と呼ばれる乗り物。
どちらも特別な人達が特別の行事の時に使ったものでしょう。



天井にセットされた優雅な形状のシャンデリア。
デザインのモチーフは“アカンサス”という植物だそうです。
地中海沿岸に分布する植物で、ギリシャの国花にもなっているそうです。

そのため、ギリシャ、ローマ時代の建築彫刻のモチーフとして多用されたようです。

シェードのデザインがすごく素敵です。

花形は「すずらん」に見えるのですが…
可愛らしい花で好感を持っていますが、花や根には毒性を持っているそうです。
可憐な姿をしているのに、「毒」を持っているなんてショックです。



階段の柱頭にも何やらデザインが施されています。
全く的外れな感想かも知れませんが、私には蓮の花のように見えます。
蓮座…っていうのかな?



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河津桜の苗木を買いました。 3月18日 2014年

2014-03-19 | Weblog
 旅行番組の中で「河津桜」を取り上げていて、特に「河津桜の原木」に興味を持ちました。

河津桜はオオシマザクラとカンヒザクラの自然交配種と推定されています…ということですが、植物のことをまったく知らないオジサンは「自然交配」という点に興味を惹かれました。

「そうか…桜も自然交配するんだ…」なんてね。

早速、アマゾンで河津桜の苗木を購入して千葉のガレージに「染井吉野」と「右近桜」と一緒に植えてあげようと思い立ちました。

結構、売り切れのショップが多かったのですが、「遊恵盆栽」というショップに在庫があり、早速発注しました。

2日後、商品が到着しましたが、やけに立派な箱に入っています。

開けてみますと、思い切り「盆栽」の風体です。
ショップの名前が「遊恵盆栽」ですから、商品も盆栽っぽいのは当たり前ですよね。

ショップに電話をして尋ねました。
「これって地植えしても良いのですか?」って。
「もちろん、地植えでも大丈夫ですよ」とのことでした。

説明書によりますと3月は植え替えには適した月のようです。

よし!今度、ガレージに行く時に植えてきましょう。

10年くらいしたら、お花見が出来るかな…楽しみです。

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北海道旅行 八幡坂  など 9月2日 2013年

2014-03-14 | Weblog
八幡坂まで歩いてきました。




この坂道は「八幡坂」といいます。
「NIKKEIプラス1 何でもランキング」で「観光で訪れたい坂の名所ベスト10」に京都の三年坂や長崎のオランダ坂を押えて、堂々の1位となりました。

この坂の先には函館西高校がありますが、かつては「函館八幡宮」があり、この坂名の由来となりました。
しかし大火の被災を受け八幡宮は移転をしましたが、坂名はそのまま現在も受け継がれました。

函館の坂道一覧は、函館市公式観光情報「はこぶらが便利ですよ。



相当年季の入った左側の建物…入口のドアーの意匠がすごいですね。
そして、3世代ほども若そうな綺麗なレモンイエローの建物…おや、こちらは販売物件の看板が掲げられています。

対照的なシーンですね。



坂の上から振り返ります。
大概、多くの観光客がここからこうして写真を撮っていますよ。

画面の中心には、青函連絡船「摩周丸」が見えています。
このロケーションがよいのでしょうね、八幡坂の…

画面の右端には、函館市の「黄色い消火栓」が写っています。
可愛らしくて、函館の雰囲気にもマッチしていて好きです。



坂を上りきって左に折れると、「函館ハリストス正教会」です。
こちらも函館の大人気のスポットです。




説明に書かれているように、1859年にロシア領事館付属聖堂として建立されたのが始まりで、正しくは「函館復活聖堂」という…そうです。

しかし、関東大震災で被災したニコライ堂へ大鐘を移設し、その代わりに大小6個の鐘と交換された…とあります。




階段を上がると、白い壁に屋根の緑青のコントラストが美しい聖堂が見えます。

大屋根の上部には、エキゾチックな雰囲気を醸す尖塔があり、これがロシア教会のイメージを形作っています。



こちらは、正反対の少し小高い場所から眺めた聖堂です。
ここから聖堂を眺めると、すごく親近感が湧いてきます。

その理由とは…
下の絵の存在でしょうか…



この絵は仲人さん夫人から頂いたものです。
頂いた当初は、「ふ~ん 函館の絵か…」くらいの興味しかありませんでした。

しかし、それから35年の月日が流れ、こうして函館の地にたってみますと、「あの絵は、この辺にイーゼルを立てて描かれたのかな~」なんて想像しました。

玄関の壁に掛けたこの絵が、毎日出掛ける家族を見守っていたのかな…などとも思ってみます。



鐘楼の中に、大小の鐘が写っています。





この日は少し曇り勝ちでありましたが、バラの花びらの裏側で忙しなく働く蟻の姿が印象的でした。




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北海道旅行 赤レンガ倉庫 八幡坂  など 9月2日 2013年

2014-03-14 | Weblog
倉庫の横の道を歩いて行くと、函館の観光名所「赤レンガ倉庫」が見えてきます。

日曜日や祭日の昼間には多くの観光客で賑わっているこの赤レンガ倉庫も、清掃局のクルマとたまの営業車の通行以外、ひっそりとしています。

“フラワー・ポット”って言うのでしょうか?
これって、本物の生花なんですよね。



数年前、早朝にタンク車で一つずつ係員の方が水を撒布しているところを見たことがあります。(写真は2009年9月14日 9時頃の写真です。このシーンを目撃した時に…外見は厳ついオジサンがポット一つずつに優しく水を撒いている姿に、ちょっと感動しました)

普段、観光客が目にすることの無いところで、こうして多くの方々が街を美しく保つために働いています。

私の好きな写真の一枚です。




 海の空気が気持ち良いです。
赤レンガ倉庫のショップもまだ開店時間前ですから、買い物の観光客の姿もありません。

煉瓦ファンとしましては、煉瓦がいっそう美しく見える早朝が好きです。




働く船の姿も好きです。
集魚灯?がたくさん装備されているところを見ると、函館名物のイカ釣り漁船なんでしょうね。

先ほどの「水撒き写真」を撮影した時に、こちらの漁船もやはり撮影していましたよ。



2009年の写真です。
ほらね、フネの並び順もそのままですね。

この日は良いお天気だったですね。



「西波止場美術館」テディーベアーが展示されていた美術館のですが、2011年に閉館してしまいました。

この並びにあった「金森美術館バカラコレクション」が大好きでしたが、こちらも2009年に閉館してしまいました。
残念でなりません。

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北海道旅行 函館の朝市 摩周丸 など 9月2日 2013年

2014-03-12 | Weblog
ホテルで朝食を済ませて、函館名物の朝市に出掛けます。

本日オデ君はホテルの駐車場に残したまま、「徒歩」で出掛けます。

函館の朝市には毎年寄っています。
本日の立ち寄りも、東京へのお土産をいつものお店で調達するのが目的です。
いつも決まったお店で決まった商品を頼むのですから、買い物時間は爆速です。

レストランでメニューを決めるのも超早です。
通常、20秒も掛からないですね。
そもそも、食べ物で迷ったり思い悩んだりするのが面倒なんです。


最初の頃は、函館といえば「烏賊」…朝に水揚げされたばかりのイカをクール便で東京に発送して、家族にも喜ばれたものでしたが、毎年同じものを送っていると、さすがに飽きられたらしく「イカはもういいから…*ダジャレじゃないですよ」といわれるようになり、近年は「ホッケ」と「味付けイクラ」だけにしています。

写真は、午前7時頃の朝市の風景です。

年を追うごとにお客さんの数が減り続けていたように感じていたのですが、今年(2013年)は若干、お客さんが戻ってきたように感じました。
嬉しいですね。



市場の中にも、少し活気が戻ってきたような感じですよ。

入口のパネルには「ようこそ 元祖函館朝市へ」 その左隣は「歓迎 函館早市的鼻祖…」ん?中国のお客さま用かな?
そして、右側はハングルですね。

やはりアジアのお客様が多いのでしょう。



確か、昨年の北海道旅行の時にもブログて記事を書かせていただきましたが、相変わらず「トラ・ロープ」でグルグル巻きにされた「0マイル地点記念碑」



この説明パネルを読んで頂くと、この記念碑の複雑な過去や、あまり大切にされていない背景も少し納得できます。



朝市のすぐそばには、青函連絡船「摩周丸」が展示されています。(係留されている…と表現したほうが良いのでしょうか? “係留”というと、また再び航海に出かけていくような響きを感じるのですが、この「摩周丸」が再び海に出ていくようには見えないので、「展示」という言葉を使ったのですが…)



まだ朝の時間が早いので、「函館市青函連絡船記念館 摩周丸」の受付はまだオープンしていません。




青森港の美しくメンテナンスされた「八甲田丸」に比べると、痛々しいほど状態の悪そうな「摩周丸」



青函連絡船最大の特徴のレール部分、周囲にはかなり錆の害が現れているようです。
海に浮かべた屋外展示ですから、環境はかなり厳しいものがあるでしょう。



まだ朝も早く、観光に訪れるお客さんの姿も見えません。



ここは以前、「クラシックカーミュージアム函館(なつかしい外車の展示館)」という施設で、国内最大級のアメリカンクラシックカー専門博物館ということでした。

この「クラシックカーミュージアム」も2008(平成20)年3月に閉館し現在はこのような状況です。



摩周丸とミュージアムを振り返って見ます。
2000年の頃のキラキラした雰囲気は今はもうありません。



水産卸市場の横を真っ直ぐ進むと金森赤レンガ倉庫、前方に見える函館山へ通じます。


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SL君 車検 2月22日~3月8日 2014年

2014-03-11 | Weblog
昨年から今年に掛けてはガレージで待機しているクルマたち…ロードス君に始まりカレラ君、そしてSL君と車検ラッシュでお財布が本当に疲弊しました。

2年に一度のことですから仕方がないのですが、もう少し上手に分散させられなかったかと後悔しています。

SL君の整備ももっと色々とかまってあげたいのは山々なのですが…

オートプライドさんで、ブレーキのオーバーホールの見積もりも取っていただいたのですが、さすがに予算オーバーで残念ながら今回は見送ることにしました。
(やはり重整備は車検とは別の機会に行ったほうが、金額的にも心の平和を保つことが出来るように思います)

ブレーキ・ローター4枚はアメリカのショップから購入してあるのですが、なかなか使う機会に恵まれません。

 まだ海外のショップからの買い物に不慣れな時分でしたので、カタログの価格にしか注目しなかったのですが、一般的にクルマの足回りの部品…鉄の塊が殆どですから、そんな重量物を海外から購入するものではありませんね!

本体価格は安くても航空運賃の金額を見て気を失いそうになります。

後悔したパーツの最たるものがこの“ローター”です。
ほんと、こんなものは国内で調達するのに限ります。

アルミ・ホイールも海外から調達したことがありましたが、これは「微妙」ですね。
メルセデスの完全に純正品ならやってみる価値はあるかも知れませんが、社外品や“レプリカ”なら止めたほうが良いと思います。

色々と散財して勉強しているんですよ、オジサンは…。

…と、いう訳(お金が無いという訳)で、今回の車検は基本的な整備のみで終了!です。

まず、お約束の“オイル交換”です。

SL君のオイル量は約8リットル、オートプライドさんでは“MOTUL”のオイルを推奨しています。
単に私の「好き嫌い」だけで言えば、長年愛用してきた“Mobil”が好きですが、ショップのお薦めであれば別に何でも構いません。
特に科学的な根拠など何もありませんから…。



フィルター・エレメントは、国産車のとは違って、フィルター本体の中の「濾紙」を交換するタイプです。



こちらも毎回お約束の整備、ブレーキ・フルードの交換です。




ちょっと変わった箇所ですが…

赤矢印で示した部分、ATシフトレバーのリンク部分の“グロメット”が劣化しているということで交換していただきました。

普段、こうした部分は素人がまず目にすることがありませんし、細かい部分ではありますがきちんと見ていただいていてありがたいことです。





こうして“新旧”を並べて見ると…劣化なんてものじゃないですね、完全に破壊されている状態です。



新しい“グロメット”に交換されて見た目「シャキッ」としました。

シフター自体の操作感は…分かりませんでした。



車検代は切り詰めて…そこで思いついたのが、カレラ君のタイヤです。

消費税増税前の駆け込み…って程の金額じゃありませんが、どうせ買わなければならない消耗品のタイヤですから、フロント2本だけ購入することにしました。

写真の赤矢印の部分を見ていただきたいのですが、MICHELIN Pilot Sport PS2 225/40R18の末尾に“MO”と記載されています。

これはメルセデス用の品番を表していて、ポルシェの場合は、ここが“N”と表示されます。

タイヤのスペック的には全く同一の製品ですが、ポルシェの方々は値段が多少高くても絶対に“N”じゃなければ納得しないでしょうね。

私は、別にそんなことはどうでも良いことですから、“N”よりも1万円ほど安い…と言われれば、“MO”の方を選ぶのに躊躇はしません。

支払いは済ませましたが、タイヤの交換は4月から5月になってしまいそうです。








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北海道旅行 初日 フェリー「びるご」乗船 2013年9月1日

2014-03-07 | Weblog
八甲田丸から津軽海峡フェリー乗り場までは、10分も掛からない距離にあります。

本日乗船するフェリーは、津軽海峡フェリーが運航する「びるご」です。
北海道へクルマで旅行する際には、この「びるご」に乗船する機会が圧倒的に多いですね。

青森にはいつも12時前には到着しますので、この「びるご」が便利です。



びるご (VIRGO)という名前は、ゼウスとテミスの間に生まれた女神の名前から命名されているそうです。
素敵な名前ですね。

しかし、この魅惑的な名前のフネは、2014年4月15日より新船「ブルーマーメイド」と交代するようです。

新しい船にも興味がありますが、散々お世話になった「びるご」の今後も気になります。
「なっちゃん Rena」みたいに、どこか別の国で活躍してくれると良いのですが…。



写真は20009年9月 青森港に接岸する“ナッチャン World”です。
桟橋前で大回頭して接岸してくる様は大迫力でした。

最近のレクサスのCMでブレーキ・ターンで駐車スペースに滑り込むシーンがありますけれど、アレを巨大なフネでやっているようなものです。

あんな巨大なフネをタグボートもなしでピタッと桟橋に横付けするなんて、さすがプロの船乗りは凄いと感動しました。

(車庫入れとか縦列駐車とか、苦手意識は全然ないのですが、車から降りてその駐車スペースの白線とクルマとを見ると、必ず右側に傾いています。同乗者には、「なぜいつも曲がるの?」と不思議がられます。)

2008年より就航した高速フェリー、「ナッチャン」(WorldとRena)。
青森→函館間がそれまでの約半分の2時間に短縮された時には嬉しかったですね。
「北海道も近くなったなぁ~」なんて、喜びました。
まるで海の新幹線みたいで、海上をこんなに滑らかに、しかも高速で移動できるんだと驚愕した覚えがあります。

しかし、喜びはあっけなく消し飛びました。

現在でも「なっちゃん World」は夏期限定で運行していますが、9月は休航になってしまい、昔ながらのローカル的運行の船ばかりになってしまいました。
残念です。



「びるご」の乗船券です。
14時20分出航で函館には18時頃に到着です。

9月の18時はもう薄暗いですよ。




函館港に到着して、オデ君に乗車して下船順番を待ちます。
この日は、比較的乗船客も車両も多かったです。

以前「なっちゃん」に乗船した時は、ガラガラ状態で快適で良かったのですが、あまり乗客が少ないと、運行自体がなくなってしまうと大変です。
最近では、そこそこお客さんが乗船していると、ホッとします。




今回の北海道旅行のテーマの一つが「有名駅弁を食べてみよう!」です。
駅前のホテルにチェックインし、駅弁を買いに出かけました。

しかし、人気No1とかNo2とかの売れ筋はすでに売り切れでした。

仕方がないので、このような駅弁を購入しました。

食事の後は、ホテル最上階の温泉にいき、函館の夜景を楽しみながら温まります。
これで湯上りのビールの味が格別に上がります。


北海道旅行、初日はこうして無事に終了です。



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北海道旅行 初日 メモリアル・シップ 八甲田丸 2013年9月1日-08

2014-03-06 | Weblog
車両甲板で展示車両を充分に堪能し、お次はエンジンルーム?と機関の制御コンソールルームを鑑賞します。

ここから見える丸い物体は多分エア・クリーナーだと思います。
その基部に見えるカタツムリは…ターボかな?




整然と並んだエンジンは、 Wikipediaでは、「単動4サイクルトランクピストン排気ターボ過給機付ディーゼル機関・川崎MAN V8V 22/30mAL  8台」と記載されていました。
そもそも「単動4サイクルトランクピストン」って何でしょう? 

「単動」と、わざわざことわるくらいですから「複動」というものもあるはずですね。

探してみますと「4サイクルディーゼル機関の技術系統化調査 佐藤 一也」という論文がアップされていました。
ディーゼル機関の誕生から発展までを記述した国立科学博物館の調査報告書です。

あまりに専門的過ぎてハードル高いですが、きちんと解説された試料なので、さすが「国立博物館」と感動しました。

ディーゼル機関といえば2サイクルだと思い込んでいましたが、4サイクル機関もあり、しかも2サイクル複動機関、4サイクル複動機関の説明もされていました。

これまで「複動機関」というもの自体知りませんでしたが、記述を読んで解釈したのは…ピストンの表裏両側に燃焼室がある…というイメージでしょうかね。

こうした機関は主に船舶の動力源として開発されたこと(陸用や空用の機関としてはデカ過ぎて実用にならないのでしょうね)、より大出力を求めた結果、こうした多彩な機関が開発されたことが理解できます。

いまや“陸用や空用”の技術として当たり前に接している技術も、元の系譜は船舶用の技術も多いですね。
スポーツ・カーやレーシング・カーではお馴染みのエンジン・レイアウト「ミッド・シップ」なんて思い切り「船」ですものね。


特に日本海軍の「戦艦大和」用に開発した2サイクル複動機関の記述は興味深かったです。
(ただし、「艦本式13号10型機関」は大和には使われず水上機母艦「日進」に搭載された…というオチですけれど)

八甲田丸のエンジンを見ただけでも随分いろいろと勉強になりました。



なぜかここだけ“タペット・カバー”が外されています。
放置されてかなりの時間が経つようで、埃が積もっています。



コンソール・ルーム

運転状況を示す「監視盤」には、スクリューのイラストも示されています。

「推進機関操作盤」とか「主機及び発電機」とかのプレートが見えます。
「機関長」のネームプレートも見えます。

まるで、これから航海に出発するかのような臨場感のある雰囲気が保たれた状態で保存されています。

青函連絡船 八甲田丸の記事…思っていたよりもかなり長くなってしまいました。

でも、入館料金¥500で相当楽しめます。
青森にお出掛けの際にはぜひお薦めですよ。

超楽しいです。


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北海道旅行 初日 メモリアル・シップ 八甲田丸 2013年9月1日-07

2014-03-04 | Weblog
この倉庫みたいな情景…解りますか?

八甲田丸のテールゲート(そんな言い方で良いのでしょうか?)を車両甲板の内側から見たところです。

初めて八甲田丸を訪れた時は、まだ鉄道に興味も無くボ~っと見ていただけ、二度目に訪れた時は三脚は用意していなくて、暗い車両甲板ではまともな写真は撮れませんでした。

そして今回、それなりに準備をして来たわけです。
デッキでの撮影データを見ますと、f11 で 4秒くらいの露光になっていますから、三脚無しの「手持ち」では無理な世界です。

この日も、お客さんは誰も居なくて私只一人です。
三脚を広げていても全く問題なさそうでしたので、こうして撮影させてもらいました。





写真中央に写っているY字型(…というか変形H字型か?)の物体…フェリー側のレールと桟橋側のレールとをジョイントする時のガイドとなるみたいです。
どのように“船”と“陸”とのレールを接続するのか…

先の You Tube の画像 青函連絡船 大雪丸 函館入港 をもう一度じっくりとご覧になっていただけると、一万の言葉を並べるよりも、一目で納得されると思います。(一目瞭然と言うのかな…)



フェリーの中の線路なのに「転轍機」が装備されているのも感動的です。




振り返ると…こんな感じで列車が甲板に並べられています。
線路の数?を見ますと4列で甲板に整列させるようです。

先ほどの転轍機は中央の線路に入線してきた列車を左右に振り分けるためのようです。






DD16 31 が展示されています。
五稜郭運転所に所属していた車両みたいです。

青函連絡船の列車の入れ替えに働いていたかは不明ですが、廃車後にこちらに展示されるようになったようです。

青函連絡船の車両甲板に積まれるのは客車や貨物車で、このような機関車はわざわざ積んで行かないのでは…と思います。





もう一つ、興味深い展示車両…ヒ600 です。

最初は「なんだ、これ?」程度で、何のことか良く分かりませんでしたが…






この説明パネルを読んで、「なるほど…」と理解しました。

ヒ600 のヒは「控」のヒ…だったんですね。

先の「DD16形ディーゼル機関車」とセットで使う、“列車”というより「お道具」みたいな車両ですね。

「青函連絡船 大雪丸 函館入港」にも貨物列車の積み下ろしに働いている姿が見て取れます。






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北海道旅行 初日 メモリアル・シップ 八甲田丸 2013年9月1日-06

2014-03-03 | Weblog
メモリアル・シップ 八甲田丸
今回、一番興味があって見てみたかったのが、船倉のデッキに展示されている車両とレールです。

青函連絡船のその最も特徴的な部分とは、列車をそのまま船倉に格納できる機能を持っている部分だと思います。

写真のリアデッキのゲートが開かれると、船倉に続くレールと陸のレールとが結ばれて、列車を積み下ろす作業が始まります。

You Tube でとても興味深い列車の積み下ろしを撮影しているシーンがアップされていました。

青函連絡船 大雪丸 函館入港」というタイトルです。

とても素晴らしい映像ですのでぜひご覧になってください。


もう一つ、「青函連絡船 八甲田丸 函館出航」というタイトルもこの八甲田丸現役時の映像が記録されていて、とても興味深い映像でお薦めです。




いよいよ船倉…というか車両甲板を鑑賞します。

今回は特にこの車両甲板観察に気合が入っています。
どの位かと言いますと…大嫌いな「三脚」を準備して、撮る気満々なんですよ。



郵便車スユニ50
小樽総合博物館や佐呂間駅跡などにも展示されていました。




“何色”と表現したらよいのでしょう?
くすんだマットなブルー…とでも表現したらよいのでしょうか?






車両の内部までしみじみと見たことが無いので、いまひとつ実感が湧きませんが、車両側面に誇らしげに配された“郵便マーク”が働く列車アピールしていて健気です。



車止めは思い切り大好きな「連結器」です。
終着駅の車止めとは雰囲気も構造も異なり、“自動連結器付車止め”です。

終着駅の車止めは、何となく情緒的なものを感じますが、こちらの車止めは、あくまで現実的で実務的でもあります。
「本当に止めてやらねばならない事態もあるかも知れぬ!」ってね。



説明パネルにも書かれているように、「油圧緩衝器付」とあります。
その割には、ずいぶんコンパクトにまとまっているように見えます。

しかし…いつも夢中になって観察している「連結器」と少し雰囲気が違います。
良く見ると…“錠揚げ”というキーみたいな開放装置のところがプレートで塞がれています。
やけにさっぱりとしていると思いました。




車両甲板船腹にはドアーがあり採光と換気のためか、開放されていましたが、ネットが張られています。
カモメとかの鳥類が船内に侵入しないようにでしょうね。




キハ82 101 展示車両です。
妙にピカピカに磨け上げられているわけでなく、まるで「一仕事終わってきましたぁ~」って雰囲気の車両です。

正面両脇、ホーンの開閉蓋の周りにオイル滲みみたいな黒い汚れが残っているところなんて臨場感タップリです。





暗い車両甲板…現役時代のそれはもっと暗い場所だったでしょう。




窓の上部にはJNRの躍動感溢れるマークが添付され、その窓からは車内を見ることが出来ます。

明るく照明された車内の天井にはエアコンの室内機が見えます。
この頃の特急車両は空調装置が完備されていたのですね。

窓の開閉装置が無いのですから当然でしょうけれど。







振り返って、いま歩いてきた「順路」を見てみます。



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